【心の話】年老いた母親との安心の距離感 | 感謝の毎日•心を整えたら幸せがやってくる♪

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UMIカウンセラーの三輪みかです。
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 こんにちは。
 
 
UMIカウンセラーの三輪みかです。

 

 

 

私の周りには、年老いたお母さんのことで困っている人が、ちらほらいます。

 

 

 

今回は、小耳に挟んだ母親と息子のお話です。

 

 

お母さんは70代半ばで、軽く認知症を発症しています。

 

 

もともと心配性の人だったそうですが、最近は、

 

 

「あなたの身に良くないことが起こっている」


「悪い人に追い回されて困っている」

 

 

など、実際には起きていないことを話すようになったそうです。

 

 

 

認知症によって、頭の中に浮かんだことを現実のこととして受け止めているのでしょう。

 

 

その息子さんは、とても優しい人です。

 

 

お母さんから電話があると、できる限り応えようとする。

 

 

会いに行って、一緒に買い物をしたり、話を聞いたりする。

 

 

 

お母さんが自分のことを心配してくれているのだから、その気持ちに応えてあげたい。

 

 

妄想だから違うよ、と言っても分かってもらえない。

 

 

だから、実際に会って、一緒に過ごして安心させてあげるしかない。

 

 

そんなふうに考えているようです。

 

 

 

でも、この息子さんにも家庭があります。

 

 

子どもが二人いて、まだ一人は赤ちゃんです。

 

 

だから、お母さんのことばかりをしてあげる訳にも行かないのが悩みのようです。

 

 

 

実は、お母さんには他にも二人の子どもがいます。

 

 

ところが、他の兄弟は、お母さんから電話があっても、適当にあしらったり、あまり真面目に取り合ったりしない。

 

 

 

結果的に、この息子さんだけが、お母さんの相手をしています。

 

 

もちろん、認知症による妄想は本人が意図的に作っているものではありません。

 

 

 

けれども、お母さんが不安になったときに、この息子さんが必ず来てくれるという関係ができているとしたら、

 

 

その関係は少し考えてみる必要があるのかもしれません。

 

 

 

この話だけではなく、

 

 

「お母さんが困っているのだから、行ってあげなくてはいけない」

 

 

そう思っている人は、案外多いのではないでしょうか。

 

 

 

実は、私もそうでした。

 

 

母から電話があれば、車で30分くらいのところだったこともあり、行って相手をしなくてはいけないと思っていました。

 

 

それが娘の役割であり、親孝行なのだと思っていたのです。

 

 

 

そんな私がUMIを学び始めたとき、母親との関係について書き出しをすることになりました。

 

 

 

そこで、私はルミさんに聞いたことがあります。

 

 

「親に依存していない状態って、どんな状態ですか?」と。

 

 

 

すると、

 

 

「会いたいと思えば会いに行く。会いたくないと思えば、罪悪感なく断れる状態」

 

 

と教えてくれたのです。

 

 

 

私は、とても驚きました。

 

 

会いたくないと思ったら、行かなくてもいい。

 

 

「え? それでいいの?」

 

 

と思ったのを覚えています。

 

 

 

 

でも、それが親のためでもあるのだと教わりました。

 

 

何でもしてあげることが、親を大切にすることではない。

 

 

子どもがいつでも助けてくれる状態が続けば、

 

 

親もまた、自分でできることまで子どもに頼るようになってしまうことがあります。

 

 

これは、認知症であるかどうかに関係なく、親子関係の中で起こることがあります。

 

 

 

また、

 

「お母さんが困っているなら、私が何とかしなくては」

 

「私が行ってあげないと」

 

「私が支えてあげないと」

 

 

そんな気持ちの奥には、

 

 

「私が役に立たなければ」

 

 

という思いが隠れていることもあります。

 

 

 

そして、親もまた、

 

「子どもの心配をしてあげることで、自分の存在価値を感じている」

 

逆に

 

「呼んだらいつでも来てくれることに存在価値を感じている」

 

ということがあるのかもしれません。

 

 

 

どちらが悪いという話ではありません。

 

 

ただ、お互いが「相手のため」と思ってしていることが、実はお互いの依存を強くしていることがあります。

 

 

 

だからといって、年老いた親を放っておけばいい、ということでもありません。

 

 

認知症の人には、本人にしか見えていない世界があります。

 

 

その世界を頭から否定するのではなく、

 

 

「そう感じているんだね」


「怖かったね」

 

 

と、その人の感じていることを尊重する。

 

 

 

その上で、

 

 

「今日は行けないよ」


「今はできないから、また明日ね」

 

 

と伝える。

 

 

 

必要であれば、家族だけで抱え込まず、介護サービスや専門職の力も借りる。

 

 

そんなふうに、親を尊重しながらも、親の人生まで背負わないことが大切なのだと思います。

 

 

 

 

私の友人にも、認知症になったお父さんがいました。

 

 

そのうちにせん妄が始まりました。

 

 

お父さんが話す不思議な話を、

 

 

「今日こんなこと言ってたよ」

 

 

と、私たちにも面白そうに話してくれていました。

 

 

 

否定するのではなく、その世界をそのまま受け止めていたのです。

 

 

お父さんは最後まで穏やかで、周りの人からも愛されていました。

 

 

そんな風に親をさせてあげられる、というのが素敵な関係だ、と思いました。

 

 

 

親が年老いていくと、「私がしっかりしなくては」と思うこともあるでしょう。

 

 

でも、親を大切にすることと、親の人生を背負うことは違います。

 

 

相手の気持ちを尊重しながら、自分の生活も大切にする。

 

 

それは冷たさではなく、親子がそれぞれの人生を生きるための正しさであると思います。

 

 

 

それが、親との間に新しい安心の関係を作る一歩になるのかもしれません。

 

 

どんな状況であっても、私たちにできるのは、相手を変えることではなく、自分の捉え方と関わり方を見直すこと。

 

 

親も自分も、それぞれの人生を生きていい。

 

 

その距離感が、かえって親子を穏やかにつないでくれるのだと思います。

 

 

 

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この世の中で、いちばんの味方は自分です
自分が自分に寄り添うことができたら
もう寂しくはありません。
この自分で大丈夫と思えたら
新しい世界に踏み出すことが出来ます。
そんなお手伝いが出来たら嬉しいな、と思います。
 

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