「とと姉ちゃん」第127回~とと姉おばちゃんは、すっごく偉いのよ~の巻 | 日々のダダ漏れ

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「とと姉ちゃん」 第127
第22週 「常子、星野に夢を語る
とと姉おばちゃんは、すっごく偉いのよ~の巻


昭和30年代、
粗悪な商品が多く出回り始めたため、
常子と花山は商品試験を始めました。
しかし本格化するにつれ、
社員だけで全ての試験を行う事が
難しくなっていました。


康恵) 私に任せな。
扇田) 康恵さん!
康恵) 私みたいな手伝いを連れてくるよ。
    子育てに一段落した主婦の友達が
    結構いてねえ。

こうして一般夫主婦をテスター
として雇う事にしました。


**********

康恵) あっ、私入れて10人ね。
常子) お骨折り頂きありがとうございます。
康恵) いいんだよ。それにあんたらも、アイ
    ロン使える主婦の当てなんてろくにな
    いだろ? 結婚してないんだから。
常子) そうですね…。
康恵) あっ、悪気があって
    言った訳じゃないんだよ。
常子) いえいえ。
康恵) 私だって、つい最近まで戦争未亡人
    だったわけだから。
美子) ずっと気になってたんですけど、
    どこで知り合った方なんですか?
    お相手の方って。
康恵) カフェーの時の客でね。
    気に入られてさ。
美子) へえ~。
康恵) 全然好みじゃなかったんだけど、
    金は持ってたから。フフフ。
    それいん、向こうの連れ子が懐い
    ちゃってさ。それが何だかかわい
    くてねえ。

**********

康恵が集めてきた主婦の仲間たちは、
さっそく働き始めました。

彼女たちの声により、
具体的な試験項目が固まっていきました。

底板全体に均一に熱が行き渡るかを
調べる試験や…
電源を入れたまま置いておくと、
どれだけ柄が熱くなるかを測る試験。
正確な結果を導き出すために、
試験は何度も繰り返し行われます。

アイロンの商品試験は連日深夜まで及び、
2か月にわたって行われました。


**********

昭和三十一年 九月


その日常子は、
料理記事の確認のため、
森田屋に向かいました。


青葉) あっ、おばちゃま! おばちゃま!
常子) こんにちは。
    青葉ちゃん。大樹君も。
大樹) こんにちは。
常子) こんにちは。
星野) たまには、みんなで外食しようかと。
常子) そうですか。
星野) はい。
青葉) ねえ、おばちゃま。
    何でもうおうちに来てくれないの?
常子) それは…。
青葉) 次はいつ来られるの?
    クリスマスは? 私の誕生日は?
星野) 青葉。常子さんはお忙しいんだから、
    無理を言ってはいけないよ。
常子) ごめんね。
宗吉) 何だよ、つれねえ事言うなよ。
    それとも何か? 葉っぱのあんちゃんの   
    ところに行けねえ事情でもあんのか?
常子) いえ…。


**********

康恵) 再婚したからって、前の人を忘れた訳
    じゃないんだよ。今の結婚だって、随分
    悩んだんだから。…って、あんたに言い
    訳してもしかたないんだけどね。
常子) いえ。亡くなったからといって、忘れら
    れる訳ありませんから。
康恵) ただ、子供がいるからね。私が生きて
    いる以上、前向きにさ、幸せになろうっ
    て思うようにしたのさ。


**********

鞠子) 本当よ。とと姉おばちゃんは、
    すっごく偉いのよ。
常子) 鞠ちゃんまでやめてよ。
鞠子) いいえ。たまきにはちゃんと教えたい
    の。いい? 女の子が、やりたい事を
    やって生きていくというのは、とても大
    変な事なの。もしもたまきが大きくなっ
    て、たまきがやりたい事ができるような
    世の中になっていたら、それはきっと、
    とと姉おばちゃんみたいな人が、いろ
    いろと頑張ってくれたおかげだと思うの。
たまき) そっか。
常子) 大げさよ。
康恵) いいや。私も鞠子さんに一票だね。
常子) 一人でどうこうなんてそんな…。
    鞠ちゃんと、みんながいてくれた
    おかげよ。
鞠子) 私も、とと姉がいてくれたから好きな
    事ができたの。大学にも行けたし、文
    章を書く仕事もできた。そういう時期
    があったからこそ、今こうして結婚して、
    子どもを育てて生活していく事の良さ
    も分かるの。

**********

星野) お義父さん。
弓岡) 久しぶりだね、武蔵君。


**********

「とと姉ちゃん」を楽しくご覧になっている皆様
は、この先は、華麗にスルーでお願いします。


ずっと気になってたんだけど…(美子のセリフの
マネ)一体美子は、いつからこんなゲスニックマ
ガジンの記者のようにゲスい性格になってしま
ったんだ? 常子に星野の事を聞き出す時とい
い今回といい、何だかキャラがゲスいんだけど。

結局…商品検査にかこつけて、話はすべて、常
子と星野の恋バナにつながっていくだけ。ようや
く仕事らしい場面、まさに、「あなたの暮し」の看
板企画を「お待たせしました~」と視聴者にお見
せできる格好の機会となったはずなのに。チラ
見せしてはあっという間につまらない恋バナに
逆戻り。ここに来てうるさいぐらいの常子アゲの
セリフにもうんざり。鞠子の「とと姉のおかげ」話
も、常子の「鞠ちゃんとみんながいてくれたおか
げ」話も聞き飽きた。とにかくもう、セリフはいい
から、映像でそれを見せてくださいって思うだけ。
確かに、常子はすっごいとは思う。悪い意味で。
「とと姉ちゃん」もすごい。もちろん悪い意味でw

星野の義理父まで登場させて、グズグズしてい
る星野の背中を、余計なお世話で押すんだろう
なぁ…。先週で終わらせておけばいいものを…。
星野の転勤話で、やっぱりついていけない、ご
めんなさいって話になるんじゃないかと予想…。


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