「まんぷく」第131回~新商品の名前は・・・まんぷくヌードル! | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第131
第23週 「新商品!?」
新商品の名前は・・・まんぷくヌードル!

 

 

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<社長室>

世良) カップ麺?

真一) いちいち容器に入った麺言うのは、

 ややこしいでしょう。かといって、容器麺

 言うたらこう、何やら不気味やから、英語

 に変えて、カップ麺と呼ぼうということに

 なったんです。

世良) 呼び方なんかどうでもええ。

 そんなもん作るんはあかんて。

真一) 世良さんが言うたところで、

 もうどうにもなりません。

世良) 売ったるんは僕やぞ。

 ええ匂いやな。

真一) 売ったる?

世良) うちはまんぷく食品の

 専属商社やろ。

真一) せやかて、

 商品開発に口を出す権利は…。

世良) 真一さんな…ええ匂いやなおい。

萬平) もういけますよ。

世良) おお。真一さんな、

 何べんも言わさんといてくれ。

 どこの家にも丼はある。

 麺が容器に入ってるからいうて…。

真一) カップです。

世良) カップに入ってるからいうてやな、

 買うもんはおらんて。

萬平) 世良さん、新商品のスープ、

 味見してみて下さい。

真一) 社長のベロメーターが作った、

 絶品ですよ。

世良) ベロメーターって、何やそれ。

(スープを飲む世良)

世良) 君は立花教の…うますぎる!

 何やこれ。

萬平) ハハ、ありがとうございます。

世良) こんなおいしいスープが出来た

 んやったら普通に売ればええやんけ。

 容器なんかな…。

真一) カップ!

世良) カップなんか作る分コストかかるで。

真一) 社長は、

 新商品を100円で売る言うてます。

世良) 100円!?

萬平) その金額に見合うものにしますから。

世良) 袋麺は30円やぞ。

 容器に入ってるからいうて…。

真一) カップや!

世良) どっちでもええねん!

 100円は高すぎるって。誰も買わんど。

萬平) 値段も含めて、今までになかった

 ものだとアピールしたいんですよ。

世良) あかん。

 立花君を裸の王様にしたらあかん。

萬平) 裸の王様じゃありませんよ。

世良) 裸や裸。真っ裸や。スッポンポンや。

福子) 昼間っから何を言うてるんですか

 世良さん。

世良) 福ちゃん。

福子) 萬平さん、お弁当。

 また忘れてましたよ。

萬平) ああありがとありがと。

世良) 福ちゃんは知ってんのか、

 カップ麺のこと。

真一) やっと覚えた。

福子) もちろん知ってます。

真一) そのスープは、

 萬平君と福ちゃんが作ったんや。

世良) やっぱり、

 福ちゃんも立花教の信者かいな。

世良) そや真一さん。この前真一さん

 の奥様とお昼ごはん食べたんです。

真一) 好美から聞いたよ。

 福ちゃんの友達、紹介してもろたて。

 

(回想)

牧) 牧、善之介です。

恵) 妻の、恵です。

福子) こちら真一さんの奥様の、

 好美さんです。

好美) 小野塚好美です。

牧) きれいな歯並びだ。

好美) えっ?

恵) ごめんなさい、仕事柄つい。

福子) 牧さんは歯医者さんやの。

好美) まあ。

牧) 虫歯は、予防が肝心です。

恵) そんな話食べる前にしなくても。

野呂) コーンスープお待たせ。

牧) これはこれはオーナー自ら。

野呂) 当たり前やで。

 福ちゃんと、牧ご夫妻やで。

福子) ここのオーナーの野呂さんです。

好美) ここの料理はすごくおいしいって

 福ちゃんから聞きました。

野呂) いやいや、全部缶詰ですわ。

好美) 缶詰!?

野呂) はい。

牧) その冗談はやめた方がええ。

野呂) うそです。

 僕が、心を込めて作りました。

牧) どうぞ、味わって下さい好美さん。

 

世良) 牧先生いうたら僕が通ってる

 歯医者さんやないか。

福子) えっ、そうなんですか?

世良) おお。あの背のひっくい先生やろ。

 あの病院中に馬の絵が飾ってある。

福子) そうそう蘭丸。

真一) そら奇遇やな。

萬平) あの先生は腕がいい。

世良) せやねん。

 僕がこないだ虫歯になった時もやな…。

 はあ…何で歯医者の話で盛り上がっとん

 ねん。今はカップ麺のことを話しとんねん。

福子) 世良さんが反対されてるのは

 聞いてますよ。確かに、どこのおうち

 にも丼はあります。

世良) せや。

福子) せやけど、外にはありませんよ。

世良) はあ?

萬平) 最初からカップに入っていれば、

 公園で食べることもできます。

真一) 野球場でも食べられる。

福子) 歩きながらでも。

世良) そこまでして

 ラーメン食いたいか君らは。

萬平) いや、

 食べたくなるようにするんです。

真一) 日本人の生活習慣を変える

 言うてるんです。

福子) 実現したら画期的な発明ですよ。

世良) やっぱり君らは、おかしいで。

 ついていかれへんわ。

 

**********

 

<研究室>

神部) ああ熱いな。

(ノック)

福子) 失礼します。

神部) あっ、奥様。

福子) お久しぶり神部さん。源がね、

 お弁当忘れていったもんやから。

 はい源。

源) わざわざ持ってこんでも。

神部) 素直にありがとう言うんや。

源) ありがとう。

福子) はいどういたしまして。

神部) あっ、紹介しますね。

 社長の奥様や。

戸塚) あっ、ええっ…。

神部) ここにいるのが新商品開発

 チームのメンバーです。

西野) 西野です。

戸塚) 戸塚と申します。

久坂) 久坂です。

福子) どうもいつも、主人と、

 源がお世話になっております。

源) やめてくれよ。

福子) 何言うてんの。

神部) 今僕と立花とで、カップ麺の

 容器を考えてるんです。

福子) こんなに…。

神部) 軽くて丈夫で、断熱性の高い

 素材を探してるんですが…。

源) 簡単にはいかないんや。

福子) こういう形になるんですか?

神部) いや、最初は丼形を考えて

 たんですが、社長が…。

 

(回想)

萬平) 駄目だ。もうっとこう、

 紙コップを大きくした形にしなさい。

源) でもラーメンなんやから。

萬平) そういう固定概念は捨てろ。

 紙コップのような、逆円すい形であれば、

 手に持ちやすい。こう、立ったままでも、

 歩きながらでも食べることができる。

神部) ラーメンを歩きながら

 食べるんですか?

萬平) だから、手にずっと持ったまま

 でも、熱くならない素材で作らなきゃ

 いけないんだ。

 

福子) それは前から言うてました萬平さん。

神部) そやけど立花は聞いてなかったん

 ですよ。うちでは仕事の話はしないって。

源) そんな大事なことやったらおやじから

 言うてくれたらよかったのに。

福子) あなたが家では仕事の話はしたく

 ないって言うてたんでしょう?

源) そうやけど…。

神部) ああ奥様。西野は社長と奥様が

 作ったスープをエキスにする担当です。

 久坂と戸塚は、新しい麺を開発してます。

西野) このスープの味は複雑すぎて、

 このまま煮込んだら風味が変わって

 しまうんです。まんぷくラーメンの

 ようにはいきません。

戸塚) 新しい麺も社長からは、まんぷく

 ラーメンよりも太くて、コシがあって、3分

 で戻る麺にしてくれって言われてます。

久坂) そんな簡単に言われてもな…。

福子) 確かにそれは難しいわ。

 

**********

 

<立花家>

萬平) 頭の中にイメージはあるんだ、

 商品の。でもそれが、具体的な形じ

 ゃないんだ。

福子) 萬平さんがまだ、見えてない

 なら、社員の皆さんかて困りますね。

萬平) 福子が社員になって

 くれればいいんだ。

福子) 福子が社員!?

萬平) お前が僕の考えを一番察してくれる。

福子) 今更それは無理ですよ。

萬平) 源や幸は大人だし、お義母さんは

 元気だ。お前だって、家でのほほんと

 テレビ見て過ごすのは退屈だろう。

福子) あっ、

 のほほんとなんてしてませんよ。

 主婦は結構忙しいんです。

萬平) スープ作りの時は

 手伝ってくれたじゃないか。

福子) あれは…。

萬平) 手伝いたいんだろう、お前だって。

福子) カップ麺の開発チームは、

 若手中心なんでしょう?

 源かているんやし。

萬平) まあそうだな。

福子) 若い人たちを信じて任せないと。

 大事なことやと思いますよ。

萬平) 分かったよ。もう福子は頼らないよ。

福子) えっ…それは嫌や。手伝いたくな

 いわけやないんです。むしろ手伝いたい。

萬平) でも今…。

福子) スープ作りの時みたいに、萬平さん

 がうちに持ち帰ってやる仕事があったら、

 喜んで手伝います。手伝わせて下さい。

萬平) フッ…分かったよ。

 

**********

 

その夜のことでした。

 

(目を覚ます福子)

福子) 萬平さん。

萬平) ああ、起こしてすまん。いや、

 ちょっと、思いついたことがあってな、

 目が覚めてしまったんだ。メモして

 おかないと忘れてしまうから。

福子) 寝てても仕事のこと

 考えてるんですか。

萬平) よし、寝よう。

(スタンドの明かりを消す萬平)

萬平) あっ、そうだ。

(明かりをつける萬平)

萬平) すまん。もう僕のことは

 気にしないで寝ててくれ。

 

**********

 

<研究室>

(黒板に「まんぷくヌードル」と書く萬平)

神部) ヌードル?

萬平) ゆうべ思いついた。

 英語で、麺という意味だ。

源) まんぷくヌードル。

萬平) これを、新商品の名前にする。

 これは、世界市場を視野に入れている

 ということも、今までのラーメンの概念

 を覆すという意味も込めた名前だ。

西野) ヌードルって…。

久坂) ヌードみたいだな。

戸塚) 久坂さん。

久坂) はい。

萬平) 久坂君。

久坂) はい。

萬平) ラーメンじゃなくて、

 ヌードルを作るんだぞ。

 どこのコックにも作れないような、

 うまいヌードルを。

久坂) はい。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

アキラ) 来なくなった?

しのぶ) お弟子さんが?

克子) こないだ、

 泣いて帰ってしもて、あれ以来。

 

(回想)

忠彦) でも君は、カラスを、カボスに

 変えただけやないか。駄目よそれは。

名木) えっ…・

忠彦) 技術は、いくらでも盗みなさい。

 でも、何を描きたいかは、自分で、

 決めるんや。君の中に、あるはずや。

名木) 僕は、先生の絵が、

 大好きなんです!

 

克子) ちょっと否定されただけで、

 来なくなるやなんて、やっぱり情けない。

タカ) うちの大介は、

 絶対そんな男には育てません。

アキラ) まっ、そこまでの人間やった

 っちゅうことやな。その、何や…。

タカ) 名木。

アキラ) そう名木君ちゅうのは。あ~あ。

しのぶ) 向いてなかったんやね、

 芸術家には。

 

**********

 

<立花家・玄関>

萬平) ただいま。

源) ただいま。

(玄関の靴を見る萬平)

萬平) 誰が来てるんだ?

 

**********

 

<立花家・リビング>

福子) これは、もろきゅう。

3人) モロキュウ。

福子) イエス。(英)生のキュウリに、

 お味噌を付けて食べます。

レオナルド) ミソ。

福子) ディップディップ。

レオナルド) (英)美味い。

男性) (英)面白い味だね。

男性) (英)気に入った。

福子) よかった。

萬平) 何だこの人たちは。

鈴) ああ、さっちゃんの、お友達やて。

幸) 今日、万博に行ってきたの。

 そこで知り合うたのよ。

福子) 幸がいきなり連れてきたから

 びっくりしてしもたわ。

鈴) ほんまや。

レオナルド) オイシイネ。

幸) サンキュー。

萬平) ちょうどいい。源、用意しろ。

源) えっ?

 

**********

 

(丼に作ったまんぷくラーメン)

福子) はい、3分です。

萬平) どうぞ、食べてみて下さい。

 麺はまだ普通の麺ですが、

 スープは新しく改良したものです。

福子) (英)麺はまだ普通の麺ですが、

 スープは新しく改良したものです。

鈴) うちに仕事は持ち込まない

 んやなかったの?

源) せやけどこれは…仕事か。

(フォークを使う男性)

男性) (英)なかなか巻けない。

レオナルド) (英)長すぎる。

福子) 麺が長すぎるって。

萬平) あっ、そのままこう、

 スッて、すすればいいんですよ。

幸) 欧米の人には麺をすする

 文化がないのよ、お父さん。

源) 音を立ててすするのは

 マナー違反やしなあ。

(麺がのどにつまる男性)

福子) 少しずつで。

 (英)少しずつ少しずつ。

レオナルド) (英)熱い!

幸) (英)無理しないで。

萬平) まずいぞ。

福子) えっ?

萬平) まんぷくヌードルは、

 海外販売を視野に入れた商品だ。

 これは大問題だぞ。

レオナルド) トゥホット。トゥホット。

幸) お水持ってくるわ。

福子) そう、お水や。

源) はよ持ってきて。

福子) 大問題…はあ…。

 

**********
 

新商品のカップ麺のイメージは、まだ萬平の

頭の中で形にならないまま漠然とした状態。

とはいえ、既に完成形を知っているっていう

のもあるけれど…ほとんど出来上がってる

よね。外国人が紙コップに入れてまんぷくラ

ーメンを食べた時点で。スープは出来たし、

あとは麺と容器の素材を見つけるだけのよ

うな…と思っていたら、幸が万博で知り合っ

た外国人男性たちにラーメンを食べてもらい、

世界市場に出す問題点に気付く萬平の図。

 

そうそう、麺をすするって、意外とできなかっ

たりするんだよね。日本人には気づきにくい

ことだけれど…。箸じゃなくても食べやすい、

フォークでも食べやすい麺とは? いろんな

気づきがありそう。世界市場を目指すなら、

売ろうと思う国の人にも食べてもらわないと

分からないことはたくさんあるよね。たくさん

の外国人が訪れている万博って、リサーチ

するチャンスじゃね? って事になるわけか。

 

いつの時代にもある、その時代の新人類、

若者世代の扱い方どうする問題。こういう

問題ってなくならないんだろうなぁ(ため息)

 

 

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