「とと姉ちゃん」第103回~こんな時に・・・間が悪すぎる水田の告白の巻 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「とと姉ちゃん」 第103
第18週 「常子、ホットケーキをつくる
こんな時に・・・間が悪すぎる水田の告白の巻


広告を巡る対立で、
花山は会社を辞めてしまい、
常子たちは自分の手で
企画を考える事に。


**********

鞠子) 小麦粉を使った料理、
    洋食で何かありませんか?
宗吉) まあ、いろいろあるけど…。
    何だって俺にそんな事…。
常子) 雑誌の企画で、家庭でも手軽にできる、
    小麦粉を使った料理を紹介したいんです。
美子) 料理の事は、料理の専門家にお聞きす
    るのが1番いいと、姉が申しておりまして。
鞠子) 雑誌作りに、協力して頂けませんか?
照代) いいわよ。ねっ?
宗吉) おう…。
常子) ありがとうございます。
鞠子・美子) ありがとうございます。


**********

鞠子) とと姉は、いつもああなんです。
水田) えっ?
鞠子) 周りが困っている時ほど、自分がどん
    なにつらくても、明るく振る舞って元気
    づけようとしてくれる。…というか、して
    しまうというか。だから、多分、今とても
    つらいんだと思います。

**********

鞠子) 私、夫婦みたいって思ってたんです。
水田) えっ?
鞠子) とと姉と花山さんが。
水田) ああ…。
鞠子) もちろん、恋愛感情がある訳ではあり
    ませんけど…。2人は同じものが見え
    てるというか、そんなつながりみたいな
    ものを感じてたんですけどね。
水田) 信頼し合っていたからこそ、関係が修
    復できないほど、ぶつかり合ってしまっ
    たのかもしれないですね。
鞠子) これからどうなっていくんでしょう…。
    美子にはあんな事言いましたけど、
    本当は私、すごく不安で…。
水田) そんな、悲しい顔はやめてください。
    僕が精一杯、支えますから。
鞠子) ありがとうございます、水田さん。
    頼りにしています。…といっても、
    無理なさらないでくださいね。
    お気持ちはうれしいですけど…。
    えっ? どうしました?
水田) 鞠子さん!
鞠子) はい。
水田) 僕と…僕とおつきあいして
    頂けないでしょうか?
鞠子) えっ?
水田) お願いします! 鞠子さん、僕と…。
鞠子) どうしてこんな時に!
水田) 僕にもよく分かりません。
    盛り上がってしまって。
鞠子) あっ、いや、あの…私…。とにかく、
    今は社内がこんな時ですから。
水田) あぁ~。何やってんだ…。


**********

照代) ゆうべ、
    この人と言い合いになっちゃって。
常子) 言い合い?
照代) 今更なんだけど、分からなくなっちゃ
    ってね。ここでお店を開いていいのか。
宗吉) その事は何度も話してきたろう?
照代) このまま仕出し屋森田屋の看板を潰
    してしまっていいのかどうか…。私達
    が、今やるべき事は、お母さんが一生
    懸命守ってきた森田屋を、また始める
    事なんじゃないかしらって。
宗吉) いいか? これからは洋食の時代だ。
    今にどの家庭でも洋食を食べるように
    なる。そっちの方が儲かるに決まって
    んだ。
照代) でも、儲かる事だけが、
    大切ではないでしょう?
宗吉) そんな事言ったって、儲からなきゃ
    やっていけねえだろう!
鞠子) あの…。
宗吉) ああ…悪いな。
    みっともねえところ見せちまって。
鞠子) 出直しましょうか?
照代) あっ、いいの! 少し聞いてもらって
    すっきりしたから。ごめんなさい。
    さあ、始めましょうか。
一同) はい。
宗吉) お前達の悩みを解消するようなもんを、
    俺がチャッチャと考えてきてやったぞ。
美子) 本当ですか?
宗吉) ああ、任しとけ。まずはな…。
綾) ごめんください。
常子) 少々お待ち下さい。
    ちょうど、いらっしゃいました。
宗吉) いらっしゃった?


**********

宗吉) こちらの、お嬢さん方は?
鞠子) 読者代表として、いろいろと意見を
    参考にさせてもらってるんです。
常子) どんな料理が、求められているか
    知るために、試食して頂こうと思っ
    て、お越し頂きました。
綾) よろしくお願い致します。
一同) お願いします。
梢) おいしい料理をお願いね。
宗吉) お任せあれ。ハハハハハ。あれ?
    こちらは、確か、常子の女学校の…。
綾) はい。ご無沙汰しております。
  その節は、本当にありがとうございました。
照子) あら~。すっかり大人になって!
宗吉) ああ。お仲間もきれいな方ばかりで…。
    ハハハハ! こりゃ、気合いが入っちゃう
    な。ハハハハハ…。
照代) 本当ですね。
宗吉) ああ。さて…作り始めると、しようかな。
    どきたまえ。編集者たち。
常子) 皆さん。では、中に。
一同) お邪魔します。
常子) ありがとうございます。


**********

花山) ほら茜。小麦粉をパンにして
    もらってきたぞ。はい。
茜) ありがとうございます。
三枝子) お金の方は大丈夫なんですか?
花山) たまにはいいだろう。金の事だけ
    気にしていると、心まで貧しくなる。
    食べなさい。
茜) 頂きます。
三枝子) おいしい?
茜) うん!


あなたの暮し出版を辞めてしまっても、
新しい小麦粉料理について考えてしまう、
花山でした。


**********

「とと姉ちゃん」を楽しくご覧になっている皆様
は、この先は、華麗にスルーでお願いします。


相変わらずセリフだけで、あたかもそうであった
かのように視聴者を錯覚させようとする手口に
飽きた。常子と花山の間に、信頼関係があった
ようには見えないし、鞠子が言うように、常子が
無理して明るく振る舞ってるようにも見えない。
そう見えるように描いてこなかったし、そう見え
る演技もしてこなかったんだから仕方のない話。

理想の雑誌を作ることは難しいと言っていた花
山を、私となら出来ると根拠のないゴリ押しで
引っ張り込んでおいて、お金にならないと平気
で裏切るようなヒロインを散々見せておきなが
ら、今更、セリフでアゲさせようとしてもねえ…。

本来なら、トキメキタイムとなるはずの、鞠子へ
の水田の告白も、間が悪い以前に、ここ最近の
鞠子の感じの悪さから、全く興味が持てなくなっ
ているし…。照代と宗吉のケンカも、あまりにも
わざとらしいというか、それこそ、「今更」すぎて。

洋服や靴やバッグは立派になっても、心がどん
どん(更に)貧しくなっていくように見える小橋家。
伝統を守るか、儲けを取るか、森田屋問題から
花山との問題の本質に常子が気付くの図? そ
れとも、広告を入れるとどうなるか、ひどい目に
あって気付くの図? どっちにしても、バカらしい。
わざわざそんなバカに描いて、さらにバカバカし
い話を作り上げる制作陣に…心底萎えてしまう。


「とと姉ちゃん」関連ブログはこちらから↓
「とと姉ちゃん」関連ブログリスト

●「とと姉ちゃん」HP


ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪


にほんブログ村


【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本)/暮しの手帖社
¥972
Amazon.co.jp
しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)/暮しの手帖社
¥972
Amazon.co.jp
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」オリジナル・サウンドトラック Vol.1/EMIミュージック・ジャパン
¥3,240
Amazon.co.jp

とと姉ちゃん part1―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)/NHK出版
¥1,188
Amazon.co.jp