毎度、結婚がらみの幸せ押し売りブログになって恐縮であるが、私が婚約指輪をもらったとき、光り輝くダイヤにうっとりする一方で、ほんの少しだけ残念だなと思うことがあった。
リングについてきた小袋である![]()
ジュエリーを買うと、保管用か持ち運び用の小さい袋が付いてくる。小袋なんて、ただの一度も気にしたことはなかったが、今までの人生で手にしたことのないゴージャスなリングを目の前にすると、どうも小袋が気になるのだ。リングに対して少々劣るというか、負けている。
リングが主役であって、小袋が存在感を出す必要もない。
が、一生に一度の…![]()
と、力が入る女子は些細なことも気になるようだ。
ジュエリーデザイナーを志す妹は、ありがたいことにお仕事をぼちぼち頂戴していて、近頃はお友達からの結婚指輪の依頼が多々あった。本当にありがたい。
そこで私は、「あんたのお友達に、リングの小袋つくるから
」と、でしゃばっていった。
世界に一つの結婚指輪に、世界に一つの小袋![]()
指輪だけでもうれしいけれど、例えば自分のイニシャルが入った小袋がくっついてきたら、もっとスペシャルな感じがするのではないか![]()
熱く語ったら、妹はひいていた。
どうも熱意だけが先行してしまう![]()
刺しゅうはいくらか上達したが、小袋となると手芸の能力も必要になってくる。私ときたら、どうやって小袋を作ればいいのかも分からなければ、ミシンも縫い物もほとんどやったことがない![]()
でも、どうしても妹の友達の結婚を、私も小袋でお祝いしたい
私も彼女のことを10年近く見てきたんだもん。
手先の器用なうちの母と刺しゅうの先生の教えのもと、処女作となる小袋は出来上がった
手芸というのは、こんなにも難しいのか![]()
申し訳ないくらい歪んでいるし、仕立ては悪いし、そもそも初めて作るものを人にあげようというのが間違っている気もするが、心をこめて作ったからね~![]()
Mちゃん、これが私の精一杯よ~、許しておくれ![]()
そして、末永くお幸せにね![]()
小袋が壊れたら、また新しいの作るからね。
小袋を作るだけでもいっぱいいっぱいで焦っていたのに、刺しゅうの先生は「リボン刺しゅうしてみたら
」と初挑戦となるリボン刺しゅうを提案してくれた。ピンクの花の部分です。常日頃、私の背中を押してくれる先生には大変感謝しています。
誰に頼まれたわけでもないが、妹のところで結婚指輪を作ってくれる方には、もれなく小袋を作ると決めました。
自分がこんなに小袋に入れ込むようになるとは思いもしなかった。
そんな私の意気込みに怯えている妹は、最近ブログを始めたらしい。
どうぞよろしくお願いします→COMOMO NIKKI

