お札の話 | ペッターの話

ペッターの話

延々と1人でブツブツやってる

まだ手にしていないが

近い将来に野口さんは消えて

北里さんになるのだろう。

前回のお札変更の時は中学か高校か

それくらいの頃だった。

当時は別に夏目漱石のファンではなかったが

千円札といえば夏目漱石だと思っていたので

しばらく野口英世には慣れなかった。

五千円札や一万円札は

出会う機会がなかったので

大して違和感もなかった。


夏目漱石と野口英世は

私からしたら全く似ていないと思うが

人によっては混同しているらしい。

大逆転裁判に出てくる夏目漱石の髪型が

野口英世にソックリなのも

勘違いしてキャラクターデザインしたことが

キッカケだったと何かで読んだ。

私の会社にも、漱石先生と一緒に写る

私の写真を見て

「野口ですね!」

と言った人がいた。夏目です。


そういう意味では北里さんは

全く違う人相なので

間違えられることもないだろう。

いや、漱石先生と野口英世も違うんだけど。

医者という意味では野口と近いかな。


ネットで問題になっているのは

やっぱり諭吉。

2回連続で一万円札に選ばれているので

それこそ我々世代からしてみたら

一万円札といえば諭吉以外にあり得ない。

それ以外の世界を知らないで生きてきたら

突然の栄一。

今後は彼が一万円札の単位になるんだろうか。


お札の肖像画になると

知らなかった人でも名前と顔は覚える。

新渡戸稲造とか、名前と顔しか知らん。

漱石先生に対しても長年その認識だった。

知ってみたら面白かった。

福沢諭吉も樋口一葉も

北里柴三郎も津田梅子も渋沢栄一も

知ってみたらもっと愛着がわくかも。

と思って学問のすゝめを読んでみた。

挫折した。難しいや。


野口英世については、小6のスキー教室で

福島県へ行った際に

野口英世記念館へも行った。

赤子の頃に囲炉裏に落ちて

左手が火傷でグーの状態になってしまったこと。

その左手を治してもらったことがキッカケで

医者を目指したこと。

ガーナで感染症にかかり亡くなったこと。

これだけは何故か鮮明に覚えている。

漱石先生と同じ時代を生きている人だが

海外に行ってて関わりは無かったと思う。

これだけの知識だけど

お札の人物の中で漱石先生についで

2番目に詳しく知ってる人。

他の人を知らな過ぎる。


そういえば樋口一葉は、漱石先生のお兄さんと

縁談の話があったとかなんとか。

なんも役に立たない知識ではあるけど

日常がちょっとだけ楽しくなる。

だからやっぱり、新しいお札の人についても

知っておくべきだよなぁ…。