古物市場でも新品や新古品が出品されることがあります。
これを目玉にして市場運営を行っている市場主もいます。
どういうものかというと…
- 外箱が雨などに濡れたまたは破れたプリンター。中身はダメージなし。
- 商品搬入時にダメージを受けた冷蔵庫
- 住宅展示場閉鎖のために放出されたシステムキッチン
- 室外機が若干のダメージを受けたエアコン
この世界にいる以上、お付き合いをしたほうがいいのが回収業者さん、解体業者さんです。
どこでも回収や解体の仕事はあり、一般の方はこの業者さんたちにお金を払って処分をお願いします。
その中でも再販できるものは我々古物商に回ってくるのです。
解体業者・回収業者=古物商ということもままあります。
私の場合ですが、メインの回収業者一社さんから週一で買い付けを行っています。いろんなものが出てきますが、大体は古物市場に回してしまいます。
回収屋さんにはいいものが入ったときはすぐに現金払いです。
解体屋さんですが、親戚がリフォーム会社をやっていることもあり、その経緯でお仕事をいただいたりしています。使えない家電などは回収屋さんへ無料で引き取ってもらえます。こういったものはリサイクル業者に売れます。
銅、鉄でできたものはいつでも回収ですw
1)価格を下げる
2)売れ残った商品をまとめて売る
メルカリやヤフオクで売れ残ってしまった在庫は古物市場で処分してます。
しかしどの市場でもいいかというとそうでもありません。
指値の高い市場で売れるような商材ではないので比較的何でもオッケー!的な市場で売るようにしてます。
まとめれば金額もはってきます。
また下位の市場でいいものが手に入った場合、高めに落札される市場に持って行くこともあるます。
特にブランドものは専門市場があったりするので、そういった古物市場に持って行くと利益が出ます。
例えばヴィトンのゴルフキャディバッグ
現在、リサイクルショップの大勢はおおむねヤフオクもしくはメルカリを販売チャネルとして利用しています。
どのリサイクルショップも店頭での販売効率が悪く、オンラインへの販売にシフトしています。
売上比率ですが、同業の方たちの平均値はオンラインでの販売が約5割、リテイルが後の5割。
しかし皆一様にオンラインでの販売を今後注力していくそうでうす。
その理由として
- オンラインでの販売がしやすくなっている。スマホ一つあれば出品から決済まで可能。あるデータによるとBtCの成長は横ばいか若干の下落、一方メルカリやラクマの出現でCtCは3割ほどのアップ。BtCがCtCに食われているようです
- 効率を考えると店を閉めて、オンライン販売に特化したほうがよい。「お客と話をしている時間があるなら一個でも出品したい」と知り合いのリサイクルショップ屋はいってました、ね。
- 場所を選ぶ必要がなくなった。田舎でもこういったオンラインでの販売は可能です。家賃の安い田舎で、在庫を大量に保有した業者が勝ち組のレールに乗ってます。
古物をやっている専業の先輩方と話をすると、とても刺激的です。
入れ墨入れていたり、または骨董好きが生じて古物商になったりと様々。
すきでやっている人もいれば否応なくやっている人もいます。
ですがみんな生き生きしてるかもしれません。
たぶん自殺なんかしないでしょうw
ある人は毎週日曜のみ店を開け、通常は買取をしているそうです。市場に荷入れをする際にお会いしたのですが、持ち込んだベッドを地べたに広げ、昼寝をされておりました。
なんと昭和か。
サラリーマンはすでに気楽な稼業とは程遠く、毎日プレッシャーの連続です。体や心を壊したり、はたまた自殺なんてことも頻繁にあります。だって3万人が自殺で亡くなってますもん。予備軍は数十万人といわれています。
僕が古物商になった理由ですが、サラリーマンの限界が見えたときでしょうか。外資系企業ですがクビになることは日常で、同僚も先輩も僕もクビ、そんな状況に何度も遭遇しました。なので外資系にいる人間は会社なんて鼻から信用してないんです。
なので、僕自身、いろいろな商売を見聞きし、研究し、いまの生業に到達しました。
中古品は買うのも売るのも古物市場があるのでいつでも換金可能です。当日に現金化されるので、在庫がある限りキャッシュリッチなことは確かです。
古物商を始めて分かったのはモノの価値は相対的である、ということです。
ある人には何百万円の価値はあっても、他の人には価値はゼロ、というかマイナス。
例えば、ある日お客さんから連絡があり、高級ソファーを引き取ってくれと言われました。急遽引っ越しでソファがでかすぎて引っ越し先に持ち込めなかったそうです。
うちはお客さんから無料で引き取り、古物市場で翌日10万以上の値で売りました。
結構こういう事例は実は多く、陶磁器やら香木やらで儲けが出たこともあります。メルカリとかヤフオクとかでもいいんですが、換金に時間がかかるので、プロは避ける傾向にあります。
若い古物商はオンラインでの販売をしてますが、骨董専門のオジサン、おじいちゃんは無理です。スマホで精いっぱい。そんな業界にニッチでも勝機はありそうです。

















