今回は、音量の話を書きます。
前々回書きました、ミキサーさんの話。
イコライザーの話にも関連もあります。
できるだけ、解りやすく、
書こうと思います。
よろしかったら、お読みください。
想像してください。
映像の1シーンがあったとします。
都会の風景です。
そのシーンには、
雑踏の現場音があります。
そのシーンに、ナレーションと音楽をつけたい。
さぁ、音量的には、どうする?
この際、
一番、聞かせなくてはならないものは、
ナレーションだと思います。
せっかく、そのシーンに付随したものを、
言葉で表すわけですから、
一番、聞き取りやすくしなくては、ならない。
故に、一番大きな音にします。
次に、どうしようか。
音楽にしようか、それとも現場音にしようか。
どちらでも、
音の演出の狙いによって、OKなわけですが、
とりあえず、話の進行上、
音楽を聞かせたいとします。
音楽は、ナレーションが聞き取りずらくならない程度に、
かといって、
音量が小さすぎて
音楽が聞こえないと困るわけですから、
音楽がちゃんと、
聞こえるように音量を上げます。
そして、
3番め、現場音です。
街のノイズ。
音量的には、一番、小さくします。
これで、考え方としては、正解だと思います。
一番聞かせたいものを大きく
つまり大切な音の音量を上げる。
大切じゃない音の音量を下げる。
ところが、
全部をまとめて聞いてみると、
アレレレ、こんなはずじゃなかった。
現場音が聞こえてこない。
現場音を上げてみようか。
すると、アレレレ、
今度は音楽が聞こえずらい。
音楽をあげる。
すると、
おおおっ、ナレーションが聞き取りずらくなってしまった。
ナレーションを上げる。
どうしよう、
またまた現場音がダメだ。
またまた現場音を上げる。
そのうち、何がなんだか、
わけが、解らなくなってしまう。
そういうこと、ありませんか?
(続く)