「おカネの切れ目が恋のはじまり」
第4話(最終回)~過去への旅
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早乙女) 彼は?
玲子) 彼?
早乙女) 猿渡君。
ここに居候してるんだろ?
玲子) 今朝どっかに行ったっきり、
帰ってきていません。
早乙女) ほんと、自由なヤツだな~。
**********
富彦) あいつは俺とは違う。
君のお父さんが事あるごと言ってた。
「役に立たないものを作れ」って。
菜々子) そうね~。
富彦) あいつにその才能がある。
俺とは違う、人を笑顔にする才能
を生まれときから持ってた。それ
にあきれるが、大人になっても何
一つ、失っちゃいない。
菜々子) それそのまま慶ちゃんに
言ってあげればいいのに。
富彦) 言うなよ、調子に乗るから。
菜々子) うん・・・。
富彦) それに俺は絶対に
継がせるつもりはない。
菜々子) またそんなふうに
意地悪言って。
富彦) あいつは責任など背負わ
んほうが輝ける。あいつは・・・
あいつのままでいい。
**********
菜々子) 慶ちゃん。ママはいつだって
慶ちゃんの一番のファンだからね。
**********
純) 猿渡さん、いい加減
帰ってきましたかね?
玲子) どうでしょうか。
元々、「住むところが決まるまで」
と、おっしゃっていましたから。
新しい居候先でも、見つけたんじゃ
ないですか?
純) ほんと、迷惑な人だけど、一緒
に働いてた時から、迷惑かけられど
おしだったけど、でも何か・・・嫌い
になれないんですよね、あの人って。
すぐへラッと笑って、ひょっこり帰っ
てきますから。
**********
玲子) 猿彦さん。どうして私は・・・
こんなにあの人のことが気になる
んでしょう。思えば、出会った時
から、果てしなく迷惑で。
この上なく・・・ほころびだらけで。
でも・・・思えば・・・猿渡さんはいつも・・・
いつも・・・いつも優しかった。
隣にいると気付かないけど。
隣にいないと。
正直、腹も立っていますよ。
心配するじゃないですか。
またどこかで、たくさんお金を使って、
どこかで一人、一円もなくなって帰れ
なくなってるんじゃないかとか・・・。
伊豆で・・・お父さんに会ったこと、
話したいのに・・・とか。
どうしてでしょうか。
どうしてか・・・寂しいみたいです。
会いたい・・・みたいです。
猿渡さんに。
つまり、私は・・・
ほころびを繕っているうちに、
猿渡さんのことを・・・。
あら、そうですね~。
今日は、とても長旅だったから、
疲れましたね。
**********
静かな夜は月を見る。
猿の声を聞いて、涙をこぼす。
まるで篝火みたいに、
草むらには蛍が飛び交い、
夜明け前の雨は、風に舞う、
木の葉に似ている。
**********
最後までご覧頂きありがとうございました!!
玲子) 帰りますよ。
慶太) 帰りますか。
春馬くん ずっと大好きだよ
キャスト・スタッフ一同
**********
一体どうやって物語を終わらせるのか・・・
観たい、でも観るのが怖い。観れば観る
ほど、「何で? どうして?」と思わずには
いられなくなった。彼の笑顔と、現実との
ギャップが大きすぎて、どうにも整理しき
れない感情がずっと心に渦巻いていた。
ロボット君の存在が、こんなにも救いにな
るとは思っていなかっただろうなあと思い
ながら、誰もがここにいない人のことを強
く思う気持ち、会いたいと思う気持ちその
ままが、伝わってくるいい終わり方だった。
彼のことを語る台詞はそのままそれぞれ
のメッセージのようにも聞こえて、みんな
の愛情が伝わってきて、胸が痛くなった。
春馬くん、ずっと大好きだよ。
テロップが全てを語っていて。その文字
を目にした時、涙が溢れて苦しくなった。
みんな、あなたのことが大好きだよ。
ずっと、ずっと、大好きだよ。
茉優ちゃん、頑張ったね。あなたの心の
痛みを思うと、本当につらい。彼が大好
きだった人、大切に思っていた人たちの
決して消えないだろう心の痛みがつらい。
深呼吸して。休んでいいから。逃げいい
から。深呼吸して、生きて、いきましょう。
映像の中に、音楽の中に生きている。生き
続けていると思えることは幸せかも。もう
会えない人を映像で見るたびに、また会え
たと思えることが最近のちょっとした幸せ。
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