参加された皆さま、本当にありがとうございました!
去年、裏拍の強化トレーニングをやってほしいとのご依頼をいただき、それがとても面白かったので、今回はその続編です。
今回は、メトロノームを使ったトレーニングをやりました。
メトロノームは、基本表拍で鳴るものですが、ちょっとしたカウント方法の工夫によって、裏拍で聴くことが出来ます。
はじめこそ難しいのですが、一度裏に聴こえてしまうと、永遠に裏拍にしか聴こえなくなり、それはそれで若干気持ち悪くなります。(笑)
でも、そこまでになれば、どの曲でも裏拍が頭で鳴るようになるのです!
参加者の皆さん、メトロノームのカウントがとてもお上手でした。
メトロノームは今やスマホですぐに入手できますので(便利な世の中よね〜)、ぜひやり続けて、さらに気持ち悪くなっていただきたいと思います。(微笑)
さて、後半は、裏拍を意識してゴスペルソングを歌ってみました。
課題曲は、このワークショップのために書き下ろしたAmazing Grace裏拍バージョン。
僕自身も、一度本腰を入れてカッコよくアレンジしてみたかったので、準備がとても面白かったです。
Amazing Graceを4拍子にして、裏拍のリズムを多様、フレーズを足したりしながら、従来のものとは全く違う作品にしました。
難しい和音も多用したので、むむむ、果たして終わるかなぁ・・と心配していましたが、すぐに音を取ってくださり、最後は合唱までいくことが出来ました。
土曜日の休みを返上してまで、歌おう!学ぼう!となさる皆さんの吸収力は、本当に素晴らしい!!!
感謝感謝です!
裏拍は、次の拍への空間を埋めるものであると同時に、次の拍を引き寄せるものだと思います。
1234のカウントが、1と2と3と4とと数えることで、前へ前への引力が強くなる感じがしませんか?
引力がかかり、そこにスピードがかかったり、重さが乗っかったり、音圧が変化したりしながら、音楽が回っていく、それがすなわちGroove。
Grooveのある音楽は、高揚感があるものです。
こりゃあ、きっと人生も同じだわ。
裏拍で踏み込まなきゃ、転びもしないけれど、進みもしないのかもね。(カッチョいいこと言った!!)
最後になりましたが、企画をしてくださったマコちゃん、本当にありがとうございました。
遅刻してごめんなさい・・・。