虐待後遺症というのは安心感の障害だと思います。② | ピコニコラの屋根裏部屋〜植物療法と日々のこと。

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続けます。

 
最初にも書きましたが、
虐待後遺症というのは
安心感の障害だと思うのです。
 
 
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安心があれば前に進めます。
多少不安があっても進めるけど
不安でも大丈夫だと思えるくらいの
安定感や、自分を信頼する力があるのが
安全で、健全で、良いです。
 
 
 
 
あの
闇のように深くて暗い
真っ暗闇の光の一切ないような不安感
 
 
心を占領したままでは何も出来ないし
真っ暗闇は、歩くのには危険です。
 
 
 
先ほども書いたように、
一緒に居てくれる家族をはじめ、たくさんの人がかけてくれる声が、
私が歩く為の杖になり、助けてくれました。
 
たぶんこれからもそうなんだと思います。
 
 
 
未だに
朝は、不安感と、動悸と共に目が覚めて、
自分が何かやらかしたのではないかと?と、まずはそのことが頭を駆け抜けて、
あ、ちがったちがった。もう何も起こらない。
ここは安全なところなのだとハッとして現実に戻る感じです。
 
 
 
未だにそんなもんです。
 
 
これ、、治らないんだなぁ~って、
最近は思っていて、
 
 
治る治る!って希望を捨てないのも大事だけど、
治らなくて良いかなーと、
最近は思います。
 
 
不安を治すって、なにか変ですよね。
安心できるようになったら、自然と治っていくものだから。
自然に待とうと思います。
 
 
 
 
ある時、私は夫に言いました。
「じゃあさ、治るって言っても、あとドコを治せば良いんだろうね?日常生活は普通に送れるんだよ?
困ってるとしたら、解離してそれぞれの私の好きな服ややりたい事が少し違う位で。まあ、それが困るけれども。」
 
そうすると夫は、
 
「俺も、病気は絶対治る!って思ってたけど、
治らなくても、みんなが助けてくれて、それならそれで、
それの方が幸せなんかも知れないなぁ。」と言っていました。
 
 
ああ、確かに。
 
 
 
 
 

そんな、私の体験談でした。
 
長長、読んでくれて、ありがとうございます