小説「僕は勉強ができない」感想文 | ゆるゆるゆるっとぴっぴこぴ☆

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快!楽!健やか!超低燃費で綺麗を目指す!慢性腰痛(椎間板症、ヘルニア、血行不良、冷え)で
激しく動けないアラサーりこぴんです。
安くて栄養バランスの良い簡単な自炊と、
極軽い運動でゆる健やかな
ダイエット経過をご報告!

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)/山田 詠美
¥420
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出会いは13年くらい前。15回以上読み返してます。今も本棚のどこかにあるはず。

すごく面白いです。
言葉がすっと自分の中にしみこんでいきます。
共感できる、納得できる。主人公の人生の考え方が好き。
主人公は高校生。
大人と呼ばれる年になって早数年超えな自分でもこの本を読むと素直に「うん」とうなづけます。
なんといったらいいのか・・・納得のいく作品です。好きなんです。

表題作他収録の「分度器」がどうたらっていう作品も好きです。
辛いことを抱えた幼い日の主人公の言葉、
「三角形の角を足すと180度。ふたつで360度の転がる円になる。僕らはもう円になるための一つ目の角を手に入れているんだ」(角=辛いことの意)
確かそんな言葉だったとおもう。色々うろおぼえだけど大好きな言葉だ。
自分にハマる作品です。いい作品です。