いつもお世話になっている横浜市民ミュージカルを観劇させていただきました。
歌に芝居に大感激!
もはや市民レベルではないです。
世界観も表情も対人関係も、全員が一致していて、福島桂子先生の演出の凄さを伺えました。
同じ世界の中で演じ切るって、本当に大変なことだと思うんですよ。
全員が同じ世界で生きていないと、同じ表情は生まれませんしね。
あと、人前でも冷静に他の登場人物にリアクションするというのも難しい技術だと思うのです。
だって、ついついお客さんの方が気になっちゃうじゃない?
歌だったら、それが4〜5分の話だから出来るけど、2時間ともなれば相当な集中力が必要なんです。
それを、大人から子供まで等しくやっているからこそ、観客はその世界にグッと引き込まれる。
もう見事と言うしかないです。
僕には絶対出来ないなぁ・・・。
キャストの皆様、本当にお疲れ様でした!
実は僕のボイトレの生徒さんも出ていたのだけれど、ボイトレの効果あって(自画自賛!?)言葉もハッキリ、音程もバッチリでした。
ミュージカルですから、とにかく言葉が伝わらなければいけないので、思わずガッツポーズ!
プレッシャーの中、よくやりきったと感動しました。
主演は、毎年一緒に子供ミュージカルを作っている万田祐介さん。
万田さんの演技は、丁寧で繊細。
だから、途中で意識が〝仕事仲間の万田さん〟ではなくなるんです。
万田さん頑張れ!ではなく、主人公頑張れ!となる。
要は、そのくらい普段の自分とかけ離れたものを生み出せる方なんですね。
さすがプロだなと思いましたし、一緒に仕事が出来ることを改めて誇らしく思いました。
音楽監督の天野一平先生。
天野先生と、2010年に別のミュージカルの現場で出会って、それからご縁が繋がって、ミュージカルのお仕事に度々呼んでいただけるようになりました。
その年(2011年公演)の横浜市民ミュージカルの演目が、今回の『空飛ぶ絵師の贈り物』。
ですから、『空飛ぶ絵師の贈り物』は、僕にとっては思い出の作品で、恩人のような作品なのです。
その時は、まさか9年後の未来に、ミュージカル音楽の作曲をやらせてもらえる未来が来るとは微塵も思わなかったなぁ。
そんな未来を繋いでくださった天野先生には、いつも感謝でいっぱいです。
横浜市民こどもミュージカルの子供たちと、歌唱指導の土屋友紀先生。
土屋先生は、このミュージカルでなんと全編ピアノ演奏担当!
ひぇ〜、演奏技術もさることながら、集中力が凄すぎる〜!
音楽業界も今はマルチな世界。
歌も歌えて、ピアノも弾けて、その他諸々出来ないと、生き残って行くのは大変です。
僕もいつか弾くぞー!と思い、その日から練習を始めました。(笑)
横浜市民こどもミュージカルで振り付け・演出助手を担当してくれた進真希さんと、主演してくれた匠くん。
元気そうで何よりー!
横浜市民こどもミュージカルの照明&音響でいつもお世話になっている三浦さんと山村さん。
たくさんの人に再会できて、嬉しい日になりました。
毎年思うけれど、この公演がたった1日、たった2公演なのは、本当〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に勿体無い!
・・・けれど、その儚さこそが、演者や先生方の力となって、最高に光輝く舞台になるのかもしれませんね。
夏の蛍みたいなものだもの。
その瞬間瞬間に命をかけ、命を削る。
指導もステージも、一期一会。
僕の毎日も、そうでなくてはなりませんね。
素晴らしい時間と、学びとやる気をいただきました。
本当にありがとうございました!
キャストの皆様、ホッとして、インフルエンザなど召されませぬように!
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横浜市民こどもミュージカル公演事務局
赤い靴記念文化事業団
TEL:045-641-3066
【Pi坊のお知らせ】
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Pi坊楽曲続々配信開始!《もらってる》《繋がれ命》