日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc
日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、
ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪


テーマ:

「半分、青い」 第13
第3週 「恋したい!」
鈴愛の耳は、かわいい形や

 

 

時は1989年。平成元年。鈴愛は、

高校3年生になっていました。

花も恥じらう乙女…

になっているはずが…

 

ちび鈴愛) ふぎょぎょ!

 

菜生) じゃがまろ!

鈴愛) やきそばパン!

(階段を飛び降りる鈴愛)

菜生) うわ~っ!

(小銭をばらまいてしまう菜生)

鈴愛) 菜生!

菜生) 鈴愛、構うな!

 私の分まで頼んだ!

鈴愛) 了解致した!

 

**********

 

男子生徒) おばちゃん、

 俺クリームパンとじゃがまろ!

おばちゃん) はい。ほらほら、

 押さないの! 順番やから!

 

この時分には、

鈴愛のバランス感覚はすっかり

治りまして、こうして飛んだり

跳ねたりしております。

 

龍之介) 鈴愛~! 鈴愛~!

(キョロキョロする鈴愛)

 

まっ、しかし、やはり、

左の耳は聞こえないままで、

音の方向は、悲しいかな、

片耳では特定する事はできず…

 

龍之介) ハッハッ。

 やきそばパン、いっただき~!

(鈴愛を追い越していく龍之介)

鈴愛) ブッチャー!

(飛び蹴りで倒す鈴愛)

 

ブッチャーは、

相変わらず反則ブッチャーです。

彼は小学校5年で成長が止まり、

意外と育ちませんでした。

 

龍之介) 鈴愛~! あっ…!

 

**********

 

おばちゃん) ありがとね。

男子生徒) ありがとう、

おばちゃん) またね!

 ごめんねえ、じゃがまろもやきそば

 パンも人気やもんでね。

鈴愛) ほしたら…

 羊羹サンドとミックスサンド。

 

**********

 

そして律君も、

このように美しく成長し…

 

(窓に腰をかけ、

 やきそばパンを食べている律)

鈴愛) 律…。何で?

 男子、前の時間サッカーだよね?

 東校舎より遠いやん!

律) あ~何か、下級生たち、がくれた。

(下級生の女子たちに手を振り返す律)

鈴愛) ふぎょぎょ! じゃがまろまで!

 幻のじゃがまろ…。

律) あっ、いる?

鈴愛) 欲しい!

律) どうしよっかな~。

 3回まわってワンって…。

鈴愛) ワン!

(律を突き飛ばし、パンを奪う鈴愛)

律) おっ、おっ…あっ、やばい。

鈴愛) えっ? 律? 死んだ? 

 やってまった!?

 

でも僕たちは

いつまでも昨日の続きで、

子どものままで…。

お互いが異性だって事すら

気が付かなかったんだ。

 

**********

 

<昼休み・つくし食堂>

(伝票の計算をしている晴)

仙吉) 晴さん。

晴) はい?

仙吉) 畑行ってくるでね。

晴) あ…気を付けて。

仙吉) は~い。

晴) あれ?

 

何か晴さん、

ピロピリしてますが、

そのころ世はバブルとやらで

浮かれていて、ワンレンやら

ボディコンやらお立ち台やら、

タクシーチケットやら株やら、

アッシー、メッシー、ミツグくんやら

苗場だスキーだベイブリッジだと

浮かれておりました。

若者は皆、ドアが2枚のクーペ、

ドアが3枚以上あるような車では、

モテないといった時代でした。

 

しかしつくし食堂では、

バブルのバの字も関係なく、

むしろ梟町郊外に出来た、

ファーストフード店やファミリー

レストランに押されっ放し。

晴さんは地道に五平餅の原価と

利益を考え、五平餅のタレに…。

 

晴) もう、うるさい!

(ラジオを消す晴)

晴) 24時間なんか戦える訳ない

 やんか。お客もおらんのに…。

 

あっ、そっちね…。

 

宇太郎) ただいま~。

晴) お帰り。

宇太郎) お~らよっと。

 よいしょ。ほい。ほいほい。

 ほらよっと。

晴) ウーちゃん…。

 こんな肉のかたまり買ってきて

 これ、グラムいくらや?

宇太郎) 今日、定食メニュー、

 豚のステーキやろ? そいで、

 さばけんかったら、しょうが焼き。

 そんでもさばけんかったら、

 コトコト煮て角煮!

 俺、頭ええやろ。アイデアマンやろ。

晴) そんなもん誰でも思いつくわ!

宇太郎) 思いつくか~。

晴) ウーちゃん、

 このままやと駄目やあかん。

 つくし食堂は滅びる!

宇太郎) 滅びるか! アハハハッ…。

 やっぱり、お前、ゴアやったか。

 あ~あ…手塚治虫も死んでまった

 もんなあ。思い出してまった。

 「ネオ・ファウスト」も未完のままや。

 あれの続きは俺やったら…。

晴) ウーちゃん、これ見て。

宇太郎) ん?

晴) グラフにしてみたんや。

 ここんところのつくし食堂の売り上げ。

宇太郎) 晴さん、

 グラフには、したらあかん。

 何だってグラフにはしたらあかんのや。

 お前のウエストだって、

 18の時からグラフにしたら…イテッ。

 ハハハハッ…。ええか? 晴さん。

 今、ここ、だろ。

(グラフに線を書き足す宇太郎)

宇太郎) ほやけど、

 来年には、こうなり…。

晴) あっ、ウーちゃん!

宇太郎) 再来年には、こうなり…。

晴) あっ、ちょちょちょちょ…!

宇太郎) 年々売り上げア~ップ!

晴) 紙、はみ出す! はみ出す!

 ちょっとちょっと…。

宇太郎) おいしょ。

 2000年には、ここまで~!

晴) アホ…。

宇太郎) ハハハハハッ!

 

**********

 

クラゲ先生) 「アジアへの進出で、スペ

 インはポルトガルに後れを取りました。

 そこで、1492年、スペインの女王、イサ

 ベルは…」。

(耳の3倍位の大きさの、パラボラアンテ

 ナのようなものを右耳に装着する鈴愛)

律) 出た。鈴愛のつけ耳。

クラゲ先生) 「フィレンツェの天文学者

 であったトスカネリが唱えた大西洋を

 西に…」。(せきばらい)

 (大きな声で)「西に向かって進めば、

 インドへの近道になるという説を信

 じ…」。あっ、あの、これで聞こえま

 すか? 楡野さん。

鈴愛) あっ、はい! 

 大丈夫です! お気遣いなく。

 私、これありますから。

 

左が失聴している鈴愛は、片耳だけで

授業を聞き取る事が難儀なようで、滑

舌の悪いぼそぼそとしゃべる先生、声

の小さな先生の時には、こうして聞こ

える方の右耳に、つけ耳をつけるので

ございます。そうすると俄然、右耳で音

を拾う事ができる訳です。

先生たちは逆に自分が査定されてる

気になり、自然に声が大きく、滑舌も

よくなりまして…。まあ、なんというか、

自分が、耳が聴こえないくせに、相手

を委縮させるというたくましい子でご

ざいます。さすが、私の孫。

 

**********

 

<休み時間・教室>

律) ブッチャー。

龍之介) うわっ、びっくりした!

律) 似合う?

龍之介) キュートだよ。

(つけ耳をした律)

律) あっ、つけてみる?

女子生徒) いいの? 楡野さん。

鈴愛) いいよ。

 

しかし、このスタンドプレーを

鈴愛が、教室の中でやっても、

まるで浮く事もなく、

いじめられる事もなく、

和やかに過ごしていられるのは、

紛れもなく、この律君の、こうした

知恵と配慮のおかげであります。

まっ、鈴愛本人はまるで

気付いていませんが。

 

(ノートに絵を描いている鈴愛)

菜生) お~誰?

鈴愛) ゴア。

菜生) ますます誰?

鈴愛) マグマ大使の宿敵ゴア!

 お母ちゃんにそっくりや。

 つけ耳つけるともっと似る。

(絵を見る菜生)

菜生) ハハハハッ。

 本当似とる。おばさんや。

鈴愛) 似とるやろ。

 

**********

 

<楡野家>

(くしゃみをする晴)

 

**********

 

<萩尾家>

鈴愛) 律!

(笛を3回吹く鈴愛)

(2階の窓から顔を出す律)

律) 何?

鈴愛) お手上げや。

 

**********

 

<律の部屋>

律) え~っと、だから、Xが限りなく

 0に近づくっていう事は、このX3乗

 プラス2っていうのを限りなく2に…。

鈴愛) どこの国の言葉だ?

 日本語でやってくれ。

 私はつけ耳の改良を試みる。

律) ほう。

鈴愛) もっと大きくすれば、

 きっともっと聞こえる。

律) くらげ先生の声もばっちりか。

鈴愛) あ~クラゲの話はあんまり

 聞く価値もない。あっ、デザインし

 てみた! 見て。

律) お~。

(ノートに描かれたつけ耳のイラスト)

律) これってさ、吸音率とか関係

 あるんやないかな。

鈴愛) キュウオンリツ?

律) 素材によって、

 音を吸収する力って違うだろ? 

 あ…ちょっとごめん。エサ。

(水槽の中に10センチぐらいの亀)

鈴愛) フランソワ。

 和子おばちゃんが買ってきた…。

律) 和子さんが縁日で…気まぐれに。

鈴愛) 押しつけられたか?

律) まあ、ありていに言えば。

 でもかわいい。

鈴愛) 結局、律、高校になっても友達

 できんかったもんな。あんまり。

律) 鈴愛、

 今の思考の方向おかしいから。

鈴愛) あっ、はい。

 

**********

 

<夜・つくし食堂>

ラジオ) 次のお便りは…。

(漫画を読んでいる晴)

晴) フフフフフッ…。

(戸が開く音)

トオル) すいません。

 まだ、やってますか?

晴) あ…あっ、はい。あっ、すいません。

 もうお客さん、終わりかと思って…。

トオル) あっ、だったら…。

晴) あっ、あ~あの! どうぞ。

トオル) あっ、じゃあ失礼して。

(漫画とせんべいを片付ける晴)

晴) あっ、どうぞ。

トオル) ありがとうございます。

晴) あっ、お茶…。

ラジオ) ♪どうしてどうして僕たちは

 出逢ってしまったのだろう

 こわれるほど抱きしめた

(お茶をいれながら青年を見る晴)

(微笑む晴)

 

**********

 

<律の部屋>

鈴愛) 両方?

律) 両方つけるのもありかもしれん。

鈴愛) どうして? 左は聞こえんもん。

 こっちつけても意味ないやん。

律) バランスってもんがあるやろ。

鈴愛) 律。たまに思うんや。

 私の左耳は何のためについとる?

 聞こえんのに。

律) かわいいから

 ついてるんやないの?

 鈴愛の耳は、かわいい形や。

鈴愛) えっ…?

 

**********

 

<つくし食堂>

晴) どうぞ。

トオル) きれいですね。

晴) えっ…。ああ、いや、

 そんなきれいでもないかって。

 あっ、まあ、3年前に、

 改装したんですけどね。

トオル) いえ、あなたです。

 きれいなの。

晴) え…。

ラジオ) ♪どうしてどうして僕たちは

 出逢ってしまったのだろう

 

To Be Continued…

 

**********
 

大きくなった鈴愛と律。そして菜生ちゃん、

ブッチャー。子供時代のあの子たちが大

きくなったっていう感じがちゃんとしてた。

てか、ブッチャーの律へのBL感がちゃん

と残っていたのが何気に嬉しかったり~。

 

バブル時代の説明はざっくりナレーション

で。懐かしいワードがいっぱい出てたなぁ。

晴さんのソバージュが時代を感じさせてく

れたし、ユーミンの「どうしてどうして~」

を聞くと思い出す、あの頃のなんともいえ

ないトレンディドラマ感。甘酸っぱいわぁ。

いかにもの思わせぶりなタイミングでこの

曲が流れるのが、可笑しくて可笑しくて…。

とどめが「To Be Continued…」って! 遊ん

でるなあ。見え見えのイケメン登場をどう

料理してくれるのか、笑わせてくれるのか

楽しみだ。母と娘が同時にイケメンの言葉

に戸惑わされるっていうのがね…フフフ♪

 

かわいいから
ついてるんやないの?
鈴愛の耳は、かわいい形や。

 

ふぎょぎょ! 律ったら、律ったら~~~!

抜け抜けと言える子になって…嬉しいぞw

 


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