「ちむどんどん」第13回~うち、本当にあの会社で働きたいのかな | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第13
第3週「悩めるサーターアンダギー」
うち、本当にあの会社で働きたいのかな

 

 

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<夜・比嘉家>

歌子) ♪「いま私の願いごとが

 かなうならば 翼がほしい」

 子供の頃から、ピアノならってる人

 って、どのくらい金持ちなのかね。

優子) ん~おうちにピアノがあるって

 ことは、大きな畑を持っているとか、

 工場を経営しているとか、漁師さん

 なら、船を何艘も持っているとか。

歌子) うん…であるよね。

(洗濯物を畳みながら歌う歌子)

歌子) ♪「この背中に 鳥のように」

(内職をしながらそっと歌子を見る優子)

歌子) ♪「白い翼つけてください」

(風呂の焚き口に薪をくべている暢子)

 

**********

 

(湯船に賢秀)

賢秀) ♪「この大空に 

 翼をひろげ 飛んで行き」

 熱っ、熱っ、おい、暢子!

 暢子! おい! 熱い! おい!

 ちょっ…はあ…。

暢子) うち、悪くもないのに、

 「すみません」って、頭下げたんだよ。

賢秀) だからよ。

暢子) ニーニーが悪くないのは分かる。

 でもお母ちゃん、毎日朝は畑、昼は

 売店、夜は内職。もう何年もず~っと

 働いてるんだよ。

賢秀) だからよ。

暢子) うちは謝った。お母ちゃんにも、

 もう大丈夫だからって報告した。

 会社の人、ニーニーが謝りに来る

 ように言ってたよ。

賢秀) ♪「悲しみのない 自由な空へ」

(どんどん薪をくべる暢子)

賢秀) ♪「翼はた」

 あ…あ…熱っ、熱っ…!

 

**********

 

<山原小中学校>

良子) ありがとうございます。

(給料を受け取り、席に戻る良子)

(袋の中にドル紙幣)

(ブラウスのつぎあてを見る良子)

(手鏡を取り出し覗く良子)

金吾) ピースピース! ピース!

良子) 何してるんですか!

金吾) もちろん良子さんに、

 ピースを届にさぁ。

良子) どこまで恥知らずなんですか!

金吾) うちの工場がこの学校に寄付

 をするので、校長先生にご挨拶。

良子) ありがとうございます。

金吾) ハイサイ。欲しいもの、

 何でもプレゼントするよ!

 服でもバッグでも、化粧品でも。

良子) 要りま…せん。

金吾) 欲しいものないの?

教頭) 喜納さん!

 校長先生が、お待ちです。

金吾) 今行きます!

教頭) さあ。

金吾) 考えといてね、ピース!

 ピース、ピース!

(良子に微笑み去って行く金吾)

(うんざりした顔の良子)

女性) ねえ、給料出たし、名護に

 洋服とか買いに行くんだけど、

 つきあってくれない?

良子) 私は…。

(ブラウスのつぎあてを見る)

 

**********

 

<夜・共同売店>

賢秀) あ~…。

 ぽってかす!

 どいつもこいつも!

 何で俺が謝らないと

 いけないわけ?

 俺は、比嘉家の長男ヤシガ!

(酒の瓶をラッパ飲み)

タケヒロ) とととと…!

 もうやめとけ! 飲み過ぎ!

賢秀) 非番の巡査は黙っとけ!

 たまには飲もうと誘ったのは誰か!

 おい、すもう取ろう!

タケヒロ) ん!?

賢秀) すもう! ほら!

タケヒロ) また母親に迷惑かける気か!

賢秀) とめてくれるな、おっかさん!

 宇宙、パワー!

タケヒロ) 危ない! 危な…。

賢秀) おおっ!

タケヒロ) アイ、大丈夫か?

 まもるちゃん、まもるちゃ…。

賢秀) やったな、お前。

タケヒロ) まもるちゃん、助けて…。

賢秀) もう一回!

 

**********

 

<比嘉家>

(おでこに手拭いを乗せ、

 眠っている歌子)

(並べて敷いた隣の布団で、

 じっと天井を見ている暢子)

 

**********

 

(カーテンで仕切った隣の部屋に良子)

(ボストンバッグから買ったばかりの

 洋服を出し、1人微笑む)

(物音)

(服をバッグにしまう良子)

 

**********

 

賢秀) あ~っ、ああ…。

優子) 賢秀、大丈夫ねぇ?

賢秀) たらいま…。

優子) おかえり。はい。はい。

 ごはんは?

(ベロンベロンの賢秀)

賢秀) ああ…寝る。

 ああっ…う~ん…。

(居間に敷いた布団に倒れ込む)

優子) 歌子がまた熱出して。

 明日、下がらなかったら

 先生呼びたいんだけど、

 日曜でも来てくれるよね。

賢秀) (いびき)

(内職に戻る優子)

賢秀) 沖縄の一番星ヤサ…。

 ヘヘヘヘッ…。

 

**********

 

<朝・台所>

優子) (小声で)歌子は?

良子) まだ熱が。

 洗濯のあとうちが先生の

 所に行ってくるさぁ。

暢子) 歌子にあったかい

 もの作ろうねぇ。

良子) ニーニーも起こそう。

 仕事もしないで飲み歩いて。

優子) まだ寝かしてあげなさい。

 ゆうべ遅かったから。

暢子) お母ちゃんは

 ニーニーに甘いねぇ。

優子) 畑、行ってこようね。

良子) 行ってらっしゃい。

暢子) 行ってらっしゃい。

(寝たふりをしてそっと優子を見る賢秀)

 

**********

 

(畑でクワをを振る優子)

新垣) アイ、優子。頑張ってるね。

 もうそろそろよ、

 ジーマミーのおいしい季節よ。

優子) うちもジーマミー植えたい

 けど、畑が狭くて。お金持ちにな

 ったら、もっと、大きくしたいねぇ。

新垣) やさや。

(笑い声)

(道を行く、頭にかごを乗せたおばあ)

(陰から優子を見る賢秀)

 

**********

 

<比嘉家>

医者) じゃあ、お大事に。

暢子) ありがとうございました。

良子) ご苦労さまです。

(医者を見送る暢子と良子)

暢子) ネーネー、

 うち畑に行きたいから

 歌子をみててくれない?

良子) 私、そろそろ行かないと…。

暢子) えっ? どこに?

良子) 名護で勉強会。

(ボストンバッグを手に取る良子)

暢子) それ何ね?

良子) 資料とか、本とか。

(智が来る)

智) 良子出かけるん?

良子) 智、元気? 

 いい天気。またね。

智) 何?

暢子) 勉強会って。

 「明るい沖縄の未来を考える会」。

智) 頑張ってるな~。

 アリ、豆腐。

暢子) アイヤー! わざわざ?

智) うん。

 そこで先生と擦れ違った。

 歌子また?

暢子) 熱はそこまで高くないけど。

智) 眞境名商事どうなった?

 一人で謝りに行ったんだろ?

暢子) うん。

 まあ、就職は、大丈夫と思う。

智) そうだ。賢秀、働いてたよ。

暢子) ニーニーが? どこで?

智) ついさっき、ここ来る途中さぁ。

 

(回想・工事現場)

男性) ひも見りゃひも。

賢秀) はい!

 

暢子) 何でニーニーが突然…。

智) 泊まり込みの現場みたいだから、

 帰らなくても心配ないから。

暢子) うん。

智) 俺もちょっと、報告があるわけよ。

暢子) 報告?

智) 名護で働くことにした。

暢子) 豆腐は?

智) 朝は豆腐やって、

 それから名護に。

 サチ子と旭も手伝えるから。

暢子) どんな仕事する?

智) ハンバーガーショップ。

 将来食品卸をやってみたいから、

 その修業も兼ねて。

暢子) 食品卸?

智) 農家や市場からいろいろ仕入れ

 て、商店や食堂に配達する仕事。

暢子) はあ。

 みんな大人になるんだね~。

 偉いなあ、智もニーニーも

 ちゃんと働いて。ネーネーは

 先生になる夢をかなえたし、

 歌子は、歌は抜群にうまいし。

 それに比べてうちは…。

智) 暢子も春から働くんだろ?

暢子) そうだけど…。

智) 何か悩みでもあるわけ?

暢子) ううん、何でもない。

 うち、畑に行きたいから

 もうちょっと居ててくれない?

 歌子を一人にしたくないわけよ。

智) しょうがないな暢子の頼みなら。

 

**********

 

(手鏡を見ながら髪を整える歌子)

 

**********

 

暢子) ごめんね。行ってくる!

智) おう!

(奥から出てくる歌子)

歌子) 智ニーニー仕事でしょ?

 もう行っていいよ。

智) だけど暢子に…。

歌子) うちは大丈夫。

 寝てるの飽きたし、薬も飲んだし。

智) そっか。じゃあ…。

歌子) 好きなんでしょ?

智) ん?

歌子) 暢ネーネーのことが。

智) 俺…俺が? 暢子を?

歌子) 好きなんでしょ?

智) しんけん言ってる?

 ないない、それはありえん!

 ガサツで、おてんばで、

 食い意地張ってるし…。

歌子) でも好きなんでしょ?

智) アキサミヨー。

 何でよ? それは全然見当違い!

 ハハ…。じゃあな!

(智を目で追う歌子)

歌子) バカ。

 

**********

 

(部屋に戻り、棚の奥から、

 小さな巾着袋を取り出す歌子)

(袋の中に、手作りのメダル)

 

(回想・小学校の時の運動会)

智) 俺にとっては、歌子が1等賞。

歌子) ありがとう。

智) 1等賞。

 

(メダルを見つめる歌子)

 

**********

 

(畑に立ち、青い空を見ている暢子)

暢子) うち、本当にあの会社で

 働きたいのかな…。

 

**********

 

昨日ピースの金吾にちょっと期待しかけたけ

れど…相手の職場で口説くのは、ありえんw

う~ん。またも、希望の光を失ってしまった…。

 

うち、本当にあの会社で
働きたいのかな…。

 

まあね…あの会社ではなさそうだよね。暢子

が行くべきところは。どうも、意味のない変な

まわり道をさせて肩すかしのパターンなんだ

よねえ…。(何だか疲れたよ、パトラッシュ…)

 

それにしても、さとうきび畑はどこに行った?

やっぱり売ったのかしら? 何より、大叔父の

賢吉さん夫婦の安否が気になる。全然姿を

見せないのは何故? 借金の保証人なのに。

怖いよ~。7年の間に何があったんだ~い!

ちゃっちゃとナレーションで説明してくれれば

いいのに…。妙におあずけされるもんだから、

よからぬ妄想をしてしまうじゃないか(苦笑)。

 

 

合唱曲として大好きな曲だけど、1971年では

新曲(2月にリリース)。新鮮(し・ん・せ・ん)!

 

 

 

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