カンチャナブリへの旅(其の2) | KhonKaen徒然日記

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少々早めのリタイヤを決断。タイ人女房とのイサーンの日常をお伝え出来ればと思います。



サワディクラップ!!



本日もKAZのブログにお越し下さいまして有難う御座いますヾ(@^(∞)^@)ノ



本日のコンケン、只今の時刻は午前10時半過ぎ、気温30度、湿度65%、天候は曇り(^∇^)



此処数日は深夜に降雨、風が有れば涼しいのですが今日は無風、ちょっと蒸し暑い陽気です(ノ_・。)




さてカンチャナブリ二日目の朝、朝一番の列車に乗るべく5時起床ヾ(@°▽°@)ノ






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一応目覚ましはかけてあるのですが緊張感の為なのか?それとも加齢によるものなのか?(涙)


時間前に目が覚めてしまうという悲しい習性のKAZ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



しかし先日の記事に頂いた「りゅう氏」のコメント・・・「奥さんはいったい何時に起床?」


幸か不幸か我が家の女房はいつも殆ど「スッピン」(@Д@;


日焼け止めを塗る程度なので起床してから出発までの時間はKAZより早いほど(@ ̄Д ̄@;)


実際この日も目覚ましが鳴る前に起きてしまったKAZ、女房を起こさないようにそ~っと支度をしていたつもりですが微かな物音に目を覚ましてしまった女房「まだ時間前でしょう?ゆっくり寝かせてよ!」と怒りの言葉が飛んできました(;^_^A(;^_^A



起きてから10分程で支度も整いホテルを出発!!


本来はホテルでの朝食がついているのですが流石にこの時間では無理。


我が家では二人とも「起きたらまずは飯」と言う二人ですのでコンビニで朝食です( ̄_ ̄ i)


写真に撮り忘れましたが細長い肉まん?初めて食べましたが結構美味しいо(ж>▽<)y ☆


しかしコーヒーの甘さは相変わらずどうにもなりませんね。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



ホテルから一番近い駅は「RIVER KWAI BRIDGE」 そう戦場にかける橋のモデルとなった橋のたもとの駅なのですが此処にある駐車場は朝8時過ぎにならないと開門しないと前日に情報を仕入れていましたのでカンチャナブリの駅に向かいます。(此方は駅に駐車場が併設、24時間駐車が可能です)



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駅に着いてキップを購入していると直ぐに列車が入線(ノ゚ο゚)ノ


前日の駅員さんの話しですと一番列車でも15~30分の遅延は普通、それ以降の列車の場合には1時間程度は遅れると思って居て下さい、と言われたのですがこの日は殆ど定時でやってきました。


因みに乗車料金はKAZは100THB、女房は無料でしたо(ж>▽<)y ☆





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ディーゼル機動車に曳かれた列車、かなり迫力ありますね(  ゚ ▽ ゚ ;)


この日のディーゼル機動車はアメリカのGE社製の機動車でした。タイのディーセル機動車の主力はフランスのアルストム社製、他には韓国製や日本の日立製作所が作った機動車も走っているそうです。






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KAZと女房、タイの列車、初体験です!!


タイ人の女房が初体験とはおかしな話しですが、コンケン⇔バンコクは普通のタイ人はバスを利用して列車を利用する人はあまり居ないようです。


始発列車の出発地「NON PLADUK」(始発以外はトンブリ発です)から此処までどこかで雨が降っていたのでしょうが窓は全開!!(/_;)/~~



木製のベンチは雨でびっしょり。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




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持参したタオルで椅子を拭いた処タオルが真っ黒!!( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚



やっぱりタイなんですね~o(;△;)oo(;△;)o



豪快な音、そして煙を吐き出しながら走りはじめたと思ったら直ぐに急停車・・・(@Д@;(@Д@;




何事かと思ったら・・・・














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運転手さん達が列車を降りてご飯を買っていた((((((ノ゚⊿゚)ノ((((((ノ゚⊿゚)ノ



タイ国鉄、笑わせてくれることばかりです(///∇//)(///∇//)



カンチャナブリ駅を出発した列車は次の駅・・・・




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「RIVER KWAI BRIDGE」 戦場にかける橋のモデル クウェー川駅に到着。






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列車が止まる度に屋根に溜った雨水?が勢いよく車内に流れ込みます(。>0<。)


前日に駅員さんから聞いた話しでは観光客が多く乗りこみ席の移動もままならないほど混む事も有るそうなのでこのような状況を考えると早朝発の列車で良かったかも知れませんね。




そして此方が・・・・





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かの有名なクウェー川鉄橋ヾ(@°▽°@)ノ



何故に有名なのかと言えば・・・・当然あの映画「戦場にかける橋」の舞台となった橋と思われている事なのですが実はあの映画は実際の出来事を映画化したものではなくフィクションであること、更に言えば日本の事が大嫌いな映画監督が製作した日本を陥れる為の映画である事を知る人は残念ながら少ないようです。



本来は橋、鉄道共に設計は旧日本陸軍の鉄道隊であり捕虜達は単純作業のみの労働であった。


この部分には鉄橋と木造橋の二本が架けられ度重なる爆撃により破壊されますが戦時中は一度も鉄道を止める事無く運用された。


映画では一番列車が爆破された橋と共にクウェー川に落下しますが現実には勿論一番列車は無事に通過。その一番列車は戦後日本に帰還、東京九段の靖国神社「遊就館」に静態保存されています。


捕虜には給金も払われタイ人の物売りから自由に物を購入する事が出来た。


捕虜、軍人共に食糧不足であったことは事実、しかし米食に慣れていない欧米人捕虜のほうが飢餓感が強かったと思われる。


大量の死者が出たのは体罰や虐殺ではなく高温多湿の中、特に工事末期が雨期に重なり慣れない労働の連続により体力を失いマラリア、コレラ、等による疾病で不幸にも命を落とした事である。


当初は5年掛かると言われた難工事を1年4カ月で完工できたのは捕虜を優遇したからの事、それでなければサボタージュ、反逆による破壊活動等々工事は遅延したはず。


管理者(日本軍側)と捕虜との死亡比率が別の捕虜収容所と比べても格段に近い、要するにどちら側にも過酷な自然条件であった事、更には死者の多くは疾病死であったと云う事。


捕虜が死亡、埋葬する際には亡くなった日時、日本軍側部隊長名、収容所担当者名、死亡の原因等々を記した書類を密閉した缶に入れて一緒に埋葬、更には木製ではあったが十字架を建てて埋葬した場所を特定できるようにしていた。(戦後戦勝国側は直ぐに掘り出して共同墓地に埋葬し直しましたが日本兵の墓はそのまま放置した)



等々、泰緬鉄道は決して捕虜を虐待して建設された鉄道ではないと検証されつつあるようです。



まあ~日本側に一切の責任が無いとの話しに全て賛同する訳ではありませんが今迄教え込まれた歴史は全て戦勝国側が作った、いわば日本人は酷い事をしたと言う自虐者意識。


そろそろ日本人もそんな自虐的な歴史観から卒業するべき時期にきていると思います。



ちょっと話しが固くなりましたね(;^_^A(;^_^A(;^_^A



「RIVER KWAI BRIDGE」を出発した列車は・・・・







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結構なスピードで走ります。



不用意に窓から顔を出すと・・・・線路脇の雑草からの強烈なストレートパンチを喰らう事になります。(;°皿°)




暫らく走ると・・・・・





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チョンカイの切り通しを通過。



列車の幅ぎりぎりの切り通しですのでかなり怖いですよ(°Д°;≡°Д°;)






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途中いくつもの小さな駅に停まります。



畑の真ん中に作られた駅、殆どの駅では乗降客が居ませんが所々で小学生が乗り込んだり、白装束のお寺にお参りすると思われるタイ人が降りていったりします。





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この鉄道路は単線ですのでこの駅では上り線と下り線を交錯させました。



KAZが乗った下り側が先に駅に到着したのですがさほどの待ち時間も無く上り線が来たのでこの日はかなり順調に運行されていたのでしょうねヾ(@°▽°@)ノ




そして向かった先はこの泰緬鉄道最大の山場・・・・





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タムカセ桟道橋、別名「アルヒル桟道橋」ですΣ(゚д゚;)







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此処を観る為に早起きしてこの列車に乗った様なもの≧(´▽`)≦







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渓谷に掛けられた木造橋の上をゆっくりと列車が通行します。




そして渓谷の反対、山側の景色と云えば・・・









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窓の外、ほんの数センチ先には岩肌が・・・・( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚



この桟道橋、もっと長いのかと思っていたのですが意外と短いんですね。



建設当時は軍用鉄道、観光の為の線路では有りませんので少しでも楽な場所を通過させることが至上命令でしょうから当然の事ですよね。







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カンチャナブリ駅を出発して約2時間半、午前8時半ほぼ定刻通りに終点「ナムトック駅」に到着しました。







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週末にはこの一つ先の駅「ナムトック・サイヨーク・ノイ駅」まで列車が運行されているそうですが平日は此処まで。



駅の周囲には数軒の食堂があるだけの鄙びた駅。





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しかも雨が降り出してきまして・・・・





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次に此方を出発する上り線の出発時刻は12時55分、4時間半も先の事です(;^_^A(;^_^A



ここは予定通りにバスでカンチャナブリに戻ろうかと・・・



バスが出ているのはこの一つ先の駅「サイヨーク・ノイ駅」



事前に仕入れた情報では歩いて行っても15分程の距離、線路の上を歩いていけば道に迷う事も無いと、聞いていましたが雨も降っているのでソンテオで送って貰う事に・・・



まあ~一人10THBの料金でしたので迷う事も有りませんでしたね(;^_^A



そしてナムトック・サイヨーク・ノイ駅に到着、ところがカンチャナブリ駅行きのバスはつい先ほど行ってしまったばかりとの事。


更に追い打ちをかけるのは次のバスは一時間後との事・・・(w_-;



こう云う時は「時は金なり」の精神で直ぐに方向転換、ソンテオをチャーターしてカンチャナブリに戻る事にしました。



止まっていたソンテオのオジサンに相談した処、800THBで行ってくれると云うので即決!(-^□^-)



列車では2時間半も掛けてやってきたのですが自動車だと40分程の距離なんですね(((( ;°Д°))))



無事にカンチャナブリ駅迄送って貰う事が出来ました。



此処での時刻はまだ10時半、これから市内観光に廻ります。




と云う事でまだまだ続きます(^_^;)(^_^;)(^_^;)