こんにちは、ぴぴです。
課題が始まる瞬間はいつも唐突だなあと思います。
彼や彼との関係に対して極限まで希望に満ちた次の瞬間、憎しみにも近い感情の海に叩き落されるなんてことが何度もあります。
前回どうしても許せない人物とどう向き合うかについてお話ししましたが、書きながら文中で挙げた私自身の3人の受け入れられない人々について向き合っていました。
『再会したのに彼との関係がなかなか進まない、彼が全然動かない』という話をよく聞きます。
これ、『最後まで受け入れられない人物から見えるもの』が絡んでいる可能性が高いです。
要するに最後まで手を付けられなかった自分自身のブロックが邪魔しているという意味です。
今日は今まさに私が体験していることをお話しさせてください。
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私の場合は、3人の中で特に気になる女性がそうでした。
彼女は超高学歴で社会的地位があり、経済力もあり、美しくて面倒見もよくとてもチャーミングな女性です。
ツインレイ彼もまた同様のスペックの持ち主。
その上同年代の2人はなんの気兼ねもなくよくつるんでいます。
私は初め、そんな完璧すぎる2人のスペックに気後れしていました。
そしてお似合いだなあと思っては一人傷ついていました。
正直に言いますが、私の本音はこの女性が嫌いだったようです。
そこには彼のそばにいるからというだけではない、別の理由が隠れていました。
それは彼女が『父が私の価値を捻じ曲げてまで押し付けた理想像を完全に体現している女性』だったから。
職業も性格も、驚くほどピンポイントで父が私に求めた理想像でした。
出会って以降自分の置かれた状況も含めて、「この生き方を選択しなければ私には価値がないという父の主張が現実的に証明されてしまった」と感じていたのです。
出会ったころから妙に彼女に気を遣い続けてきました。
褒めて、持ち上げて、何をしても否定をしない。
自分でも不思議なほどに、「○○さんを尊敬している自分」を演じ続けていました。
実はかつて父のパートナーに対して全く同じことを経験しています。
「父が理想的だという人を褒めなければ。彼の価値観に疑問を呈してはいけない。それ以外のものの見方に価値はない」
精神的にも身体的にも暴力を含む形で教育されていた私には、実際それしか許されませんでした。
それを再び再現していたのです。
そしてそうすればするほど、彼は彼女から離れなくなっていく。
現状それが私の望みだったからですね。。。
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これを見つけたとき、猛烈な怒りに襲われました。
捻じ曲げられて存在を失った私自身の価値観がようやく表に出てきたのだと思います。
その嵐が過ぎるころ心に浮かんだのは次のようなことでした。
「お父さん。
あそこまで苛烈に私を愛して心配してくれてありがとう。
私はあなたの娘なので自分の思うように生きてもちゃんと生きていけます。
あなたが私に望んだ幸せはすべて、私のやり方で手に入れます。
外付けの権威なんてなくても私にはその力があるから大丈夫。
ありがとう、さようなら」
彼女への怒りもすぅっと静かになり、同時に、ツインレイ彼の存在が必要不可欠なものじゃなくなりました。
彼は私の価値を減らしもしなければ増やしもしない。
私が輝くために彼は必要ない。
私が生きていくのに必要な力はすべてはじめから備わっている。
あまりにもあっけなく彼を切り捨てるような思考にシフトしたことに驚きました。
(ここは言葉で正確に表現するのが難しい心境ではありますが…)
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今年の初めに明らかに世界が変わる体験をして、彼との関係が穏やかになったとき、やっと苦しみが終わったと思っていました。
つらい時間を乗り越えてきたからこそ、2人の間に流れる穏やかさこそが望んだものに見えたのです。
この時はまだ、うっすらながらも彼への依存心が残っていたのだと思います。
向き合うことで今回のような心境になることを無意識はわかっていて、恐れていたのでしょう。
でも、必ず通るしかないのですね。
ツインレイの学びはまさに自分自身のコントロール権の回復だなと感じます。
本当にすべてを自分の意思でコントロールできるようになって初めて等身大の望みを抱けるのだと学ぶためのものでした。
本当に望むものは今見えるものとは限らない、
一切の妥協も依存も残さずすべてをリセットした先に、自分で創造するものなのだと感じています。
自分が自分に戻ったとき、本当の意味ですべて自分の意思で選んでいける。。。
彼との関係も、ここまできてようやく考えられる準備が整ったのかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたのすべてがあなたの愛で満たされますように°˖✧˖°♡