痙攣のあと時間をもらい看護師さんに話を聞いてもらいました。
入院していたのは大学病院なので病気によって入院出来る日数が決まっている
(もちろん日数ピタで出される事はありません。病状、治療、転院先の受け入れによっては延ばしてくれます。)
今後どうしたらいいかも考えておきたかった。
紆余曲折あったけれどこの病院から次転院するのは看取るためだと思うしそれなら自宅から近い病院にしたい。
ただしそれは可能なのか。
今回のように痙攣を起こしたときなどに対応が素早く出来るところとすればやはりそれなりの病院なのか。
万に一つでも放射線で良くなりリハビリが出来るところに移すのか。
パターンはいくつかある。
でも、私は一つだけ譲れないことがありました。
まだ危篤でもないけれど、この病状が確定したときから検体に出したいとだけは思ってました。
家族、娘としてそんなことを考えるのはと思う方もいらっしゃると思います。
ただ、私がやりたいと思っていたのは検体ではなく病理解剖(剖検)だった事を義父に聞き知りました。
検体は健康な人の場合で医学生のため。
剖検は病状や珍しい病気の解明のため。
父の病気、組織球肉腫は頭蓋内に出来る事は非常に稀で国内での報告は数例。海外を合わせても十数例。日本名のない病気。なので診断書は悪性リンパ腫となってしまいます。
難しいだろうけど、次の人が助かる少しでも楽に生きられるように次への足がかりを作りたいと思いました。もしかしたら次は私かもしれないし。
そんな思いから受け持ち看護師のTさんに話をしました。
少しTさんは驚いてから、
「本当に良く考えてるね。まず転院はしばらくはないから大丈夫。まだ治療もあるし今後の目処は立てられないから。
病理解剖はここは大学病院だからもしものときは皆様に声をかけてるのね。
その時決めてくれたら、でも先生には伝えておくね。娘さんの気持ちは。
もし転院することになったら病理解剖はどうするかは相談して連携になるかもしれない。」
私の考えを知ってもらっていればその時が来た時にスムーズだと思う思って話ました。
まさか、そんな現実が翌日に迫っているとは思わず。いや、どこかでもう時間がないと思い始めてはいました。この日痙攣を起こした時の父の顔を見た時に気がつきました。
それでもまだ先だと思うきっと。数日かもしれない、1週間かもしれないでも痙攣が起きなくなればもっと…って。
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