選挙 | ペッターの話

ペッターの話

延々と1人でブツブツやってる

投票にはなるべく行くようにしている。

政治については正直何も分からない。

というか、誰が選ばれたって

どうせ何も変わらないと諦めている。

少なくとも良くなることはないだろうし。

私の1票が何かを変えるとも思えない。

ただ、若者の投票率をあげることには

一応貢献はできるだろうから

毎回、投票用紙の書き心地を堪能しながら

適当な名前を書いて出す。


まだ小学生の頃だったと思うが

祖父に連れられて一度投票所へ

足を運んだことがある。

弟と3人で遊びに連れてってもらう前に

投票所になってるどこかの学校へ寄った。

「選挙は行かなきゃダメだよ」

と教えられた。

祖父は選挙へ行く人だったんだと思う。


一方、母は行かない人だ。

恐らく一度も行ったことがないだろう。

自分が初めて選挙へ行こうとした時

用紙が届いてないかと母に聞いたら

「えっ、行くの!?捨てちゃったかも」

と驚かれた。

行かないのは100歩譲って良いとして

政治への文句は一人前に言う。

あれがダメだのこれがダメだのと

酒を飲みながら知ったかぶりで撒き散らすのは

本当にカッコ悪い。

政治に意見して良いのはちゃんと

投票へ行った人だけだと思う。


だから私は投票に行く。

別に政治に対して文句を言わないけど

文句を言う権利を持っている

というだけでも母とは違う気がする。