■ドコモ、OCNからの書類
ぷらら光からドコモ光+OCNインターネットへの事業者変更手続きが終わり、案内があったとおりドコモとOCNから書類が送られてきた。
まず、申込内容の確認書類が送られてきた。
内容としては申し込んだ内容のとおりだったのだが、開通後1年間の概算料金が示されていて、開通後1年間特別割引として毎月550円が割引になっていた。
この特別割引の話は聞いていなかったので、送られてきた書類でその内容を確認すると、ドコモ光セット割の対象外のプランを契約している人向けに、ドコモ光の料金を1年間限定で特別に割引をしているらしい(ドコモ光セット割はドコモ回線の料金を永年割引)。
自分が現在加入しているドコモ回線の料金プランはドコモ光セット割の対象プランであるので、この特別対象外との記載がある。
それなら特別割引の対象とはならないはずだが、現在加入している料金プラン(カケホーダイプラン(ケータイ))自体はドコモ光セット割の対象プランであるものの、ドコモ光セット割の割引の対象が料金プランではなくはオプションで加入するパケットパックが対象となるとの説明をドコモ光の申込み時に受けていた。
ドコモ回線は音声専用で契約しており、パケットパックには加入していないので、結果としてドコモ光セット割を受けられない状態になっている。
この状態だと結局ドコモ光セット割の割引が受けられないことになり、ドコモ光セット割の対象外のプランと変わらなくなってしまうので、特別割引の対象となっているのかと思われるが、なにせ概算なので、初月の請求が来ないと実際に割引が受けられるかははっきりしない。
特別割引の対象だと事業者変更承認番号発行手数料+契約手数料がほぼ回収できるので、ちょっと期待している。
その後、OCNから「会員証」なるものが送付されてきた。
この「会員証」の送付について話はなかったはずだが、OCNの会員ID、メールアドレスなどが記載されている大切な書類だった。
さらに、ドコモから「開通のご案内」が送付されてきた。
これには開通日、ドコモ光ID等が記載されているだけで、特に開通にあたって接続マニュアルのようなものはなく、開通にあたっての一般的な注意事項が送られてきただけだった。
OCNの場合は、IPoE接続がデフォルトとなっている(ゆえに対応ルーターが必須)ため、基本的に自動設定だから、利用者側で何か設定する必要はないということか。
IPoE接続の場合、設定は自動で行われるが、IPoE接続は排他的なので、ドコモ光が開通する前にぷらら光のIPoE接続が廃止されている必要がある。
事業者変更なら、新旧事業者で当然に調整して開通前に従前のIPoE接続が廃止されると考えるのは甘いらしく、旧事業者側でIPoE接続の廃止手続きが取られていないことが原因で開通日になってもネットにつながらないトラブルが多いらしい。
そういう場合は、暫定的にPPPoE接続でインターネットにつないでおいて、その間にぷららにIPoE接続の廃止を確認すればいいということを自分は理解しているが、そうでない人の場合は、ネットにつながらない原因に見当すらつかないだろう。
とはいえ、ぷらら側の対応が気になったので、ぷららのMyPageを確認したところ、IPoE接続の設定状況のステイタスが「手続き中」と表示され、すでに変更ができない状態になっていた。
さすがに同じNTT系列、しかも来年度には強制移行が予定されている事業者同士ということで、このあたりはしっかり手続きがとられているらしい。
以前にもIPoE接続の設定変更の依頼をしたことがあるが、設定変更の手続きを行うとこの表示になるので、すでに廃止の手続きがとられているのだろう。
■開通当日
準備にだいぶ時間がかかったが、ようやく開通日を迎えた。
接続方式がIPoE接続なので、表面上は何も起こらない。
インターネットにはしっかり接続されているが、事業者変更後もVNE事業者もIPoE接続の方式もOCNバーチャルコネクトで変わらないので、回線が切り替わったのかどうか分からない。
とりあえず、OCNの契約状況を確認することにした。
OCNマイページにアクセスして、現在の契約を確認しようとしたら、ここでも二段階認証を求められる。
認証番号の送付先は母親が使っているドコモ携帯なので、電話で何とか母から6桁の認証番号を聞き出し、現在の契約状況を確認することができた。
契約状況の中で、「IPoEの提供状況」という項目があり、そのステイタスは「準備中」となっていた。
やはり、インターネットにはまだぷららで接続しているらしい。
その下に「IPoE(ホームゲートウェイ・無線LANルーター対応)」という項目があり、ここも「準備中」となっていた。
説明書きを読むと、これはおそらくHGW単体でIPoE接続が可能となる設定が準備中ということだろう。
そうなると、Wi-Fiルーターの設定を変えないといけなくなるが、現状では確認しようがない。
そういえば、OCNのメールの設定を行っていなかったことを思い出したので、この際やっておくことにした。
OCNからは、メールアドレスが1つ付与される。
ThunderbirdにOCNメールの設定を行ったが、これはあっさりと終了した。
設定が完了すると、すでにメールボックスにいくつかのメールが入っていたのが分かった。
事業者変更の申し込みをして程なく、メールは使えるようになっていたようだ。
さて、OCNでIPoE接続の準備が整うのはいつになるのか。
ネットでは1週間ほどかかるという情報もあるので、気長に待つことにする。
■開通翌日
開通翌日も特に何事も起こらないと思っていた。
夜にメールチェックを行うと、OCNからメールが届いていた。
広告メールかと思いきや、手続き関係のメールで、しかもIPoE接続に関するもの。
送信時刻は14時ごろ。
メールには「申し込みが完了しました」とあったが、何がどうなったのかはっきり分からない。
OCNマイページにアクセスすると、「IPoE提供状況」の項目は、「準備中」から「提供中」に変わっていた。
「IPoE(ホームゲートウェイ・無線LANルーター対応)」も同様で、すでにぷららからOCNへ切り替わっているようだが、インターネットの接続は維持されている。
HGWの状態を確認すると、「接続事業者提供ソフトウェア」に、ぷららでIP電話を開通したときに削除されたはずの「IPoE IPv4接続」が登録されていた。
あれ、Wi-Fiルーターの設定を変更していないが、インターネットにはつながっているようだ。
今度はWi-Fiルーターの設定を確認すると、「OCNバーチャルコネクト」モードに設定したはずがいつの間にか「v6プラス」モードに変わっている。
回線が変わり、Wi-Fiルーターの自動回線判定機能が働いて、モードが勝手に切り替わったのか。
ぷららでもOCNでも、Wi-Fiルーターの設定は「OCNバーチャルコネクト」モードにする必要があるので、手動で「OCNバーチャルコネクト」モードに設定を変更したとたんに、インターネットに接続できなくなった。
Wi-Fiルーターのランプが赤くなり、エラーが出ている。
一瞬焦ったが、以前にも同じ状態になったことを思い出した。
HGWに「IPoE IPv4接続」の機能が登録された状態だと、Wi-Fiルーターの設定を変更しない限り、Wi-Fiルーターが正常に機能しない。
Wi-Fiルーターを正常に機能させるには、Wi-Fiルーターの設定をルーターモードからブリッジモードに変更すればよい。
この状態だと、Wi-Fiルーターのルーター機能は停止することになるのでルーター機能はHGWが担うことになる。
Wi-Fiルーター本体のスライドスイッチでルーターモードからブリッジモードに設定を変更し、Wi-Fiルーター再起動をすると、無事にインターネットにつながるようになった。
ただ、今までHGWとWi-Fiルーターのネットワークを別に設定していたので、PC以外の機器もインターネットにつながっているか確認する必要がある。
これからはHGWのルーター機能を使うことになるので、HGWの設定画面でIPアドレスの払い出し状況を確認した。
すでにIPアドレスが19個払い出されているので、機器側でIPアドレスを自動で取得できていればネットワークに接続されているはずだ。
機器のネットワーク接続状況を確認していくと、テレビがインターネットにつながっていないことが分かった。
テレビはいわゆるスマートテレビで、配信で映画や動画をしこたま見ているので、ネットにつながっていないと困る。
テレビのネットワーク設定を確認すると、ネットワークには接続されているが、インターネットに接続されていない。
テレビのIPアドレスが、Wi-Fiルーターから払い出された古いIPアドレスのままになっており、新しいIPアドレスを自動で取得できていないことが原因のようだ。
Wi-FiルーターのLANポートに接続していたLANケーブルをHGWのLANポートにつなぎ直したがうまくいかない。
それではということで、テレビを再起動させるとIPアドレスが更新され、インターネットにつながった。
この他にも、PCからNASにつながらなくなったが、NASに払い出された新しいIPアドレスを特定し、NASにつながるようになった。
DHCPサーバー機能を持つルーターを変えた場合は、接続側の機器を再起動なり、電源抜き差しなりして、IPアドレスを再取得させるといいようだ。
深夜の作業になってしまったが、機器がネットワークに接続されていることを確認したので、最後に回線速度を測ってみると、なんと下りで500Mbps程度出ている。
OCNは回線速度が速いと聞いていたが、1G回線で実行速度がここまで出ているのならホクホクである。
■なぜか速度が出ない
その後、HGWの通信ログを確認してみた。
今使っているAtermのWi-Fiルーターでは通信ログを確認することができないが、HGWがルーターとして機能するようになったので、HGWの通信ログを見てみた。
そうすると、「障害情報」として、一部のLANポートのリンクが一時的に切れていることが分かった。
数秒間リンクが切れ、またつながるということが、数時間ごとに起きていることが確認できた。
以前もこういう状態になったことがあるのだが、その頻度がちょっと多いようだ。
思えばHGWの再起動なんてしばらくやってないことに気づいたので、HGWを再起動してみることにした。
そうすると頻度は減ったものの、1日に数回はリンク切れが発生している。
この程度の頻度であれば使用に支障はないと思うが、あまり気分がいいものではない。
HGW再起動後、改めて回線速度を測ってみると、測定した時間帯が違うということはあるものの、速度が出ていない。
夜のゴールデンタイムだと150Mbpsに届かない。
ぷららの時でさえ、これ以上の速度が出ていたのに、ちょっと残念な状態となっている。
回線速度は絶対的な速度より安定して速度が出ていることの方が重要だと思っているので、1日を通して100Mbps以上速度が出ていれば、実用上支障はないのだが、OCNということで速度アップを期待していたところはある。
もう少し速度が出るといいのだが、HGWの設定見直しで何とかなるもんだろうか。
■初めての事業者変更を終えて
25年も使ったプロバイダーを乗り換えるのがこんなにも大変だとは思わなかったが、初めての事業者変更を何とか終えることができた。
以前ぷららの時に行ったPPPoE接続からIPoE接続への変更の経験がかなり役に立った。
現在使っているWi-Fiルーターの仕様なので仕方がないのだが、HGWの状況にかかわりなく、Wi-Fiルーターのルーター機能を使えるといいのだが。
まあ、Wi-Fiルーターをローカルルーターモードで使うという方法もあるようだが、これだとHGWと二重ルーターになってしまうので、やはりブリッジモードで使うのが無難だろう。
今使っているHGWがもうまもなく12年目になろうとしているので、経年劣化によるHGWの不具合が心配だ。
次に光回線を契約することがあれば、10G回線の導入を検討してもいいかもしれない。