夫も私も穏やかなこどもだったらしいので、うちの子は一体誰に似たんだか。
ものすごく気性が荒いわけではありませんが、気に入らないことがあると、ところかまわず泣いて寝そべるからびっくりしちゃう。これもイヤイヤ期のせいなのでしょうか。
今日は公園に遊びに行ったのですが、またまた「んきゃー」となりました。
シャボン玉をしてみたら、ふーっと吹くところを食べようとする。破壊する。そして、液体でびちゃびちゃ、ベトベト。
あ~、もう、終わり。シャボン玉、終了。勘弁してー。
もちろん、娘の気が済むはずはなく、「ヤダ」、「ダメ(最近の新語)」。
返せ、返せと、芝生に寝そべって泣きわめいていたところ、かわいい視線がこちらに送られているではありませんか。
うちの子より少し大きい2歳くらいの子がみかんを握り締めて、じっと我々を見つめている。
そろりそろりとこちらに近づいてきて、みかんを差し出してくれました。我が子、泣き止む。
「眠いのね」
大人っぽい口調で一言。おっしゃま~。かわいいぞー。
みかんお姉ちゃまのお母さんもやってきて、
「みかん、どうぞ~。泣いてるって、この子が心配して…」
そうか、眠くて泣いていると思ったのか!きっと、ママがそういう口調で話すのね。
娘っ子はすぐさまいただいたみかんを食べて機嫌を直しました。人情って、ありがたい。
昨夜は絶対にパジャマを着ない娘ちゃん。
結局、素っ裸でおやすみになりました(眠ってからオムツとパジャマを着せました)。
今日の晩ごはんでは、こども用特別メニューには目もくれず、大人の中辛カレーをもくもく食べた娘ちゃん。
サツマイモの煮物は、一口食べて吐き出して、さらに投げ捨てました。なんで?あなたの味覚がわからない。
1歳8ヶ月、突入。日々、驚きの連続です。
うげーっと疲れ果てることもありますが、本当に面白い。
1歳って、こんなにもコドモっぽいとは思いませんでした。もっと赤ちゃんかと思っていました。
先ほどのこと、私は夕飯の後片付け。晩酌でダウン寸前、願わくば、このまま寝たいモードで横たわる夫に、お願い(彼的には、有無を言わせぬオーラで指示だしされた、といったところだろう)。
「分かる範囲でいいから、乾いた洗濯物しまって!」
すると、すーっとリビングからいなくなった娘が、両手で洗濯カゴを持って、えっちらおっちら運んできたではありませんか!!!
洗濯物って、分かるんだね。お手伝いしてくれようとしたんだね。
これは、うれしい驚き。母ちゃん、感動。
夫は娘と一緒に洗濯物を仕舞ってくれました(やらずに寝たらナニゴト言われるか分からないと思ったのであろう)。ありがとう。助かりました。そして、コドモより早く床につき、いびきをかいて眠ったのでした。「夜中2時や3時に目が覚めて、それから眠れなくなった」、と明日の朝、訴えてきても、そんなこたぁ、私には聞こえない…
