「なつぞら」第151回~家政婦のミタ・・・じゃなく富士子さんの巻 | 日々のダダ漏れ

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「なつぞら」 第151
第26週 「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」
家政婦のミタ・・・じゃなく富士子さんの巻

 

 

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昭和50(1975)年 3月

 

昭和50年3月、富士子さんが、小学校に

上がる優のために、上京してくれました。

 

<坂場家>

富士子) じいちゃんがね…

 このところ元気がないんだわ。

なつ) えっ?

富士子) 病気とかないんだけどね…90だしね。

なつ) 父さんも言ってた…穏やかになったって。

富士子) 私の母さんのことがあってから、

 医者が嫌いでね、一度もかかったことがない

 でしょ。無理やり連れていこうとしたら、もう

 十分なんて言うんだわ。そうはいっても、なか

 なかしぶといと思うんだけどね、じいちゃんの

 ことだから。

 

**********

 

そして4月、優は、

小学校に入学しました。

 

しかし、こんな日も、

なつとイッキュウさんは、休めません。

 

<坂場家>

なつ) ごめんね母さん、慌ただしくて。

富士子) そのために来たんだから。

坂場) お義母さんすみません。

 よろしくお願いします。

富士子) あっ、イッキュウさんのご両親から

 届いた、この百科事典、どうするの?

坂場) あ~そのまま置いといて下さい。

 出してもまだ読めませんから。

富士子) 分かった。

なつ) 名古屋のおじいちゃんおばあちゃんに

 入学式の写真と一緒に、お手紙送ろうね。

優) うん。

なつ) 優、おめでとう。

坂場) おめでとう。

なつ) なるべく早く帰ってくるからね。

優) 行ってらっしゃい。

 

**********

 

<マコプロダクション>

なつ) おはようございます。

坂場) 遅くなってすみません。

桃代) なっちゃんおめでとう。

なつ) ありがとう。

陽平) おめでとう。

なつ) ありがとうございます。

町田) これ今朝回収した原画です。

なつ) あ…みんな、どう?

町田) 外注先もみんな徹夜続きです。

 あっ、でも作品にはみんな自信持ってるんで、

 それでなんとか、持ちこたえてる感じですね。

なつ) あ…。

麻子) イッキュウさん、

 今日中に次の絵コンテ上げてね。

坂場) 分かってます。

 

「大草原の少女ソラ」は、放送から半年がたち、

人気番組になっていました。物語も佳境を迎え、

なつたちも、外注先も、視聴者の期待に応えよ

うと、必死に作業を続けました。

 

**********

 

<坂場家>

(ノートに字を書いている優)

富士子) 上手。もう一つ…。

(ブザー)

富士子) はい。

千遥) こんにちは。

富士子) 千遥ちゃん?

千遥) 姉からお見えになっていると

 聞いていたので。

(千遥の横を見る富士子)

富士子) えっ?

千遥) 千夏です。

富士子) あれ! 

 本当昔のなつにそっくりだわ。

優) 千夏ちゃん!

千夏) 優ちゃん!

富士子) どうぞ、上がって。

千遥) お邪魔します。

 あの、柴田さん、その節は、大変失礼を

 してすみませんでした。私の洋服まで取

 っといて、頂いてありがとうございます。

富士子) なんもさ。

 そんな水くさいこと言わなくていいの。

千遥) あっ、これ、

 優ちゃんの入学祝に、作ってきたんです。

富士子) 千遥ちゃんのお料理?

千遥) はい。

富士子) うれしいわ。

 なつもイッキュウさんも喜ぶわ。

千遥) 柴田さんも、

 いつか是非お店にいらして下さい。

(千遥の手を握る富士子)

富士子) 千遥ちゃん、本当によかった…。

千遥) ご心配をおかけしてすみませんでした。

 じいちゃんも喜んでたわ。

(微笑む千遥) 

 

**********

 

<マコプロダクション>

坂場) これが、レイが父さんに夢を語るシーン

 の絵コンテです。場所は、ソラとレイが風の丘

 と呼んでいる丘で、そこで、星を見ながら語る

 ようにしたいんです。

なつ) 星を見ながらね…。それは、何時ごろ?

坂場) 何時?

なつ) 眠る前? それとも、朝の搾乳をする前?

坂場) う~ん…。

(絵コンテを見るなつ)

 

**********

 

新天地を求めて旅をするソラの家族は、

その途中で、川に流されていたレイを

助けました。いつしかソラとレイは、本

当の家族のように育っていきました。

やがてレイは、馬の死をきっかけに、

獣医になりたいという夢を抱くようにな

りました。レイは、その夢をかなえるた

めに、遠くの街へ旅立つことを、父さん

に告げるのでした。

レイが父さんに夢を語るシーンか…。

 

(夕空を眺めるなつ)

 

**********

 

<柴田家>

(縁側に座り、夕空を見ている泰樹)

 

**********

 

(絵コンテを手に立ち上がるなつ)

なつ) イッキュウさん。

坂場) うん?

なつ) この絵コンテだけど、星を見ながら

 話すのはいいけど、やっぱり最後は夜明

 けにしない?

坂場) 夜明け?

なつ) そう。

 話終えた2人に、朝日が昇ってくるの。

 牛飼いの生活は、太陽と共にあるでしょ。

 その始まりを示す朝日の中でなら、

 父さんとレイの別れる決心も、もっと、

 希望に満ちたものになると思う。私も、

 朝日に励まされたことがあったから。

神地) 開拓者を励ます朝日か…

 いいと思う! 

坂場) それならもっと風の丘であることも生か

 せるな。風と光で、夜明けのにおいを出そう。

麻子) ちょっと、変えるならすぐに動いてよ。

 もう時間ないんだから。

坂場) 分かりました。陽平さん! 

神地) モモッチ!

陽平) どうしたの?

坂場) このシーンなんですが、

 最後は夜明けにしたいんです。

陽平) 夜明け? なるほど…。

 僕も昔は天陽たちと一緒に開墾してて、

 十勝の夜明けは何度も見てるよ。

坂場) 風と光で、それを表現したいんです。

なつ) 陽平さんの中にある夜明けを、

 是非描いて下さい。

陽平) 分かった。描いてみるよ。

桃代) 私は?

神地) 光が出れば人物に影も出るだろ。

桃代) うん。

神地) 夜明けらしい影の色を陽平さんと

 相談して、勉強しといた方がいいよ。

桃代) なるほど。ありがとう神っち。

神地) モモッチには才能があるんだから。

桃代) 神っちにそんなこと言われると、

 うれしい。

茜) 忙しいのに、何かいい感じね。

麻子) あ~これであと何枚増えることやら。

 

**********

 

<坂場家>

なつ) ただいま。ただいま。

(優の寝顔を見て居間に戻るなつ)

富士子) これ、

 千遥ちゃんが持ってきてくれたの。

なつ) えっ、千遥が来たの?

富士子) うん。わざわざ入学のお祝い

 にって持ってきてくれたわ。

なつ) おいしそう。

富士子) 本当においしかったわ。

 食べるかい?

なつ) うん。うれしい…。

 これから仕事するから、その前に。

富士子) 体壊すよ。

 というより、壊さない方が不思議だわ。

なつ) ハハ…じいちゃんにも届けたいしょ。

富士子) えっ?

なつ) じいちゃんも見てくれてるんでしょ?

 したら、じいちゃんに少しでも、

 元気になってもらいたいのさ。

富士子) なつ…。

なつ) うん?

富士子) 心配してるんだね。

なつ) じいちゃんだけでなく、じいちゃんの

 ような、開拓者の人に恥ずかしくないもの

 を見せたいんだわ。私にできる恩返しは、

 それだけだから…。頂きます。ん~!

 

**********

 

<マコプロダクション>

(筆を叩いて絵の具を散らし、星空を描く陽平)

 

なつたちは、

ロケハンで出会った、十勝の人々や、

風景を思い出しながら、開拓者の物語を、

描いてゆきました。

 

(父親の原画を描くなつ)

 

(回想)

なつ) じいちゃんが一人で北海道に来て、

 開拓したみたいに…。私も、挑戦したい。

泰樹) よく言った。

 それでこそ、わしの孫じゃ!

 行ってこい。

 東京を耕してこい! 開拓してこい!

 

**********

 

そして、そのシーンが、

放送される日を迎えました。

 

<坂場家>

テレビ) ♪育ててくれる

 昨日の涙と 明日の笑顔は きっと友達

(テレビを見ながら夕飯を食べるなつたち)

 

**********

 

<柴田家>

(テレビの前に座った泰樹たち柴田家の一同)

 

レイ) 「父さん、僕は牛や馬を助けたい。

 命を救いたい。そのために勉強したいんだ。

 そのためには、遠くの街に行かなくちゃいけ

 ない。父さんの牧場を一緒にやりたいけど、

 ごめん…僕はどうしても獣医になりたいんだ。

 行きたいんだ」。

父さん) 「レイ…あのひときわ輝いている星を

 見ろ。あれは明けの明星だ。この辺りでは古

 くから、朝の口にいる神と呼ばれている」。

レイ) 「朝の神様…?」。

父さん) 「お前は今、あの神様に誓ったんだ。

 よく言った。それでこそ私の息子だ」。

レイ) 「父さん…」。

父さん) 「行ってこい、レイ…。

 お前がいなくても、俺がこの牧場を守る。

 お前の分まで守ってみせる。

 だから、行ってこい。

 お前はお前の夢を守れ」。

レイ) 「父さん!」。

(父さんにしがみつくレイ)

レイ) (泣)

(朝日が2人を照らし、

 風が父さんの帽子を舞あげる)

(朝焼けの空を見る2人)

 

(テレビの画面を見つめる泰樹の

 目に涙が溢れている)

 

なつよ、どうやら、

風は、ここまで吹いたようだ。

 

**********
 

夫が関係者だからって…まさか家政婦のミタさんを

こき使うとは…さすがなつ! (ドラマが違いますw)

まあ、あのドラマを意識しているかどうかは分から

ないけど…明らかに富士子さんは家政婦扱いよね。

アイスクリーム屋という夢を中断させて、おのれの

わがままのために義母をこき使うヒロイン…。ある

意味すごいといえばすごい。新しいヒロイン像だw

 

千遥がお祝いの料理を持ってくるの期待してたで

しょ?って感じだし。だって娘の入学式のあと、早

く帰ってくるって言いながら、お祝いのケーキぐらい

買ってくるかと思いきや…手ぶらだし。食事も全部

富士子さんに丸投げ? てか…祝う気もないよね。

千遥の料理がなかったらどうするつもりだったの?

 

じいちゃんと自分をモデルにしたアニメもいいけど、

なつの行いが目に余るおかげで入り込めないよ…。

 

 

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