親方に逢って、俺はもう一回東京進出することを言おうとしたその瞬間。
親方の方から先に『東京の人に話しつけてきたんか?』
と聞かれまさしく先制パンチ右ストレート顔面直撃やった。
なぜなら電話さえもしておらん俺やから…
( ̄□ ̄;)!!
俺『いや、電話してないです。』
親方『なんでや?何しとんやお前は?なめとんのか?』
俺『なめてません。ただ東京に本間行きたくてもう一度話ししようとしてました。』
親方『電話しろや!言うたとき、わかりました。言うとったんちゃうんか?えぇ!?嘘の返事したんか?』
俺『その時は返事しました。東京いくんも今は無理やと思って返事しました。けど家に帰ってからよー考えたら、やっぱ行きたい気持ちが本間やし、やから話しようとしました。』
親方『どこの誰かしらん奴にそそのかされたんちゃうんかい?!お前よー頭冷やしてものもうせや!』
俺『そんなことないです。俺東京でたこ焼き屋出したいんです。それがあるから東京にもいきたいし、チャレンジしたいんです』
あん時は本間自分でも何言うてるかあんま覚えてないんが本音です


親方『そんな話はもうええ、俺も今から用事や!とりあえず店出してこんかい!』
俺『わかりました。そのあと時間ください』
親方『ええかんげんにせんかい!!!!!俺も忙しいんじゃ、はよいけ!!』
で、第2ラウンドは終了。
もう、まともに話もできず終わってしまったけど、親方が前と違う印象で、今まで親方に真っ正面から言ったことない俺やから、俺が本気なのは伝わって、折り返し『月曜日時間やるから話しきいたるわ。』
って電話がきた。
そのときが最後やなって本間思った
人生っていくつもの分岐点があるのは、みんなも感じたことがあると思う。
俺は何度も目の当たりにしたし、いつもそのとき、楽なほう楽なほう選んできた。
そのたびに、どこか心にもやもやがあって自分と見つめあうことせんと、まぁ、しゃーない。って言い聞かせてた。
高校で、アメフトしてたけど二年の時顧問から『来年のキャプテンはお前にしようと思ってる』って言われたとき次の日にやめたし、家が自己破産して、専門をやめたとき、もともと落第しかけやったから俺がやめたのは家が貧乏やったから、とか、いつも環境や状況のせいにしてた。
俺が頭悪いのは、先生の教え方のせい、貧乏なのは親のせい、今回は東京にいけへんのは親方のせい、
自分が被害者で全くひき起きたことに自分が責任とってなかった。
その時同時に自分で選んだ道を歩いてるかのように見せて逃げてた。
今回は違う。
ここで言わへんかったら、また同じことの繰り返しや。
だから親方になんどもなんどもしつこいぐらい話しした。
でも、今までの会話やったらいけへんのは99%って感じてたから残りの可能性に本間パワーつかった。
なにが可能かなって感じた瞬間に、ある人に電話して今の状況を伝えた。
なぜそうしたのかは、一人で考えても同じやし、とりあえず人に電話してどうしたら行けるかを相談してみた。
その人は50すぎのおっちゃん。俺の夢は知っていたし東京行きのことも伝えてて今どんな環境にいるかも知っていたから、何が可能か聞くことにした。
俺『もしもし月曜日話することなったんですけど、今のままやったら99%無理だと感じましたね』
ある人『そーなんやな。でも残りの1パーセントの可能性を信じてるんやろ?だから電話してきてんねんやろ?』
俺『そうです。今その1パーセントかけてるんです』
ある人『そうか~、なんて親方さんとは話ししてんの?』
俺あったことをどんな会話をして今までどんな関係を築きあげてきたかを話した。
ある人『そらそうやわ!!東京になんかいかしたくないよ。そんだけ可愛いがってる子やで!君のことが大好きなんやんか。愛されてるやんか!』
俺はそのとき涙がわけもわからずでてきた。
何でかって言ったら、そうかも知れへんって思ったら、親方の今までの怒りや説教が俺のためで俺の成長を喜んでくれてたからや。
って思ったから。
俺『本間そうかもしんないです。俺親方のこと本当には何も聞いてませんでした。うるさいなぁ、また説教かぁとしか聞いてませんでした』
ある人『そーなんやな。そしたら親方さんを承認するといいよ。今まで育ててくれてありがとうって感謝を表現してきな』
俺『そうですね。俺親方のことは大好きやし、その事言いますわ。ありがとうございました』
って新たな発見をした俺は第3ラウンドへ迎う。