黄色いタビヤーバーン&ピンクのバットプラチャーチョン | KhonKaen徒然日記

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少々早めのリタイヤを決断。タイ人女房とのイサーンの日常をお伝え出来ればと思います。

サワディクラップ!!
本日もKAZのブログにお越し下さいまして有難う御座います!!

先週末より友人がASEAN+3サミット会議&バンコクOPENゴルフに参加との事でバンコクに出掛けておりました。
台風22号の影響もありバンコク市内もさほど暑くもなく日本からの友人も過ごし易かったのではないかと思います。
この様子はまた後日記事にさせて頂きますが…

表題の件、黄色いタビヤンバーンとピンクのバットプラチャーチョン…と言っても何の事だか??って感じでしょうか?(汗)

 

タビヤンバーンとは…日本語で言えば住居登録証。
自宅を所有するタイ人が所有出来る登録証で日本で言えば不動産の登記簿謄本(これは別に有りますが)でもあり戸籍謄本でもあり…と言う感じ?

自宅を所有している人にしか発行されませんので賃貸物件に住んでいるタイ人は自宅を所有する親族のタビヤンバーンに入れて貰うという形になります。
KAZが住むイサーン地方をはじめ地方出身者はバンコクに出て仕事をしている人が多く居ますがその多くはバンコクでの居住地は賃貸物件。
その為に選挙等が有りますとタビヤンバーンに登録されて居ます親族の許に戻って投票となりますので選挙等がありますと…民族の大移動となりタイ各地で大渋滞となる訳です(汗)

 



此方がそのタビヤンバーンです。
中には自宅の住所とその家に登録されているタイ人の氏名が記載されていましてタイの多くの手続きの際にはこのタビヤンバーンのコピーが必要になります。
例えば…
バイクや自動車、不動産の購入、銀行口座の開設、KAZのように配偶者VISAが必要な場合の手続き、等々かなり多くの場面で使われます。
タイでは土地付き一戸建て建物はタイ国籍所有者しか購入、登記が出来ませんがコンドミニアム(マンション)は外国籍の方でも一定数までは購入が可能。
なので日本人でもコンドミニアム所有者の方はこの紺色のタビヤンバーンを所有している方も居られるのかも知れませんが一戸建てを持つ日本人はこの紺色タビヤンバーンを作成する事は不可能です。
で、賃貸物件に住む親族タイ人のようにタイ人配偶者の紺色タビヤンバーンに日本人が記載されるのか?と言いますと…この紺色タビヤンバーンに記載されるのはタイ国籍所有者に限られるようで(一部例外も有るようですが…)日本人は記載されません。

まあ~これに記載されたところで特にメリットは無い?
(どうしても自分名義のバイクや車が欲しいのなら別ですが…)←これはこれでタビヤンバーンに記載が無くても別の方法で日本人名義で購入可能ですが…

と言う訳でしてKAZも女房のタビヤンバーンに名前は記載されていませんが今迄特に困った事は有りませんでした。

それで…前回の記事の通り…今回タイ人配偶者VISAの更新にあたりましてコンケン市役所に婚姻届けのオンラインコピーを貰いに行きましたら…偶然ですがそこの職員に女房の同級生が居たと(驚)
しかもかなりのお偉いさんの様子!!(凄)

で、彼女が言うには「将来の為に旦那さんもタビヤンバーンを作っておけば?」と言う話しになりまして…
知り合いがそちらの担当なのでついでに…と言う事で作成!!

 

この黄色いタビヤンバーンが外国人専用のタビヤンバーンです。
一応は…居住地の村長さん?町長さん?に役所に来て頂いて同席の上でそこに居住している事を証明。
更に別のタイ人1名が同様に手続き。
書類が審査されました処で…最後にコンケン市長様からの直々の面接を受けまして…(驚)
最後の審査後に発行されました。
(女房の同級生が担当と言う事で途中ショートカットされた部分も…^^;)

 

これが発行されますと…バットプラチャーチョンの発行は簡単なモノ!!
バットプラチャーチョンは所謂IDカード(身分証明書)
タイ人は満15歳以上になります全員が所有、常時携帯が義務付けられています。
バイク、自動車の売買、銀行口座の開設、各種会員への入会、国内線飛行機の搭乗、携帯電話SIMの購入、郵便小荷物の発送手続き、引取り…等々あらゆる手続きに必要になります。
タイ人のバットプラチャーチョンは薄いブルー地のカードですが…

 

 

外国人用のバットプラチャーチョンはピンク地(驚)

本人の氏名、生年月日、国籍、現住所、ID番号等々が記載されています。

 

で、これら二つの証明書を所有しますとどのようなメリットが有るかと言いますと…
さほどのメリットは無いような…(爆笑)
一応聞いた話しでは…
タイ人の所謂30バーツ保険(どのような病気でも30バーツ払えば入院、加療が可能)が使えると。
30バーツ(約100円)で全て済む訳ではなくて検査料や薬代等の実費は必要のようですし一つの疾病につき一つの書類ですので合併症が出ますとまたその分の費用は掛かるとか?
但し…タイ人の場合にはタイ国内どこの公立病院でも受診が可能ですがピンクのバットプラチャーチョンはその登録された県内の公立病院に限られる…らしいです。
もっとも…この30バーツ保険が使える公立病院って…エアコンが無いどころではなくて廊下にまでベットが並ぶようなまさに野戦病院のようなところ(汗)
入院したらかえって病気になってしまうのでは?と思うような病院ですから…まあ~行く事は無いかと(笑)


あとのメリットと言えば…
VISAや運転免許証の更新手続きの際の居住地証明書となる事、それとタイ人配偶者VISAの更新の審査の際には多少有利に配慮して貰える?との話しも有りますがさてどうなんだか?
あとは…パスポートを持ち歩かなくても良いとか?

KAZの場合には偶然にも女房の同級生が市役所の上席に居ましたので作成しましたが…
時間を掛けて苦労して取得するほどのメリットが有るとは思えない証明書かも知れませんね~(笑)