音量の話① | 魔法の呪文をふりかけて…ポンポコ コンコン
今回は、音量の話を書きます。
前々回書きました、ミキサーさんの話。
イコライザーの話にも関連もあります。

できるだけ、解りやすく、
書こうと思います。
よろしかったら、お読みください。


想像してください。
映像の1シーンがあったとします。
都会の風景です。

そのシーンには、
雑踏の現場音があります。
そのシーンに、ナレーションと音楽をつけたい。

さぁ、音量的には、どうする?

この際、
一番、聞かせなくてはならないものは、
ナレーションだと思います。
せっかく、そのシーンに付随したものを、
言葉で表すわけですから、

一番、聞き取りやすくしなくては、ならない。

故に、一番大きな音にします。

次に、どうしようか。
音楽にしようか、それとも現場音にしようか。

どちらでも、
音の演出の狙いによって、OKなわけですが、
とりあえず、話の進行上、
音楽を聞かせたいとします。

音楽は、ナレーションが聞き取りずらくならない程度に、

かといって、
音量が小さすぎて
音楽が聞こえないと困るわけですから、

音楽がちゃんと、
聞こえるように音量を上げます。

そして、
3番め、現場音です。
街のノイズ。

音量的には、一番、小さくします。

これで、考え方としては、正解だと思います。

一番聞かせたいものを大きく
つまり大切な音の音量を上げる。

大切じゃない音の音量を下げる。


ところが、
全部をまとめて聞いてみると、
アレレレ、こんなはずじゃなかった。

現場音が聞こえてこない。

現場音を上げてみようか。

すると、アレレレ、
今度は音楽が聞こえずらい。

音楽をあげる。

すると、
おおおっ、ナレーションが聞き取りずらくなってしまった。

ナレーションを上げる。

どうしよう、
またまた現場音がダメだ。
またまた現場音を上げる。

そのうち、何がなんだか、
わけが、解らなくなってしまう。

そういうこと、ありませんか?

(続く)