ついにあの人に会う。
と言っても、こちらが一方的にお話を聴きに行くだけ。いわゆる講演会ですね。私は多くの聴衆のなかの一人に過ぎないが、感慨ひとしお。
この日のために美容室に行き、根本からぴっちりカラーリングして(髪は少々切りすぎたが)、新しいワンピースも買った。私、張り切ってキレイにしていくの。
それもこれも、長年慕い続けた林真理子先生のため。先生、キレイになろうと努力する女の子が好きだから。
なんだ、林真理子かよ~と言うことなかれ。
そりゃあ、有名作家になると賛否両論があって、好き嫌い言われますな。著名人の定めだね。
とある男性は、私が熱く「林真理子のエッセイが最高なの!」と語っても、しれーっとしたもので、
「完全にオンナ目線(=オレ、一秒も共感できねぇ)」
「コンプレックスの塊」
などと極めて冷静に彼女のことを評していた。
でも、私は林真理子先生、大好き。思い返せば、先生の「美女入門」がきっかけで、エッセイというジャンルに開眼したね。
あぁ、数時間後にせまるナマ真理子先生。楽しみ。動く彼女ってどんなんなんだろ?話し声も気になるわ~。
そういうわけで、ここんとこ、林真理子強化週間、開催しました。
「グラビアの夜」って、いやーな話。
基本ポジティブ思考の私までをも、どんよりへこんだ気分にさせる。青年コミック誌のグラビア撮影の裏側って、本当にあぁいう世界なんすかね?あたし、絶対にかかわりたくないね。今までも、これからも、かかわる可能性皆無だから心配ないけど。とはいえ、面白いか面白くないかって言ったら、確実に面白い。あっちゅー間に読み終わる。好きだな、読みやすい本。やたらと難解な文章よりもよっぽど好きです。