Con Funk Shun / Too Tight (1980) | 極私的洋楽生活
 

 

 

 

 

映画「サタデー・ナイト・フィーバー」によって
もたらされたディスコブーム
日本でもご多分にもれずブームとなった、らしい
1978年の事だ
自分はまだ中学生
曲が流行っていたのはもちろん覚えているが
当然出入りの体験はない
その頃大人であったら、きっと70年代ファンクを
もっと身近に体験していたはずだ
もうちょっと早く生まれたかったといつも思う
 
 
自分がリアルタイムで
ディスコに行くようになったのは1980年代前半
ブームから数年経過した頃
ディスコ文化は円熟期を迎えていた
その頃にヒットしていたダンス・ミュージックが
自分にとって身近な存在なのだ
今やダンス・クラシック
略してダンクラといわれているこの近辺の中に
コン・ファンク・シャンは自分の中で鎮座している
 
 
ある日、会社のOBの方から電話があった
私の元上司で、自分より一回り上の方
サタデーナイトフィーバー以前より
ダンス系ブラックを嗜んできた世代
その方からコン・ファンク・シャンを
観に行かないか、とのお誘いだった
まだ現役であることにまず驚いたが
即ふたつ返事
桜満開の頃に行ってきた
 
 
素敵なディスコ&ファンクパーティだった
観客は自分と同年代以上だったけれど
総立ち大盛りあがり大会(笑)
コン・ファンク・シャンも円熟の
エンターティナーぶりで客乗せも上手く
かつ年齢を感じさせないパワフルな演奏
懐かしさと熱が一体となって
自然に体を動かさせていた
 
 
スタジアムや大きい会場で
ビッグネームミュージシャンを見るのは
やっぱり「ショウ」であり
その良さもあるのだが
こうしたダンス・ファンク系ミュージシャンは
「パーティ」がいい
理屈抜きのフィジカルな楽しさがそこにはある

 

 
 
 
 
 
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[Touch]
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