こんにちは。
三輪みかです。
少し前の新聞の特集に、
子離れ 心構えを 今こそ「自分磨き」の時
という見出しで記事が出ていました。
子離れ・・・・の文字に魅かれて読んでみたら、まさに今の私に必要な情報で、切り抜いておいたんです。
とっくに子離れしないといけない年齢(親子ともに)なんですけれどね。
まだお互い離れてないな~、って思う所があるので反応してしまいました。
その記事の中に、 空の巣症候群 って言う言葉が出てきていたので、
それで、空の巣症候群について少し調べてみました。
空の巣症候群は、子供が育って、親の手がかからなくなった時に起こりやすい、一過性の うつ の症状を指して言うのだそうです。
症状としては、虚無感、無気力、無関心、自信の喪失、寂しさ、不安感、食欲がない、眠れない、何をしていても急に涙があふれる、肩こり、頭痛、吐き気など。
う~ん、色々あるな。
やっぱり、鬱の症状に重なるけれど、更年期の症状にも似ていますね。
私の知人も、出ていくとは思っていなかった息子さんが、遠く他県の大学に出て行ってしまった時には、
半年くらい、毎日泣いていたそうです。
半年も!!
って、思ったけれど、思い出すとどうしても涙が出てきてた、と言っていました。
何で?どうして??あんなに仲良かったのに、
寂しい、悲しい って言うのが、頭の中をぐるぐるしていたそうです。
それくらい、育児熱心で真面目だった、ともいえるのですが、UMI的に言うと、
子供との境界線が引けていなかった・・・・、となるのでしょうか。
(お耳が痛いw)
普通に考えたら、大学進学で他県に行くのはよくあること、ですものね。
その後息子さんはその県で就職して、結婚して、そこに家を建てて住んで居て、子供も2人居るそうです。
そして今、夏休みなんで、家に家族で来てるんだって。
(それでもそばに居てくれたら・・・って、今でも思うらしい。)
自分は境界線が引けていなくても、子供の方はさっさと出て行った。
お互いに依存しているパターンもあるけれど、このパターンも時々私の周りにはあるんですよ。
お母さんが、その子に対しての出来る限りの世話を焼く。
そこまでするの??くらいに。
または、何でも話をして、相談し合って頼りにする。
そういう子の方が、子供の方から切り離してくるような気がします。
母親を困らせないように、怒らせないように、上手に正当な理由で距離を置く。(進学や就職など。)
あんなに過保護にして、どうなっちゃうんだろうね~??って言われて居た子が、案外親離れが早かったりするんです。
このままじゃいけない、って、子供の方が思うのかな?
子供の方に、その心理を聞いてみたいです。
で、母親の方も心配してたら、離れて行って、案外スッキリした、って言う人が多いのも事実。
周りはたいていそんな感じで、なんのかんの、境界線を超えまくっても結局上手く行っている(ように見える)ので、
それで上手く行かない人と、一体何が違うんだろう??って思うことも有ります。
話は逸れましたが・・・・、
空の巣症候群になった時、またはならないための方法。
新聞記事によると
習い事や趣味を始める
ペットを飼う
適度な運動をする
ボランティア活動
これらが提案されていました。
私はこの中で、ペットを飼う、だけっていうのは、どうかな??って思うんだけれど・・・。
ペットロス、っていうのがありますからね。
あれも、なかなかキツイらしいです。
皆さん、口をそろえてそう言いますから。
新たな空の巣症候群を生みそうです。
でね、結局は、自分のやりたいことを見つけて、自分の為に生きる。
自分に時間もお金も使う。
今まで外に向けていた目を自分に向ける。
自分だけを見る。
これに尽きるかな、と思います。
それには、いままで子供が居たから、って制限していた事、全部やってみたらいいです。
あと、人生でやり残したくない事も。
子供の頃、やりたかったけれど、諦めたもの。
今からだったら遅い、っていう物、殆どないんじゃないかな?
その中から、趣味だったり、生き甲斐が出てきたらいいですよね。
あと、社会的なつながりも。
あ、これ、子供が巣立つ前から全然やってもいいんです。
むしろ、その方が子供も自由に動き出しますから。
UMI以前、入ってからも、自分に集中する、って、どんな風なんだか、イマイチ ピンと来ていなかったけれど、
今現在、UMIの勉強が本格化してきて、自分に集中せざるを得ない事が続いています。
(このブログもそうだけれど)
これが、自分に集中することか・・・・って、体感する毎日。
で、周り(家族)が困っているか、っていうと、そうでもなくて、むしろ以前よりもノビノビしているように見える。
家族は前よりも協力的になりました。
あっちもこっちも、周りの事が気になる、心配になるって言う人こそ、これ、やってみて欲しいな~。
他所の人の心配はいいから、自分に集中。
空の巣症候群にならないためにもね。
いつも笑顔でいる為にも。