大河ドラマ 八重の桜
第18回 「尚之介との旅」
会津の防衛に不安を抱いた尚之助(長谷川博己)は、
八重(綾瀬はるか)を連れて周辺諸藩見聞の旅に出
る。二本松に立ち寄った2人は、熱心に砲術教練に
励む少年隊士たちに出会う。二本松藩では変事に
備え、藩士は皆、鉄砲を学ぶようにとの通達が出さ
れていたのだ。会津に戻ると、尚之助の仕官が許さ
れ、八重も権八(松重豊)や佐久(風吹ジュン)と喜び
合う。尚之助は早速、各地の見聞録や軍備増強策
を提出するが、守護職就任以来かさみ続ける出費
により、もはや藩には尚之助の献策を実現させる余
力はなかった。その頃、京にいる慶喜(小泉孝太郎)
や会津藩士のもとに、薩摩兵千人が大坂に入った
という知らせが入り・・・。
る。二本松に立ち寄った2人は、熱心に砲術教練に
励む少年隊士たちに出会う。二本松藩では変事に
備え、藩士は皆、鉄砲を学ぶようにとの通達が出さ
れていたのだ。会津に戻ると、尚之助の仕官が許さ
れ、八重も権八(松重豊)や佐久(風吹ジュン)と喜び
合う。尚之助は早速、各地の見聞録や軍備増強策
を提出するが、守護職就任以来かさみ続ける出費
により、もはや藩には尚之助の献策を実現させる余
力はなかった。その頃、京にいる慶喜(小泉孝太郎)
や会津藩士のもとに、薩摩兵千人が大坂に入った
という知らせが入り・・・。
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尚之介) ここは、覚馬さんと約束した場所なんです。
八重) あんつぁまと?
湖を見ながら、難しい顔して。
尚之介) 背炙山で造る大砲を、船でどこまで運べる
かと。日橋川を下れば・・・
米沢、越後まで行けそうだ。
かと。日橋川を下れば・・・
米沢、越後まで行けそうだ。
八重) なしてそったどごまで?
尚之介) 長州攻めでは、都から遠く離れた名もない
村が戦場となりました。
もし次に、戦が起きたら・・・。
村が戦場となりました。
もし次に、戦が起きたら・・・。
八重) 会津で、なにがあんだべか?
八重) 歌のとおりだなし。秋風ぞ吹く、白河の関。
尚之介) 白河の関は、奥州の者が都に攻め込む
のを、防ぐために造られたといいます。皮
肉にも、この関を越えて攻め入ってくるの
はいつも、南の者たちでした。
のを、防ぐために造られたといいます。皮
肉にも、この関を越えて攻め入ってくるの
はいつも、南の者たちでした。
八重) もし、まだそっだことが起ぎだら・・・
尚之介) 杞憂であればよいのですが・・・
**********
だるま売り) 白河だるまだ。一つどうかね?
だるま売り) 眉は鶴、ひげは亀。顎ひげは松。
びんひげは梅。顔の下には竹だ。
八重) 松竹梅に、鶴亀が。
尚之介) 一つ、買いましょうか?
八重) はい!
**********
尚之介) 日新館、砲術師範、
13人扶持で。お召し抱えと決まりました!
八重) おめでとうございやす!
**********
権八) 忠勤に励むように。
尚之介) 承知しました。
佐久) よかったなし。祝言から2年たっても、
お声がかかんながったがら、気がもめたあ。
尚之介) 杞憂であればよいのですが・・・
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だるま売り) 白河だるまだ。一つどうかね?
だるま売り) 眉は鶴、ひげは亀。顎ひげは松。
びんひげは梅。顔の下には竹だ。
八重) 松竹梅に、鶴亀が。
尚之介) 一つ、買いましょうか?
八重) はい!
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尚之介) 日新館、砲術師範、
13人扶持で。お召し抱えと決まりました!
八重) おめでとうございやす!
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権八) 忠勤に励むように。
尚之介) 承知しました。
佐久) よかったなし。祝言から2年たっても、
お声がかかんながったがら、気がもめたあ。
八重) おっかさま、お召し抱えになったのは、
私と夫婦になったからではねえがらし。
尚之助様の腕が、認められでのごどだ。
私と夫婦になったからではねえがらし。
尚之助様の腕が、認められでのごどだ。
佐久) んだなし。
尚之介) いえ。仕官が決まったのは、砲兵の備え
が、ますます求められているからです。
が、ますます求められているからです。
権八) 薩摩が大坂に兵を進めてきた。
都は、ものものしくなるばっかりだ。
うら) また、戦がはじまんのがなし・・・
**********
八重) ありがとなし。居候のままでいいど言って
くれだのは、あんつぁまと三郎のいない家
を守るためだべ?
おとっつぁまもほっとしでだ。
尚之介) 会津に来て、もう10年です。ここは私に
とっても、住み慣れた、わが家なのですよ。
八重) はい。
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都は、ものものしくなるばっかりだ。
うら) また、戦がはじまんのがなし・・・
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八重) ありがとなし。居候のままでいいど言って
くれだのは、あんつぁまと三郎のいない家
を守るためだべ?
おとっつぁまもほっとしでだ。
尚之介) 会津に来て、もう10年です。ここは私に
とっても、住み慣れた、わが家なのですよ。
八重) はい。
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白河の関・・・行った行ったー!と懐かしく思ったり。
思ってたより、何もないところなんですよね、実は。
というよりも、自分の期待値が高すぎただけですが。
白河だるまは知らなかったのですが、ずい分縁起
がいいお顔というか、鶴亀、松竹梅で描かれている
んですね。だるまは目を入れて祈願するもの、とし
てしか認識していませんでした。こんなおめでたい
だるまなら欲しいかも~と。八重も、せっかく買って
もらったのにあげちゃうなんて・・・八重らしいけどw
尚之介はようやく仕官が叶い、先日見学してきたば
かりの日新館の砲術師範に。砲術場も観てきたと
ころだったので、あそこで教えたのね~と感慨深く。
いまさら、居候を気にする尚之介でもないだろうし、
なにより、10年も暮らしていたら「住み慣れたわが
家」になりますよね。もうそこが安心できる場所に。
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