■WiiM ProでAmazon Music Unlimtedを試す
なんとかWiim ProでQobuzを聴けるようになった。
そして、ふと思った。
WiiM ProでAmazon Musicも聴けるやん。
Qobuzを契約しているのであまり意識していなかったのだが、QobuzよりもAmazon Musicの方が音がいいみたいな話を聞くと、かなり気になる。
調べてみたら、ハイレゾが聴けるAmazon Music Unlimtedは30日間のお試し期間があるらしい。
これは試してみる価値がある。
さっそくAmazon Music Unlimtedに申し込んだ。
お試し期間終了後は、月額1080円らしい。
早速WiiM Proで音を出してみる。
WiiM HOMEアプリから音楽サービスとしてAmazon Musicを選択すると、ログインを求められるのでログインをする。
すると、「お気に入り」のタブには、QobuzとともにAmazon Musicの内容も表示される。
大昔にアマゾンからダウンロードで買った曲まで表示された。
「ブラウズ」タブには、プレイリスト、おすすめ等の項目が表示され、それをタップするとそれぞれの内容が示される。
「ブラウズ」タブの一番下に「設定」という項目があり、それをタップするとAmazon Musicの設定画面が開く。
といっても設定項目はとてもに少ない。
契約しているサブスクリプションの種類(自分の場合はUNLIMTED)、ログインしているアカウント情報のほかには、「露骨な表現をブロックする」と「Amazon Music HD/UHD」しか実質的には設定できない。
曲のタイトルの横に【Explicit】と表記されているものがあるが、「露骨な表現をブロックする」をONにすると、これに該当する曲が表示されなくなるのだろう。
そして、「Amazon Music HD/UHD」は文字どおりハイレゾ再生を行うかどうかの設定だ。
ここのスライドスイッチをONにして曲を再生してみる。
■Amazon Music HD/UHDの音質は良好
アルバムの表示自体はQobuzと大差ないが、曲の音質表示がHD、ULTRA HDと表記されている。
HDは、44.1kHz/16bitのいわゆるロスレス、CD音質のことで、これを超えるいわゆるハイレゾはULTRA HDと表記されているようだ。
ULTRA HDとはいっても96kHz/24bit以上の曲は少なく、大半が48kHz/24bit。
WiiM HOMEの設定の上限を96kHz/24bitにしている影響もあるかもしれないが、Qobuzと比較するとULTRA HDの割合、それも96kHz/24bit以上の曲の割合は少ないように感じた。
問題の音質であるが、同じFLAC形式なのだが、Qobuzとほぼ同じ程度に聞こえる。
少なくとも自分の環境では音質面での差は感じない。
曲数については、Amazon Musicの方が圧倒的に多いらしい。
確かに同じアーティストで検索をかけても、Amazon Musicでは古いアルバムまで聴ける。
料金もQobuzの3分の2程度なので、ハイレゾにそんなにこだわりがなくCD音質以上で聴ければいいという人には、かなり有力な選択肢になるだろう。
ただ、Amazon Musicの場合は、スマホ以外で安定的に鳴らせる再生環境がかなり限定的らしく、実質的にはWiiMシリーズくらいという話もある。
■Amazon Musicでも音切れ発生
自分もWiiM Proを使って、Amazon Musicをちゃんと再生できたと思ったのもつかの間、またあの症状が再発した。
今回は曲の再生開始から20秒後ぐらいに音切れが発生する。
どの曲を再生しても同じような状況だった。
試しに、QobuzをWiiM HOMEアプリとQobuzアプリの両方で再生したが、同じように音切れが発生する。
Amazon Musicでも音切れが発生するということは、やはりWiiM Proの問題だということが分かったのはいいのだが、どうやっても音切れが直らない。
WiiM ProでちゃんとAmazon Music HD/UHDが再生できることは分かったので、音切れは放置して、デスクトップ環境で鳴らしてみる。
■PCでAmazon Music Unlimtedを試す
そういえば、PCでAmazon Musicを聴く方法を知らなかった。
ウェブブラウザ経由で聴けるのは知っていたが、アプリはないのかなと思ったら、ちゃんとWindows版とMac版が用意されていた。
さっそくWindows版をインストールして使ってみる。
これも最初にログインを求められるが、ログインしてみると使い勝手自体は、ほかの再生アプリと大差はない。
アプリの設定は、右上の人型アイコンをクリックすると出てくる。
音質に関わる設定項目は少なく、「音質」を「自動」ではなく「HD/Hi-Res」にしておく。
その下の「ラウドノーマライゼーション」という曲の音量を揃える項目をONすると音が悪くなるらしいので、ここは当然OFF。
さらにその下に、「排他モードを有効にする」という項目がある。
これは、ここで排他モードの切り替えをするのではなく、項目の説明が表示されているように、ここをONにすると「排他モードが利用可能なデバイスをリストで表示」することになる。
当然ここはONにする。
出力先のデバイスは、曲の再生画面の右下にスピーカーの形をしたアイコンが表示されるので、ここをクリックするとデバイスのリストが表示される。
そのデバイスごとに、排他モードのスイッチが表示される。
自分の場合は、表示されたすべてのデバイスに「排他モード」のスイッチが表示されたが、排他モードが使えないデバイスだとこれが表示されないのだろう。
デフォルトになっているデバイスで「排他モード」をONして設定完了だ。
■排他モードになっているはずだが
曲を再生すると、画面の下に再生バーが表示され、そこに曲名等も表示される。
そこに黄色い文字で「HD」とかの表示も併せて出てくる。
この「HD」の文字をクリックすると、次のような表示が出た。

何と親切なんだろう。
最初の「音質」は、再生されているFLACファイルの音質だろう。
次の「端末の性能」が24bit/48kHzと表示されているのがよく分からない。
出力先のデバイスは、USB-S/PDIF変換のDDCで、24bit/192kHzまで対応しているはずだが。
最後の「現在」というのはデバイスから出力されている品質ということになる。
DACで入力スペックを確認すると、なぜか「48」と表示されている。
これはどうしたことかと思って、HDの曲からULTRA HDの曲に変えても、DAC側の表示は変わらない。
つまり、曲が切り替わっても出力されるビットレートが切り替わらず固定されているらしい。
もしやと思い、Windowsのサウンド設定で、標準デバイスになっているDDCの「出力の設定」の「形式」を確認すると「24bit/48kHz」となっており、Amazon Musicアプリ上で「端末の性能」と表示されている項目と一致する。
試しに、ここを「24bit/192kHz」に変更して、曲を再生すると、やはり「端末の性能」が同じく「24bit/192kHz」になり、DACの方も同じように「192」と表示される。
ということは、共有モードのままで排他モードが有効になっていないのか?
Amazon Musicアプリで曲を再生中にシステム音が鳴る操作をしてみたがシステム音は鳴らない。
ウェブブラウザでYou Tubeを再生しても音は鳴らない。
これはどういうことなのか?
■Amazon Musicアプリの「排他モード」は似非排他モード
調べてみた。
結論から言うと、Amazon Musicアプリで設定できる排他モードは不完全な排他モードであるということが分かった。
システム音などカーネルミキサー経由の音は出なくなるものの、完全にカーネルミキサーを回避しているわけではなく、Windows上で設定されたデバイス出力設定の形式は有効のままになっているらしい。
つまりは、Amazon Musicアプリから出力される音は、システム音の混合は防げるものの、デバイス出力設定の形式は有効のままで、出力される前に設定された形式にコンバートされた状態で出力される。
なんとも中途半端な仕様だが、以前は排他モードが全く使えていなかったらしいので改善はされているのだろう。
しかし、Amazon Musicアプリの「排他モード」は、カーネルミキサーを完全には回避できていないという意味で、ユーザーが期待する意味での排他モードではなく、「似非排他モード」と言わざる得ない。
このことが分かった以上、デスクトップ環境を中心に聴いている自分としては、排他モードが使えないAmazon Misicは選択肢から外れてしまう。
排他モードにしては何となく音にクリアな感じがないなと思っていたのは、見当外れではなかったようだ。
現時点では、デスクトップにストリーマーを入れる予定はなく、Windowsアプリで再生し、DDC経由でDACに出力するという環境なので、排他モードが使えないアプリでは困るのである。
これで音楽サブスクリプションは、Qobuzのままということになった。
Amazon Music方はお試し期間が終わる前に解約することになるだろう。
■WiiM Proの音切れが直った
前回WiiM Proで音切れが発生したときに、一晩経ったら直っていたので、今回も翌日にWiiM ProでAmazon Musicを再生してみたら、音切れが発生しない。
Qobuzでも何事もなかったかのように、普通に曲を再生してくれる。
もう本当に訳が分からない。
昨日との違いといえば、WiiM Proがスリープ状態から起動して、しばらく時間をおいてから再生を始めたことぐらいか。
そのやり方を試したら、次も音切れが発生しなかった。
WiiM Proが完全に起動して、準備が整う前に操作するとよくないのかもしれない。
まあ、明日になったらどうなるか分からないが、とりあえずWiiM Proでサブスクを聞くときは、焦らずちょっと時間をおいて操作することにしよう。
