「とと姉ちゃん」第145回~常子・・・6年たったら大きな家を建てていた!の巻 | 日々のダダ漏れ

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「とと姉ちゃん」 第145
第25週 「常子、大きな家を建てる」
常子・・・6年たったら大きな家を建てていた!の巻


昭和33年、
常子は美子を嫁に出し、
「とと姉ちゃん」として、
目標の一つをかなえました。

そして、6年がたち、昭和39年。
東京オリンピックが目前に迫り、
東海道新幹線の開通が世間を
にぎわせたこの年、
常子は、次の目標をかなえました。

家族4人で戦争を乗り越えた、
思い出の土地を購入し、
そこに、新たに大きな家を建てたのです。


**********

小橋家は、この大きな家に、
9人で暮らす大家族になりました。

水田) 我々男は、肩を寄せ合って
    生きていこう!
大昭) ええ!
水田) うん!
君子) みんな賑やかで、毎日楽しいわ。
常子) そうですね。
君子) 常子が、
    この家を建ててくれたおかげよ。


**********

美子は結婚をし、出産をしたあとも、
編集者として仕事を続けていました。


水田) 夢が、現実になるかもしれませんね。
    100万部まで、あと少し。
美子) 私も今同じ事考えてました。
水田) えっ? ハハハ…。
綾) 美子さん、少しいいかしら。
美子) はい。
綾) 確認、お願いします。
美子) 拝見します。


あなたの暮し出版は、女性を多く採用し、
育児が一段落した綾も、
正社員として入社していました。


美子) 分かりやすいですね。ご苦労様です。

**********

常子) あの…お話というのは?
花山) ああ、提案なんだがね。
常子) はい。
花山) また何か書いてみないか?
常子) 私がですか?
花山) 驚く事じゃない。
    台所の連載も好評だったじゃないか。
常子) ですが、今はもう、社長の仕事だけ
    で手いっぱいで…。
花山) 君の文章にもファンがついている。
    常子さんの文章を読みたいといまだ
    に手紙も届くじゃないか。
常子) ありがたい話です。
花山) 社員も増えて負担も少なくなってる
    だろう。そろそろ書いてもいいんじゃ
    ないか? ならば結構。
常子) いえ、あ…やりたいです。
    あの…あ…。例えば…。「子供の好き
    嫌いをなくす料理」ですとか。「洗濯槽
    は汚れている?」ですとか、そういった
    題材はいかがでしょう?
花山) その辺りは常子さんじゃなくても書け
    るだろう。私が望むのは、君にしか書
    けないものだよ。
常子) 私にしか書けないもの…。
花山) まあ焦って今決めんでもいい。
    ゆっくり考えてくれれば。
常子) ええ。
花山) あ~このところ会社に顔を出さ
    んが、お母さんは元気かい?
常子) はい。おかげさまで。今でも家の
    事をいろいろやってくれています。
    これまで、苦労かけてきたので、
    これからは、恩返しをできればと
    思っています。
花山) うん。それがいい。存分にお母さん
    をいたわってあげなさい。
常子) はい。


**********

常子) 母の病状は、
    そんなによくないんですか?
医者) 最善は尽くしますが…。
常子) 母はもう、長くないという事ですか?
医者) 正確には申し上げられませんが、
    お母様も、ご家族の方にも、悔いの
    ないように、一日一日を、大切に過
    ごして頂いた方がいいかと存じます。


**********

君子の体は、
がんに侵されていました。


君子) 新聞を買いに行った時、待合室に、
    「あなたの暮し」を読んでる方がいら
    っしゃったの。アハハハ! ついつい、
    お声をかけて話し込んでしまったわ。
    フフフフフ。
美子) そう。
君子) それで、何ておっしゃってたの?
    吉永先生と、お話したんでしょう?
常子) ええ。はい。
鞠子) それがね、具体的な事は特に。
美子) そう…ご挨拶くらいしか。
君子) あなたたち。ちゃんと正直に、
    教えてちょうだい。
常子) お医者様は、何の心配もいらないって
    おっしゃってました。これからきちんと治
    療すれば、ちゃんと治るだろうって。
君子) そう…。だったら、退院したいわ。
    ここで一人は、さみしくてね。
常子) 分かりました。
    お医者様に聞いておきますね。
君子) お願いね。
常子) はい。


**********

「とと姉ちゃん」を楽しくご覧になっている皆様
は、この先は、華麗にスルーでお願いします。


大きな家を建てる過程を少しは見せてくれるか
と期待していた私はまだまだ甘かった! だっ
てあの、すっ飛ばしの西田脚本だもの。そんな
ところを、簡単に見せてくれるはずないよね…。

しかも、残り2週となったところで、全力で辻褄
合わせを始めたというか…綾さんをちゃっかり
正社員にしてしまったよ! これもまた、いつも
の「今更? 今頃?」の西田流。親友であり、共
に働いていた史実というか、設定にギリギリ間
に合わせた訳ね…。今更すぎて、びっくりだよ。
(大人の事情とか…そんなの関係ないし~!)

しつこく登場させていた、常子が考えた目標と
いうか野望を叶えるのが、このドラマの主題な
んだろうとは思っていたけど…。鞠子と美子を
嫁に出し、大きな家を建て…と具体的に出来
る事はかなえた常子。残った目標は…「家族
を守る」事。これはやっぱり…最後にととが出
て来てよくやったと褒めて終わるんだろうなぁ。
亡くなった父親に呪いをかけられ、その呪いを
解くため奮闘する娘のお話だとしたら…「暮し
の手帖」モチーフじゃなくてもよかったのにね。

大きいたまきになるまでのつなぎたまきちゃん
の中の人が、「ゴーイング マイ ホーム」で初々
しい演技を見せ、「重版出来!」で繊細な演技
を見せてくれた蒔田彩珠ちゃんだったのは嬉し
かったのだけれど、こんな所で使い捨てられる
のかと思うと、ちょっと複雑な気持ちというか。

忙しそうにも見えなかったし、常子の文章が人
気だったなんて初耳だし、今頃になってネタ帳
的な手帖を見せられてもね…。手帖に関して
は、ようやく、大橋鎮子さんのエピソードを持っ
てきたか~って感じだし…。っていうか、まさか、
「とと姉ちゃんとあの雑誌」の番組を見てから、
付けたしたんじゃないよね?と疑ってしまいた
くなるぐらい、遅すぎるエピソード。もっと早くか
らちょっとでも手帖を見せていればいいものを。

な~んて、モチーフの人とは似ても似つかない
人物像に描かれているわけだから、一緒にし
たらモチーフの人に失礼というもの。これは別
もの、別ものと呪文のように唱えておかないと。
これ以上モチーフの人に失礼がありませんよ
うにと…ただひたすらにそれだけを願うばかり。


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