久々にMacネタを。

 

気づけば自分のMac Pro(2009年モデル)は使い始めて11年目を迎えているんですね。
よく頑張ってるグッド!

 

今じゃ昔ほど大活躍するほどは使ってないので、性能は充分なので満足しています。
これまでCPU交換やグラボ交換してなんとか微妙に性能アップをしてきました。

もちろんMac Pro 2009はAppleから見捨てられた機種です。サポートしているOSはmacOS Mojave(10.14)まででした。

 

最近、なんかMac使ってて昔ほどソフトなりハードなりを弄ることがなくなってきたので「つまらなさ」を感じてました。

先ほど書いたようにこのMacは活躍しているわけじゃないので、今じゃもう好きなように扱える。安定性重視とか気にしなくて良い的なことです。

 

世の中には愛機Macを長ーく使ってる人もいて、サポート外になっても最新macOSを裏の手を使ってインストールするツールを使って延命している人もいます。

 

最近のつまらなさを感じてる自分には、久々に気を惹かれましたね照れ
じゃあ弄ってやろうじゃないのグッド!

 

これまでインストールしていたOSはmacOS Mojave(10.14.x)です。
次のバージョンがmacOS Catalina(10.15.x)、その次が最新のmacOSでmacOS Big Sur(11.2.2)です。

 

Mojaveから何に上げる?Catalinaならば初心者にも使えるような便利なツールが提供されています。それにしようかな?でも最新OSもキニナルニヤリ

 

どうせならば最新OSを強引に入れてやんぜ

Big SurはよりUIがiOSに寄せられているということで、どうせシステムにメスを入れて苦労するんだったら、Big Surで良いじゃんと思ってターゲットはBig Surにしてみました。

 

さっそくやり方をググってみるキョロキョロ

 

Catalinaのように簡単インストールみたいなツールは用意されてない。手動でやるしかないようですね。

 

そこで参考にしたのが下記サイトです。

 

 

ざっくり書くと

  1. ターミナルでmacOSをダウンロードする。
    → 普通のやり方ではサポート外なのでApp Storeに登場しないし、Appleサイトに行ってもダウンロードすることはできません。
  2. ここからツールをダウンロードしてターミナルで実行します。
    → installinstallmacos.pyを実行すると、ダウンロードできるmacOSのリストが表示されるので選んでダウンロード開始します。
  3. 次にダウンロードしたmacOSをUSB メモリに書き出して、インストールUSBメモリメディアを作成します。
    → これだけでは、ただの純粋なmacOSなのでソースをゲットできただけです。なのでこやつにゴニョゴニョしてやる必要があります。
  4. 次にここからインストーラーを改造するツールをダウンロードします。
    → インストールUSBメモリをマウントした状態で、これもターミナルでmicropatcher.shを実行する。
  5. これで改造版macOSインストーラーのできあがり。
  6. Macを再起動します。
  7. Optionキーを押しながら起動させて起動ディスク選択画面から、先ほどの改造版USBメモリを選択して起動。
  8. インストーラーが起動したら、まずターミナルを開いて次を実行する。
    → nvram boot-args="-no_compat_check"
    これをやっておかないとインストールに失敗します。人によってはPRAMクリアした後にこれを実行した方が良い人もいるでしょうね。自分の場合はしなくても行けました。
  9. これで準備完了。macOS Big Surのインストール行程をスタートします。
    → 自分の場合約1時間程度かかりました。
  10. 自分の場合は、これで大成功でした。
    → 人によっては内蔵Wi-Fiを認識しないとかあるみたいですね。そんな人はここからツールをダウンロードして、payloadsフォルダ内の「Patch-kexts.sh」を実行すれば良いとな。自分はやってないのでここはわからず。
Big Sur on Mac Pro 2009

問題は起きてる?

果たして無事インストールして問題は無いでしょうか?
 
・・・
 
起きてしまいましたえーん
 
うちのMacにはHDDを4台搭載させていて、
その内データ管理専用HDDが1台あるのですが、
そのHDDが初期化すらできないほどの問題が起きてしまいました。
OSインストールが悪さをしたのか、壊れるタイミングがたまたま今回とバッティングしただけなのか?
最低限のバックアップはしていたので「致命的」な損害はありませんが、バックアップしてなかったけど、思い返せばあれば良かったなというのはそこそこありました。
結局すぐさま新品HDDを用意しなくてはならなくて、全く予定外の出費。精神的にも痛いショボーン
 

それ以外は?

それ以外の所では特に問題は感じていません。普通に使えています。
ずっとMojave使ってたので突然最新OSを使うもんだから、なんだか浦島太郎のような状態です。
早くBig Surならではの機能に慣れないとね。
 
これから怖いのは「OSのアップデート」ですね。
11.x.xの小さいアップデート来たとき普通のアップデートはできません。毎回改造版インストールUSBメモリを作る必要があります。毎回成功するのか否か…。
 
Appleが入れることを想定していないMacに最新OSをインストールしているわけですから、どんな不具合がこれから発生するかわかりません。
まさに「自己責任」ですね。
 
自分的には、久々にシステムゴニョゴニョしてワクワクしましたね。
 
- P.S. その後macOS 11.3以降へのアップデートで問題があり、その対応策をブログに書きました。