- ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝/J・クレイグ・ベンター
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政府系のプロジェクトとは別に、自分で企業を起こしてヒトゲノムの解読を行ったクレイグ・ベンターの自伝です。教科書にも載っている、DNAの螺旋構造を発見したワトソンも中盤以降の解読合戦の中で出てきて、ゲノム解読が過去から続く現在進行形なテーマであることを感じさせられます。
ベンターはベトナム戦争に衛生兵として参加したのがきっかけで生物・医学への興味をもち、アドレナリンなどの神経伝達物質の研究から分子生物学や生化学の研究へ進んでいったそうです。アドレナリンはぜんそくなどにも影響しているらしく、意外に様々なところに影響があるみたいですね。
また、ベンターは自分の遺伝子も解読しているので、GNB3遺伝子が高血圧・肥満に関わっている、などと言った遺伝子のコラムが時たま挟まれていて面白いです。
memo:
・痛風 - 血中尿酸分解するウリカーゼないため起こる、鳥もウリカーゼないため白い糞(尿酸)を排出
・様々な神経受容体が同じ抗体に反応 → 共通ルーツもってる?
・受容タンパクの構造 - αへリックスらせん → 脂質の内と外をつなぐ性質、信号を外から中へ
・シトクロム → 心臓発作、 クロトー → 長寿、老化調整、 OCA2遺伝子 → 瞳の色
・古細菌メタノコッカス - 糖のない環境にいたので糖代謝能力ない
- 計算しない数学、計算する数学 ~ホントの数学は自分の中にある (知りたい!サイエンス)/根上 生也/桜井 進
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- インドでは小さい頃からΣ、Φなどの数学記号も教えられるそうです。
数学の本がとっつきにくい理由の一つに、こういった記号が出てくるだけで意味が分からなくて辟易してしまう点があると思います。
数学は一つの言語である、と言われるように、外国語と同じくまず単語(記号)を覚えて馴染ませることが必要なのかもしれません。
そうすれば、ものや世界の関係性をダイナミックにあらわした数学の本も、苦手意識を持つことなく読めるようになるかも?
また、江戸時代の日本には「算額奉納」といって、神社や仏閣に和算の問題を書いて交流する今で言えば掲示板のコミュニティのようなものがあったことや、当時のナンバ走り(右足を出す時に右手も前に出る歩き方)はエネルギーロスが少なく介護に応用できる、といったことが書かれていて興味深かったです。
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- ・原理や構造を見る離散数学 - バカロレア標準科目
- ・暦 - 権威がつくる 例:伊勢神宮による春分の日、秋分の日 ←いつ種まくか示す
- ・インド式計算 - ×1.05 → 1+1/20 , 10000 → 9999+1
- ・知恵>知識>情報 表現可能、移動可能になると情報に近づく
- ・4元数 - 計算順変えてはいけない ハミルトン i^2=j^2=k^2=ijk=-1




