友人が、長崎ハウステンボスに行ったときの長崎土産。
カステラ。
チョコレートのだったから、全体がチョコ味なのかと思っていたら予想の上をいったOK
コーティングしてある~びっくり
下矢印

 
こんな感じ~ニコニコ
下矢印
 
 
長くなりましたので、動物に興味のない方はスルーしてくださって大丈夫ですよOK
 
 
「石田ゆり子 世界の犬と猫を抱きしめる~イギリス編」
(NHKBS)を観ました。
 
深く深く考えさせられました。
ペット先進国として知られるイギリス。
猫と犬と暮らす石田さんは、まず猫専門の保護施設「キャットプロテクション」を訪ねます黒猫三毛猫オッドアイ猫
ここは、できて100周年だそうです。
歴史が違いますね。
個人や企業からの寄付で成り立っています。
そういえば、同じペット先進国のドイツの施設も同じことを言っていたなあ。
最初に入るエリアには、個室があてがわれ、室内から反対側の日の当たる部屋にも出られるようになっていましたラブ
 
飼えなくなった猫たちを引き取ったり、野良猫を保護したりしているそうです。
引き取る際に費用はかかりません。
猫に関して困っていることははてなマークと責任者に聞くと「貧困」と答えていました。
最近のイギリス社会の貧困により、家賃を払えない、ペットの餌代を払えない、医療費を払えなくて連れてこられるケースが多いとか。
 
猫の飼い主の3分の1が55歳以上というのにも驚きました。
ここでは、高齢者も里親になるし何かあったら、また引き取るというシステムになっているそう!!
高齢者にこそ猫の飼育はふさわしいし、双方にとって有益と考えているようです。
日本じゃ、年を取ると飼えなくなるんですとゆり子さん。
ほんとにね、理不尽だと思うわ。
 
日本とイギリスなどペット先進国との差は、あきらかに意識の差ですよね。
おおらかな彼らなのに、アフターケアはちゃんとしているんです。
庭付きの家を求むっていう猫ちゃんもいてね。
お庭に自由に出すことを良しとする環境なのですね。
それが猫でしょと言われたら、確かにそうだわって思う。
日本の保護団体は、高齢者は飼う資格なしと言うしハッ絶対に室内飼いだもんね。
そりゃあ、譲渡率低くなるわけだわ。
北海道の団体「ツキネコ」さんみたいに高齢者に猫を預けるシステムが浸透してほしい!!
 
イギリスの犬や猫など動物たちは、貧困地区であっても医療が受けられます。
貧困、障害者、心の病を持つ人、年金暮らしの人たちには、動物の医療費が75%Offになるんですって!!びっくり
そういった人たちにこそ動物の家族をもつのは有益とのこと。
 
ストレートキャットだったボブとの出会いを描いた「ボブという名の猫」の著者ジェームスさんはストリートミュージシャンで薬物依存があり、お金もなかったころ、ボブを病院に連れて行くという描写がありました。
お金がない人でも診てくれる病院に連れた行ったと書いてあって、なんのこっちゃと思っていたのですが、これだったのね。
少しばかりの費用を払ったら一文無しになったというようなことが書いてあった。
 
「猫が教えてくれたこと」という、トルコはイスタンブールで暮らす猫たちのドキュメンタリー映画の中で、具合の悪い野良猫を地域の人が病院に連れて行くっていうのがあったんです猫あたま
ビックリしましたねびっくり
野良猫にご飯やお水を提供するトルコの人たちだけど、具合が悪い猫は、気が付いた誰かが連れて行くみたいで。
診療費かからないみたいだったびっくり
 
もう、レベルが違うわ、日本と。
こうなると。
そこまでなくていいけど、イギリスみたいに、貧困者や年金生活者の医療費安くなるっていうの、日本にもあれば救われる犬や猫がたくさんいるはず。
捨てられる犬や猫は減るはず。
 
イギリスは、1824年にSPCA、動物虐待防止協会が設立されました。
当初、交通手段が馬だったために、馬への虐待をなくすためのものでした。
イギリスは、ヴィクトリア王朝時代にペットブームが。
1840年には、王室のロイヤルがアタマに付いたRSPCAとなります。
1835年に、馬だけでなく犬や猫などの動物全体への虐待禁止法が制定されました。
歴史が違うのね。
 
そのRSPCAの活動は幅が広く、保護活動もさることながら
前述した医療費75%オフの病院経営や、動物をレスキューするために捜査官が働いています。
近隣から要請があると、その家に赴き所有権を手放す説得をしたり、時には警察官同行で強制執行もできます。
動物を器物扱いする日本とは大違いですね。
人の命も動物の命も同じという考えです。
そのため、捜査官は恨まれて命に係わる事件に巻き込まれることもあるらしい。
 
ゆり子さんが同行した案件に、世話を放置気味のシェパード2頭、所有権放棄させていました。
近所からの通報だったらしい。
アメリカもイギリスも、この、警察への近隣からの通報が大きく左右するみたいね。
日本だと、問題が起きてからにしてとか言われそう。
隣の人が危険な犬を飼っているっていう案件に行ってみると、それはスタッフォードシャー・ブルテリアという種類の、ピットブルゃ土佐犬と同等の危険な犬種と言われている犬みたいで。
飼い主さんは普通の女の人。
去勢手術を決心したみたいで、それも、この捜査官一行が連れて行ってくれるびっくり
 
興奮気味だったから、もしかして訓練は受けていないのかも。
イギリスには、子犬の時に飼い主と訓練を受けて、レストランや電車など公共の場所に同行させるのは珍しくないようです。
公園内はノーリードだし。
訓練士さん「訓練は、犬たちにとって喜びである」と言っています。
そして「高齢の犬にこそ必要、彼らは刺激を求めています」と言っています。
 
ウクライナの戦地で、犬猫の救助活動をしている元イギリス軍の兵士への取材や、スコットランドのゴールデンレトリバーの発祥の地を訪ねてみたりと盛りだくさん。
 
 
今後、1月3日(水)「BSP4K」にて午後7時半から
放送されます。
観ることができる環境の方はぜひ!!
 
これが終われば「NHKプラス」でも配信されるかもしれませんが、今のところ予定はなさそう。
 
長くなりました。
動物さん好きの参考になればと。
 
石田ゆり子さんは、山田あかねさんと「ハナコプロジェクト」という飼い主のいない犬と猫の医療費を支援する団体を設立しています。