「半分、青い」第91回~ついに結婚・・・私が家族になるよ | 日々のダダ漏れ

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「半分、青い」 第91
第16週 「抱きしめたい!
ついに結婚・・・私が家族になるよ

 

 

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涼次) お嬢さんを…。娘さんを…。
 く…ハハハハハハッ。
 ハハハハハハハッ!
 あっ、ごめんなさい!
 俺、おかしくなっちゃって…。
 こういう、かしこまったの…。
 ツボ入っちゃった! ハハハッ!

 すいません…。

仙吉) アハハハハハハッ!

 ア~ッハッハッハッハッハッ!

 ほやけど…。

(笑い声)

宇太郎) 本当やな! びっくりするわ!

**********

 

<夜・居間>

涼次) おいしいです。鮎の甘露煮。

晴) あ~本当!

 お口に合ってよかった。

宇太郎) あっ、これね、

 こっちの方のお酒。ふくろうの山。

涼次) へえ~。

宇太郎) ちょっと飲んで。おいしょ。

涼次) ありがとうございます。

宇太郎) よいしょ。

涼次) あっ、いえ、お義父さんも。

 

**********

 

<仙吉の部屋>

(仙吉の肩をもんでいる草太)

鈴愛) やっぱここやったか。

仙吉) あ~。

 ちょっと、飲み過ぎたわ。

鈴愛) おじいちゃん、ありがと。

 笑ってくれて。どうなるかと思った。

仙吉) ハハハッ、ああいう事、あるでな。

 葬式で笑いたなったりな。

草太) おじいちゃん、それはあかんわ。

晴) ちょっと鈴愛。

鈴愛) ん?

晴) あっ、草太戻って。

 涼ちゃんさん寂しなってまう。

 おとうちゃんしかおらん。

草太) あいよ。では未来のお義兄さん

 とお酒飲んできますね。

仙吉) おじいちゃんももう少ししたら、

 ギター持って歌いに行くで。

草太) うん。

鈴愛) お母ちゃん、何やった?

晴) あっ、涼ちゃんさんの寝るとこ。

鈴愛) 茶の間でええんやない?

晴) ほかに、ないもんな。

 

**********

 

(仏壇に向かい手を合わせる涼次と鈴愛)

鈴愛) 美人やろ?

 私はおばあちゃんに似とる。

 おばあちゃんも調子よかった。

 

あらあら、お言葉ね。

初めまして、涼ちゃん。

よろしくね。

 

(写真にお辞儀をする涼次)

 

**********

 

鈴愛) ここが私の部屋やったとこや。

涼次) ふ~ん。

鈴愛) あっ、ここに龍がいる!

涼次) ん?

鈴愛) あっ…。よっ!

(カーペットの上に仰向けになる鈴愛)

(並んで寝転ぶ涼次)

鈴愛) ここ。

涼次) あっ、本当だ!

鈴愛) フフフッ。

 子どもの頃から見てた。

涼次) 小さい頃の鈴愛ちゃんに

 会いたかったな。

鈴愛) 涼ちゃん…。

(微笑み合う2人)

草太) あの~。

涼次) あっ!

(飛び起きる涼次)

草太) 思い出ツアーの最中

 申し訳ございませんが…。

鈴愛) 何よ草太。

草太) お母ちゃんが。

 涼ちゃんさん、風呂どうぞって。

涼次) ああ、はい。

宇太郎) あっ、ここにいりゃ~たか。

 明日ね、明日、どこ行きたい?

 店休みやでどこでも連れてけるよ。

 明治村か? 恵那峡か? 金華山か?

涼次) え~っと、お風呂に入りながら 

 考えてもいいですか?

宇太郎) おうおう、一緒に入るか?

鈴愛) 行ってらっしゃい。

涼次) あっ、行ってきます。

 

**********

 

(居間に布団を敷く鈴愛と晴)

鈴愛) いよっ!

(でんぐり返る鈴愛)

鈴愛) 不思議な気分や!

 涼ちゃんがうちにいるの、面白い。

晴) フフッ。あんたは相変わらず…。

 子どものまんまやな。そんなんで

 お嫁行けるんかなあ…。

鈴愛) ほやけど…ほやけど

 お母ちゃん、ええ人やろ?

晴) ええ人や。

鈴愛) うわ~。

 

**********

 

(風呂上りの涼次)

涼次) あっ!

鈴愛・涼次) おお…。

鈴愛) 忙しい忙しい。あんたの枕や。

 よいしょ。

涼次) お風呂頂きました!

 みかんが浮いてて、いい香りで。

晴) あ~フフッ。いつもはそんな

 しゃれた事せんのやけどね。

 あっ、こっちは東京より冷えるから、

 これどてら。

涼次) ああ、すいません。

晴) ちょっとダサいかもしれんけど。

涼次) いやいや。

 

なんかもう、

楡野家はうれしくなってしまって。

涼ちゃんの訪問に、

うれしくなってしまって、

浮かれています。

 

涼次) 本当ですか?

鈴愛) かっこええよ。

晴) かっこええな!

涼次) いやいや…やめて下さい。

 あ~すいません。鈴愛さん僕も。

 

**********

 

<スタンドの灯を付けた居間>

(急須を湯飲みを持って来る鈴愛)

鈴愛) 湯冷まし。枕元に…。

(布団の上に座り、泣いている涼次)

鈴愛) ん?

涼次) ごめん。俺…。

鈴愛) どした?

涼次) 俺…家族いなくて。

鈴愛) うん。

涼次) 僕の父親は、絵の仕事をしてて、

 母親と2人で、海外に、仕事に行く事

 になって…。僕は、おじいちゃんと、お

 ばあちゃんちに、その間預けられた。

鈴愛) うん。

涼次) 行ってらっしゃいって、送り出して、

 おじいちゃんとおばあちゃんの家から、

 空港に向かう、途中の事故…。

 行ってらっしゃい、があったら、お帰り

 なさい、が、あるでしょ? 普通。

鈴愛) うん…。

涼次) 行ってらっしゃい、のまま、

 終わるって事は、ないでしょ、普通。

鈴愛) うん…。

涼次) お父さんとお母さん、長い事

 帰ってこないなあって、思ってた。

 僕には、家族がいなかった。(泣)

(涼次を抱きしめる鈴愛)

鈴愛) 私が家族になるよ。

涼次) うん…。

鈴愛) これからは、私が家族だし、

 楡野の家の人は、みんなアホだけど、

 いい人だから…。涼ちゃんの家族に

 なるよ。

涼次) うん…。(泣)

 

**********

 

(庭の隅にある壊れかけの犬小屋)

涼次) 犬がいたんですか? ポチ。

仙吉) そうそう、私が名前を付けよう

 と思ったら、宇太郎が付けてまった。

宇太郎) じいちゃん、

 何年前の話しとる?

涼次) 庭のある家、いいですね。

宇太郎) アハハッ。

 庭っていっても、猫の額や。

草太) 結婚したらどんなとこ

 住むんですか?

涼次) まだ、これから…。

仙吉) あ~いいなあ、若い人は!

 

**********

 

<晴たちの部屋>

(ふくろうのブローチ)

鈴愛) すてき…。

晴) 目がサファイアで、口がルビーや。

鈴愛) へえ~すごい…。

晴) おかあちゃんが結婚してきた時に、

 おばあちゃんからもらった。おばあち

 ゃんが若い時に使っとったらしい。

鈴愛) いいの?

晴) うん。あんたが結婚してく時に、

 あげようと思っとった。

鈴愛) ありがと。大事にする。

 お母ちゃん。

晴) 何い?

鈴愛) お母ちゃん。

晴) 何い、気持ち悪い。

 あんたはいつまで言うね?

 いい年してお母ちゃんって…。

 お母さんって言わせなあかなんだ。

 甘かった。

鈴愛) 甘ない。

(晴を背中から抱きしめる鈴愛)

鈴愛) ちょうどいい。

晴) な~に、この子は。

 何やね、この子は…。

 大きなってまって。

 結婚してくかね。(涙)

鈴愛) (涙)

晴) おめでとう、鈴愛。

鈴愛) お母ちゃん。

 

**********

 

<巫女に導かれ、神前に進む紋付き袴

 姿の涼次と、白無垢に綿帽子姿の鈴愛)

 

(両家の親族が見守る中、

 三三九度の盃を交わす2人)

 

神主) 続いて、

 誓詞の、奏上でございます。

 新郎新婦様、

 前の方に、お進み下さい。

(打ちかけの裾を踏んでしまう鈴愛)

涼次) あっ!

めあり) ああっ!

(祭壇に倒れ込む鈴愛)

涼次) 鈴愛ちゃん、大丈夫?

鈴愛) あ…。

 

**********
 

笑いには、笑いで。仙吉さん、グッジョブ!

あの場合、笑って誤魔化すしかないよね。

 

それにしても…薄気味悪いほど、あっさり

結婚に至る鈴愛と涼次。三おばとの対面

をすっ飛ばして結婚式に至るということは、

三おばのことをよく知らないまま結婚して、

結婚後にトラブルが怒涛のように押し寄せ

ることになるのね。大事なことは後で言う

のが涼次の得意パターンとなりそうだし…。

 

涼次の話は泣かせどころのはずなんだけ

ど、涼次の家族観?家族の定義に違和感

がありすぎて、すんなり心に響いてこない。

祥平にも涼次を天涯孤独と言わせていた

ので、脚本家自身の考え方なんだろうか?

 

おじいちゃんとおばあちゃんがいて、2人に

育ててもらったのよね?3おばもいたはず。

一緒に暮らす血縁者を家族というのでは?

放っておかれたわけでもなく、愛し殺される

と言うぐらい、愛されているのに、おじいち

ゃん、おばあちゃん、おばさんたちは、家族

認定されないのね、涼ちゃんには。むむむ。

な~んか違う。家族がいない。天涯孤独と

いう人じゃないと思うんだよね~涼ちゃん。

いや、両親を早くに亡くした寂しさは分かる

けど、家族がいないアピールは違うような。

そういう感覚の違いが涼次の最大の欠点と

して描かれているというのならすごいけど。

 

残念ながらこの違和感が邪魔をして、物語

に入っていけなかった。いきなり結婚式に

もついていけなかった。もう一段階見せて

ほしかった。さすがにはしょりすぎだろ~!

最後のやってまったも、やるやる感が見え

見えすぎて、はいはいはいって感じだった。

全部含めて…残念な感じが狙い通り、なの

かもしれないけど…もち~っと鈴愛を祝福

する気分にさせてもらいたかったかな~と。

 


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