そして、去年も振り返る。w
さっき、作品展も振り返りました。
【去年一年を振り返って】
ピコニコラではなくて、「私」個人が感じたこととして、まとまりもなく雑多に書いています。自分用の記録に。
思い返すと、去年は、(というかその前の年の暮れから)
ショックな事が続くはじまりだった。
私自身に降りかかったことは、そんなにしんどいこともなく穏やかだったんだけれど、若い頃とてもお世話になった恩師が亡くなったり、倒れたり、その他にも、動きが止まってしまうような大きなニュースが飛び込んできて、がっかりやらびっくりしすぎるやらが続いていて、混乱することも多かった年でした。
よくやったぜわたし。
そんな年に展覧会をすることは、決めてしまっていたので、やるしかなく、進んだのでした。
ほんとによくやれたぜわたし(2回目)
こればっかり言いたい。
いろんな気持ちを整理するの大変だった。
慎重に心を整えて、自分の作りたい世界と向き合って集中したけど、本当にやれるのか、分からなくなるような、やる気が一気に失せるような事ばかり、飛び込んできた1年だったから。
参ったなぁと思いつつ、その度に心を調整して、取り組んできた。こんなに掻き乱されつつ、自分のことに集中出来たのは良かったと思う。
初めに予定していた絵の数よりもだいぶ減らしたり、その分ひとつひとつにじっくり取り組むことに変更したり
人からの評価はどうだったかわからないけど、自分からの評価は今回はなかなか良かったので、それも良かった
びっくりなニュースが続いたからか、去年はいよいよ頭がおかしくなったかと思うほど頭の中でいろんな言葉が囁いた1年だった。参ったぜあれは。
それを振り払うのも一苦労だったけれど、体を休めたり、心と相談したりしながら、以前よりは上手に自分をなだめながら過ごす事が出来たように思う。
訓練になったし、それはとても良かった。
そんな年だったけれど、去年一年は、楽しいことも多かった。美術展によく出かけたり、色んな人の話を聴きに出かけた年でもあって、それがとっても良かった。幸せ。
ろう者でありながら写真家として活躍する斉藤陽道さんの話、メリーゴーランド店主の増田さんの話、絵本作家の荒井良二さんの話。
みんなみんな素晴らしい話だった。詳しくはここでは書かないけど、どんなことを感じて、どんなふうに生きてきたのか知るのは楽しい。
メリーゴーランドの壁に描かれた荒井良二さんと子どもたちの壁画。
特に印象に残った話というか、なんというか、
子どもの絵本専門店メリーゴーランドの増田さんの話。
四日間話を聴きにいって、その度にいろんなお話を聞かせて頂いたけれど、
その日は確か、日本の教育は、受験のための教育になってしまっている。それは生きる為の知恵ではないこと。というようなことを話されていて、海外の子どもたちが、どんな大人に育てられ、どんな環境で、どんな勉強をしているのか、少しだけ、聞くことができた。そんな環境があるのかと、正直羨ましく思った。
学びは本来楽しいことなのにねぇ。
大したことは出来ないかも知れないけど、私が出来ることを娘にしていってあげようと思った日だった。
テレビやSNSも見る時間気をつけなくちゃね。見始めるとなぜかずっと見てしまうし、時間だけ奪われるから、気をつけよう。
それより、散歩に出かけたり、美術展に行ったりしたい。美しいものに触れていたいな。
美しいといえば、荒井良二さんの世界。
展示することに対する考え方とか姿勢について語ってくださっていて
どんな風にその世界を作っているのか、生身の荒井良二さんを目の前にしてお話を聞けたのは、魂が喜ぶ出来事だったし、感動だった。
美しいものといえば、これも良かった。
去年の暮れに、娘が翻訳した映像を見さてもらった。
(ブログ内の日本語訳は娘のものと違います。YouTubeで検索して見つけたものです。)
チキンシェードの存在と歌は最高だったし、誇らしげに教えてくれる長女にも感激だったし、
肩身の狭い思いをすることについて、や、差別についても考えさせられて、勇気ももらえた。
差別ってあまり普段味わう事があまりないかもしれないけど、私はときどきある。
障害者手帳を見せて丁寧に対応してもらえる時もあれば、いきなり見下される時もある。
しっしっと追い払われるような仕草をされたこともある。
普段そんな話はあまりしないし、なんだかなと思うこと、怒りに震えることもある。
けど、そういう人は居なくならないので、気にせずに、私はのうのうと楽しく生きようと思う。のびのびやっていようと思っている。
風当たりは優しくなくても、環境や何かのせいにしないで自分なりに調整して責任を持ってやれば良い。
うまく出来なくて挑戦してみて、もしも出来たら何よりそれが嬉しい事なんじゃないかな?と思う。
あまり書くと疲れるのでこれくらいにしておこう。