「エール」第19回~おめえ・・・恋してんのか? | 日々のダダ漏れ

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「エール」 第19
第4週 「君はるか」
おめえ・・・恋してんのか?

 

 

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音) ♪(歌声)

御手洗) ストップ イット!

 もうどうしたの?

音) 手紙が…来ないんです。

御手洗) あれはファンレターよ。

 あなたにとっては大切な一通でも、

 彼にとってはありんこの中の一匹。

 宇宙の瞬く無数の星の中の星屑。

 いや数の子の中の一粒ぐらい…。

音) 先生もういいです。

御手洗) ミュージック ティーチャーね。

音) また書こうかな。

御手洗) いいけど…期待しちゃ駄目よ。

 彼は未来のインターナショナル

 コンポーザーよ。今のあなたとは、

 クラスが違うわ。

音) 先生って、ばっさり言うから…好き。

御手洗) ありがとう。

 私は、ミュージック ティー…。

 

**********

 

<関内家>

音) 手伝うよ。

岩城) ああ。

 

昔は作業場に入ることを叱っていた

岩城も、最近は人手が足りず、音に

手伝ってもらうようになっていました。

 

音) ねえ岩城さん。

岩城) うん?

音) 岩城さんは、

 何で結婚せんかったの?

岩城) 女には興味ないで。

音) そう? そうかな?

岩城) うん?

音) お母さんのこと、どう思っとんの?

岩城) 別に何も。

音) ふ~ん。まあいいけど。

岩城) お嬢は結婚せえへんのかん?

音) うん。歌手になるから。

岩城) 残念だのん。

音) えっ?

岩城) お嬢は筋がいい。

 安隆さんの腕を継いどる。

音) 昔は作業場入っただけでも

 怒っとったのに。

岩城) ハハ…

 まあそんな時代じゃないらあ。

 腕がありゃあ女子どもはないて。

音) へえ~ちょっと見直したわ。

吟) 音! 来たわよ!

 

**********

 

(部屋で手紙を読む音)

手紙・裕一) 「お手紙、ありがとうございました。

 たくさんの手紙の中で、音さんの言葉が、特別

 に私の心に響きました。『竹取物語』という共通

 点、音という名前、そして何より、あなたが歌手

 を目指しているということに、興味を引かれまし

 た。あなたの詩と音域を教えて頂けたら、あな

 たのために、曲を作りたいと、望んでいます」。

音) やった~! 

 やったやったやったやった! すごい!

梅) うるさいわ~!

音) 見て見て、

 私のために曲作ってくれるって。

梅) えっ?

吟) 正直絶対返信ないと思っとった。

 行動してみるもんね。

音) やって後悔するより

 やってしまえよ!

吟) 痛い!

梅) 「やらんで後悔するよりやって

 後悔する方がマシ」だと思うけど。

音) う~…曲楽しみ!

 詩、何にしよう? ねっ、何がいい?

梅) えっ?

 

**********

 

(並べた本の中から一枚の紙を取り出す梅)

梅) これ、どう?

(紙に印刷された詩を読む音)

音) うん!

 

**********

 

<銀行>

裕一) 「君を思えば はるかなり

 浪のかなたを はるかなり

 たよりをよめど かすかにて

 涙のうちに はるかなり」。

 すてきな詩だな~。

(目をつむる裕一)

(浮かぶメロディーに手が自然と動き、

 全身で指揮をする裕一)

茂兵衛) 留学なんぞ絶対に許さんからな。

裕一) えっ?

(目の前に茂兵衛と縮こまった三郎)

茂兵衛) もう待てん! すぐにでも、

 養子縁組の、手はずを整える。

 以後、父親は私だ。三郎でない。

裕一) りゅ…留学に…

 はん…反対ですか?

茂兵衛) 当然だ!

 お前は権藤家の跡取りだ。

 音楽家にするために、

 養子にするんでねえ!

裕一) はい…。

 

**********

 

<居酒屋>

三郎) すまねえ…取りつく島がねがった。

裕一) いいよ。大丈夫。

 期待してなかったから。

三郎) (ため息)

裕一) 茂兵衛おじさんが

 反対すんの当然だよ。

三郎) おめえ、やけに冷静じゃねえか?

裕一) 何か変だ…もっと怒っとか、茂兵衛

 の悪口言うとか俺に当たっとかあっても

 いいんじゃねえか? これはおめえにとっ

 て、人生最大の好機なんだぞ。

裕一) 分がってっけど、実は…。

三郎) 何だ?

裕一) い…いい。

三郎) 何だ? 言えよ。

 

**********

 

<下宿>

裕一) すてきだろ?

三郎) もうちっとマシな紙で書いで

 きてもよさそうだけどな。

裕一) あ~違うよ!

 これこそがすばらしいんだよ!

 常識にとらわれない感性。

 ファンレターの中で、彼女だけが、

 僕の音楽に興味持ってくれたんだ。

 見て、ここ…ほら。

三郎) おめえ…恋してんのか?

 会ったこともねえ、手紙だけの女に。

 

**********

 

<古山家>

浩二) 何でコンクールなんかに

 勝手に応募しちゃうわけ?

まさ) すごいことでしょ。世界で、2位よ。

浩二) はあ…留学したら、

 喜多一潰れんだよ?

 家族ぐちゃぐちゃだよ?

 分がってんのかな? あいつ。

まさ) 兄さんのこと、

 そんな悪く言うもんじゃないわ。

浩二) はあ…。

 母さんの意見聞かせてよ。

まさ) 私にも、何がいいのか、何が、家族

 にとっての最善策か、分かんないの。

浩二) そんなの決まってるよ。

 留学やめたらいいんだ。

まさ) そうかしら?

浩二) 母さんも…賛成なの?

 

**********

 

<深夜・喜多一>

(帰ってくる三郎)

(明かりの消えた店を見回す三郎)

 

(回想)

三郎) 東北で2台目ですよ。うん?

 

(回想)

三郎) 天下の喜多一が

 借金しろっつうのか!?

大河原) いやいや…だって、貸して

 くれっとこがあっかどうかも…。

 

(回想)

三郎) お願えします! このとおりだ。

 

(回想)

三郎) 旦那さん、ご決断を!

 

(回想) 

三郎) ほら持ってけジャンジャン!

 おい、落とすなよ! 

 危ねえ…早く運べ!

 よし…ゆっくり置け。

 

(回想)

三郎) 京都の呉服、一手に引き受ける!

 東北全部が、商売相手だ!

 

(回想)

及川) 大変です…とんずらしたって!

大河原) えっ!?

及川) 百貨店の売り場の人が言ってました。

 

(回想)

三郎) あんたしか喜多一を助けらんねえ!

 このとおりです!

茂兵衛) どっちかを養子に出せ。

 融資の条件はそれだけだ。

 

(回想)

大河原) 風邪ひかねえようにね。

 

(店のあがりがまちにぼんやり座った三郎)

(水を持ってくるまさ)

三郎) 一度…一度金のために魂売っち

 まったら、もう取り戻せねえんだな。

 あいづに…茂兵衛義兄さんに何も

 言えねがった。

まさ) 裕一は?

三郎) 冷静だった。それにあいづ…

 こんな時に、文通相手に恋してやがる。

まさ) とぼけてるっていうか…

 大物っていうか…。

三郎) あ~行かせてやりてえ~!

 

**********

 

<関内家>

音) ありえんって!

 信じられる? この親。

吟) うん?

(ちくわをかじる音)

(手紙を読む吟)

吟) 複雑な事情って何だろう?

音) どんな事情があっても、こんな

 機会逃すなんて考えられん。

吟) んっ!

(同封された裕一の写真)

音) フフッ。

吟) ふ~ん。

梅) まあまあ男前じゃん。

音) あたしは美醜なんて気にしない。

吟) あなたの写真が欲しいって

 書いてあるわよ。

音) そう。それがちょっと不安。

梅) 美醜気にしとるじゃん。

音) 裕一さんが気にするかもしれんじゃん。

梅) そんならその程度の人よ。

音) そうだよね…そうだ。

 

**********

 

(音が送ってきた詩、「君はるか」に

 曲を付ける裕一)

 

それから2人は、数え切れないほど、

手紙を交わしました。

好きな音楽のこと、家族や友人、

将来の夢、不安。

何でも手紙につづりました。

音楽の夢をひたむきに追う音に

感化され、裕一の音楽留学への

思いが、再び膨らんできました。

 

**********

 

音) ♪はるかなり

(裕一の写真を見ながら歌う音)

 

**********

 

<御手洗のレッスン室>

御手洗) まあ~ロマンチック!

 「いかに2人の間が離れていても、

 心は結ばれています。将来日本

 楽壇…いや、世界楽壇のトップを

 進む楽人になりましょう!

 今後作曲する全てを。、あなたに

 ささげます。古山裕一」。(泣)

(御手洗にハンカチを差し出す音)

御手洗) ありがとう。

 やっぱり、ファンタスティックな

 音楽を創造できる人は、

 文章も、ハートも、ビューティフル。

 あなたいい人と出会ったわ。

音) ただ、

 留学を反対されているらしくて。

御手洗) ホワッツ!? ありえない!

音) でも留学したらしたで、最低

 5年は学ばんといかんらしくて。

御手洗) はあ…いいわね。

 私もドイツに帰っちゃおうかしら。

 もう日本は、堅苦しいわ。

音) 5年…。

御手洗) だったら、

 あなたも行ったらいいじゃない。

 

**********

 

<関内家>

光子) いくらかかるか分かっとんの?

音) イギリスまでの船賃が450円。

 

今のお金で130万円くらいです。

 

光子) 裕一さんは、ちゃんと賞を取って、

 学校への入学許可ももらって、しかも、

 お金までもらって行くの。あんた…今

 行っても、な~んも学べんわよ。

(音の肩をたたき、立ち去る光子)

梅) 運命信じとるの?

 幸せな人だわ。

 私は自分の力しか信じない。

(立ち去る梅)

 

**********

 

<喜多一>

三郎) ええ~っ!?

 

そんな中、想像だにしない

知らせが届いたのです。

 

三郎) ええ~っ!?

 

**********

 

ええ~っ!? と驚く三郎で終わったけれど、

裕一の惚れっぽさに「ええ~っ!?」だよw

いや、まあ、若いからこその惚れっぽさでは

あるけれど…。萌えない。あまりに萌えない。

三郎の回想が多すぎるのは、脚本交代によ

る混乱を埋める苦肉の策なんだろうけど…。

 

5週目、6週目になってどうなっているのか。

今回の朝ドラの未来はまだまだこれから?

(これから先いい方に変わればええなぁ…)

 

 

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