大連マイブーム・復活編! -43ページ目

だいこんほし

久々の更新である。


大連はもう秋。

もうすぐ一気に冬がくるんだろうなあ。


だいこん


市民たちは急いで冬支度である。

道端に干してあった大根。

これが、冬の間、大切な保存食になるんだろう。


久々に町をゆっくり歩いて、

なんだか、こんなに長い間いる大連にも

知らない場所や、気付かないことが

まだまだあるな、と思った。




2200万元

旅行最終日、上海ガニと紹興酒の夕食の後、

ほろ酔い気分で上海の道を歩いた。

なんてことはない、庶民の道だ。

不動産屋がある。


上海家価格


売りマンション、2200万元。




ん・・・?




日本円では・・・3億以上!?



いや、おそろしや上海。

普通に億ションの広告が貼られている。






杭州のバスステーション

紹興から杭州、杭州から上海へと、

中国人民にまじって高速バス移動した。


混雑極まりなし。

ところで、杭州から上海へ行くバスステーションで、

外から厚いガラスの扉を開けてステーションの中に入ってきたがっている

真っ黒い顔、ボウボウ頭で

赤いぼろぼろTシャツを着ているおっさんと目が合った。

「ダメだよ、ここ鍵かかってるし、入れないよ」

と、ジェスチャーも交えておっさんに言った。

おっさんはニヤッと不敵に笑った。


杭州バスステーション


ビスケットなんかを食べつつバスを待っていると、

旅の相棒が

「あれ」

と、不審な声を出した。

「ん?なに?」

「さっきのおっさんだ・・・」

そう、さっきのおっさん、どこから入ってきたんだろう、

スーッとあっちに抜けて行った。

ガラス扉の鍵はかかったままである。


よく見ると、おっさんの片方の手が手首からない。

そして、それを旅行客に見せつつ、物乞い。

ああ、そういうことだったのか。

そのために、なんとか入ってきたんだ。

さっきの不敵な笑いの意味が分かった。

たくましいな。

なぜか感心し、可笑しくなった。


おっさんは、私たちの前を通った。

でも、こちらに手を出すことはなかった。






紹興の紹興酒

紹興といえば紹興酒のふるさと。

大の酒好きには紹興酒は旅のメインだ。


紹興酒の甕。


紹興酒樽


こんなの、見るだけでワクワクである。


紹興酒


つまみ。

上が「氷糖紅棗」、棗の砂糖漬けで

下が「素焼鵝」、

日本で言うと、油揚げみたいなの中に具が入っていて、

ガチョウの肉に似せた精進料理。

どちらも甘い味付け。

紹興酒に絶妙にあうのである。


そして、メインの紹興酒。

8年もの。


ま~ろ~や~か~。


今まで飲んだ中で一番。

しかも、500mlくらいで38元。


この夜は、紹興酒、止められませんでした。






藤野先生

魯迅と日本の接点、「藤野先生」。

魯迅が仙台の医学学校で留学していたときの恩師である。


藤野先生


魯迅記念館にたつ藤野先生の銅像。

藤野先生は、留学生であった魯迅のノートを見て、

丁寧に丁寧に赤字で間違いを直していったという。


ノート


ちょっと見えにくいが、↑魯迅直筆、藤野先生が赤を入れたノート。

魯迅は熱心な生徒であり、

藤野先生は熱心な教師であった。


わたしも学生としては魯迅のように謙虚に熱心に、

先生にあっては藤野先生のように情熱をもって、

そうありたいな、と

心から思った。





魯迅のふるさと

中国の文学の父、魯迅。

魯迅の作品が好きで、大学時代から今まで、

なにげにこだわったりしている。


中国建国記念の連休に、

魯迅の生れ故郷、紹興に行ってきた。


紹興町

魯迅の作品「孔乙己」に出てくる「咸亨酒店」。

すでに酒好きの落ちぶれ文人「孔乙己」が

そのへんからひょいっと出てくる雰囲気ではない。


酒場


最近の中国人お金持ち化現象で、

いろんなものが商業化されつつある。

魯迅の故郷・紹興もまた同じ。

魯迅の作品の片鱗を、魯迅の生活の一部分を

どうにか感じたいと思えど、

耳に入り、目に入ってくるのは湧いてくる大勢の人・人・人。

中国の今の混沌である。

まあ、連休というのもあって、すごかったんだろうけれど。


魯迅がこの故郷の様子を見たらどう思うだろう?

私は少し残念な気がした。


それでも、私はまた魯迅の世界を見たくて、

紹興に行きたいな、と思ってしまったりしている。

複雑だ。








さむい

強い風が吹いて、みんな上着を着始めた。

これからまた冬がくるんだなー。


通勤バスにゆられて、

MP3で音楽聴きながら

あー、空が高いなー、とか

あー、いわしぐもだ。

あれは地震雲じゃなかろうな、とか

窓から空を眺めるしか他にやることもない季節。


そうだ、今年はブーツを買うのだ。

いいのがあるかどうか探しに行かねば。

冬支度を始めよう。


ドリアン

中国の人々はドリアンが好きだ。

歩いていると、どこからともなく、

揮発性のガスのようなにおいが漂ってくる。


ドリアン


私もついに先日、

「オープンエア・ドリアンの会」にて

生まれて初めてドリアンを食べた。








う。






全国のドリアン好きの方々。

ごめんなさい。

私にはダメでした。



まさに、玉ねぎのすりおろしと牛乳を一緒に飲んだような味・・・

好きな人によれば、

そのあと、噛んでいるとバナナの味とかマンゴーの味とか

してくるという話だけど・・・・。


ちなみにこの会、7人参加のうち、

3人がドリアンOK、4人がNGであった。


どちらにしても、一生に一度のいい経験である。







修論構想発表会

おわった・・・・。

修論構想発表会。


先生もしてるが学生もしているので、

そして微妙に最終学年の3年生になってしまったので

修士論文の構想発表会なるものがあったのである。


今回ばっかりは寝る間も惜しんで勉強した。

甲斐あって、出来はまあまあ。

というか、ここだけのハナシ、結構よくできていたかな。

自分としては。


本番はこれから。

本論を書いて、練り直して・・・と作業は尽きないけど、

なんか、

大きい山をひとつ越えられた。


なにより、クラスメートのDと励ましあえなかったら

できなかったかもしれないな。


あー、今日は、寝る。

好きなDVD見ながら、寝てやるぞ~






いろんなものそっちのけのマイブーム

最近のマイブーム。

阿部サダヲ。


医龍

最近のでは「舞妓Haaaan!!!」とか、

まだだけど「パコと魔法の絵本」とか

その他もろもろ、

舞台でもTVでも映画でも音楽でも活躍してる役者さんだけど、

なにはともあれ、目がきれいなんだよな~。


もう、このおっきい目にノックアウト。

論文も、授業準備もそっちのけで癒されにはしってます。


あー、日本帰ってライブとか舞台見に行きたい~。