■とりあえずソニーブランドのディスク確保

今年の初め、ソニーのレコーダー生産終了がアナウンスされた。

新型がずっと出ないなどそんな雰囲気があったので、やはりかと思った。

ソニーのレコーダーを抑えようかと思ったが、このアナウンス以前からかなり高くなっていたのでやめた。

それより問題はディスクの方である。

パナソニックがディスク生産から撤退してからというもの、どこのディスクを買っていいのか分からず、しばらくディスクを買っていなかったので、手持ちのディスクがなくなっていた。

慌てて、ソニーブランドのBD-Rをまとめて購入した。

CMCかRitekあたりのOEMというのは知っていたが、これが一番まともそうだったからだ。

4年分ぐらい外付けHDDに保存したまま放置してあるカーリングの試合が大量にあるので、ディスクに焼かなくちゃと思っていたが、その後久々の引越しとなってしまい、その作業は棚上げになった。

 

■ディスクが足りない

最近になってようやく重い腰を上げ、ディスク焼きを始めたが、カーリングの試合は1試合約3時間あるので、シングルレイヤーのディスクだと1枚に1試合しか入らない。

デュアルレイヤーのディスクでも2試合だ。

保存してあるカーリングの試合を全部焼くわけではないが、それでもかなりの枚数が必要となり、手持ちのソニーのディスクでは明らかに足りない。

いちおうソニーのディスクが売っているか確認してみたが、少数売ってはいるもののプレミア価格になっており、国産ディスクならまだしも台湾製のOEMにプレミア価格を出すほどではない。

では、どこのディスクを買えばいいのか。

調べてみると、Victor、マクセル、Verbatimくらいしかましなものがないことが分かった。

まあ、どのみち作っているところは同じなので、あとはレコーダーとの相性と価格だ。

カーリングの試合があまりにも多いので、今回はDLディスクを選択、価格も考えてVerbatimの4倍速ディスクを購入した。

いつものようにスリムケース入りを30枚確保。

これだけあれば間に合うだろう、足りなければ追加購入すればいい。

 

■初めてのダビングミス

そこから古い順にディスク焼きの作業を始めた。

レコーダーは6年目に入ったソニーのBDZ-FBW2000である。

これまたいつものように、DRで保存してある番組を複数選択して、容量確認を行い、少し足りないくらいなら、1番組のみXSRに圧縮して容量を調整して、ダビングを始めた。

しかし、である。ここで初めてダビングミスに遭遇した。

具体的には、特定の番組のダビングが途中で止まってしまい、先に進まなくなる。

仕方がないので、ダビングを途中で中止すると、当然ここまで書き込んだ分の容量は減る。

原因がディスクにあるのかどうかわからなかったので、もう一度チャレンジしても、また同じところでダビングが進まなくなる。

どうも録画データの方に問題があるらしいが、実際にどの部分に問題があるか判然としないし、分かったとしてもその部分だけカットするのもできない。

 

ここでAIさんに聞いてみた。

解決方法を要約すると、まとめてダビングするのではなく1番組ずつダビングするか、圧縮変換してディスクへの書き込み速度を落として、レコーダーの負荷を減らすということだった。

それならということで、ダビングに失敗したディスクを使って試してみると、たしかに1番組ずつダビングすると、問題の箇所でダビングが止まらないで最後まで書き込める。

圧縮変換をしても同様にうまくゆく。

テキトーなこと言うことも多いAIさんだが、今回は役に立つじゃないか。

少々手間だが、1番組ずつダビングすることにした。

圧縮変換をすると時間がかかりすぎる。

しかし、ダビング自体はうまくいったのだが、BDクローズのところで問題が発生。

BDクローズが終わりかけのところで、「BDクローズが終了しませんでした」というメッセージが出るディスクが3枚ほどあった。

ディスクの中身を確認すると、ちゃんと保存した番組は再生できるし、ディスク管理というメニューも表示されない。

レコーダーだけでは不安なので、BDプレーヤーでも確認したが、ちゃんと再生できる。

どうもBDクローズ(ファイナライズ)自体は成功しているようだが、そのあとのチェック、確認がうまくいかず、BDクローズの確認ができないと判定され、終了しなかったというメッセージが出たようだ。

 

しかし、これまでも同じようなカーリングの試合をディスクに焼いてきたが、こんなエラーが出たのは初めてだ。

ダビングでミスがあった記憶がない。

たしかに、BDの時代になって使ってきたのは、国産TDK、国産パナソニックと当時の鉄板ディスク、それもほとんどシングルレイヤーディスクしか使ってこなかった。

AIさんにいわせると、ディスクの品質だけというよりも、レコーダーとの相性、ディスクがDLということが大きいということだった。

 

■今後買うべきディスクは

ダビングミスで3枚無駄にしてしまったので、ディスク27枚でもダビングが終わらなかった。

ここで、違うブランド、違うロットにして、相性が分からないものを買うよりも、傾向がつかめているVerbatimのDLディスクを最初と同じところで追加購入した。

傾向はわかっているから、1番組ずつ焼いていったら問題なくダビングが進む。

かなりの枚数を残して、ダビングが終了した。

 

問題は、今後どのディスクを買うべきかということだが、ブランド選択の前に、以前からそうしていたように基本的にはシングルレイヤーディスクを使う、時間の関係で枚数を減らしたいカーリングの試合のようなものだけDLを使うことにする。

ブランドについては、まあそんなに大差はないが、価格とレコーダーとの相性という点で、Verbatimになるだろうか。

中身がVerbatimと同じじゃないかといわれているVictorを高い価格で買うのは気が引ける。

コピーワンスの番組はともかく、ダビング10の番組がほとんどであるから、ダビングに失敗したら焼き直せば問題はない。

保存の重要性が高いものだけ、虎の子のソニーブランドのディスクを使うようにしよう。

この運用なら、まあ10年後でもディスクが読めないということは避けられるのではないかと考えているが、実際のところはその気になってみないとわからない。

コストと時間のバランスを考えた時にはこのあたりが落としどころとしていいのではないか。

 

■昔焼いたディスクの確認

この機会に昔ダビングしたディスクのチェックをやっておくことにした。

目的は、BDクローズ(ファイナライズ)していないディスクを今のうちにBDクローズしておくことだ。

いつレコーダーが壊れて、BDクローズをしていないディスクが読めなくなるともわからないからだ。

そういえば地上デジタル放送になってテレビと併せて初めてBDレコーダーを買ったのは、2009年だった。

一番古いディスクも2009年でそろそろ20年が経とうとするが、TDKのBD-Rに焼いたディスクは何の問題もなくディスクを再生することができた。

あまり記憶になかったのだが、使っていたディスクはTDK、SONY、パナソニックといった当時鉄板と言われたメーカーの物ばかりだった。

基本的にBD-Rのシングルレイヤーディスクを使っていたが、一部50GBのデュアルレイヤーのディスクやレコーダーへのムーブバックを想定してBD-REディスクもあった。

BD-RはほぼBDクローズしてあったが、容量を残していたディスクは未クローズのものがあったので、BDクローズを行った。

信頼性のあるディスクを使っていたので、現時点でディスクが読めないものはなかったが、さてあと10年たったらどうだろう。

音楽CDも20年は問題なかったが、30年たったらPC用のドライブでは読み込みエラーが出るディスクが出てきたので、支障が出てくるとしたら30年ぐらいたった後か。

 

■まだ買えたソニーのレコーダーを押さえた

この件があったので、レコーダーを改めて調べてみた。

実質的にはパナソニック一択となっているが、HDMI映像音声分離機能がないとばかり思っていたが、最高級機でなくとも中級機以上なら、HDMI端子が2つあり、映像と音声が分離して出力できることが分かったのは収穫だった。

さらによかったのは、今使っているレコーダーの後継機であるソニーのBDZ-FBW2200がパナソニックのレコーダーでHDMI映像音声分離機能があるものより安い価格でまだ入手できるのが分かったことである。

しかし、大手量販店の扱いは間もなく終了という在庫状況だったので、予定よりは購入が少々早くなったが、BDZ-FBW2200を買ってしまった。

 

現在のFBW2000の方はもうしばらく使う予定だが、次のレコーダーはパナソニックにしないといけないと思い込んでいたので、喜ばしい状況となった。

あと6年から7年はソニーのレコーダーを使うことができる。

そのころには、テレビも買い替えなので、それまではソニーとテレビと一緒に使うことができる。

テレビとレコーダーのメーカーが同じというのは何かと使い勝手がいいのである。

 

ソニーのレコーダーが力尽きた時、レコーダーは市場に残っているのか、パナソニックが孤軍奮闘してまだ作ってくれているのかはわからないが、入手できるとしても今より価格が上がっていることは間違いない。

その時の状況でどうするかを考えればいい。

いまから考えていても仕方のない話である。

 

■書込み型光学メディアの終焉

CD-Rの登場に衝撃を受け、DVDレコーダーの便利さに驚いたのも今は昔。

スゴ録以来ソニーのレコーダーを4台(FBW2200で5台目)使い続けてきたが、そろそろ録画用も含めて、書込み型の光学メディアはその終わりが近づいてきた。

PC用はPCそのものにディスクドライブがなくなり、すでに5インチドライブは見かけなくなった。

今はサードパーティーメーカーが外付けスリムドライブを細々と販売している状況。

録画用ですらレコーダーの需要が激減しているので、あとはパナソニックがどこまでがんばってくれるかというところだ。

 

テレビ自体がない家庭が増え、オンデマンド配信が主流になってもテレビ放送自体がなくなるのは考えにくいので、放送を録画するということは残るのだろう。

そこに光学ディスクの姿はなくなり、HDDではなくSSD内蔵のレコーダーが残るのかもしれない。

そうなったらなったで、そのレコーダーを使うのかどうかということである。

ベータの時代からテレビ番組を録画してきたものとしては、その時の機器と自分自身に合わせて、どうするかを選択するだけなのだろう。

ただ、従来型のレコーダーについては、ディスクがなくなった時点で意味がなくなるので、どうしてもレコーダーを使い続けたいと思ったら、レコーダーの予備機やディスクをストックして使うようになるのかな。

ただ、なるべくいい品質で映像を見たいというところは変わらないので、テレビは使うだろうけど、放送の保存にどこまでこだわるか、それはその時になってみないとわからない。

10年くらいの先を見て、今できる、今しておいた方がいいことは、やったのかなと思っている。