![アポフィライト](https://stat.ameba.jp/user_images/20161216/08/pianosapphire/42/4f/j/o0420030413822336781.jpg?caw=800)
多種多様で素敵な石がたくさん採掘されているインドより、非常に美しいアポフィライトが届いております。
その姿かたちは天使のように見え、またハートを象っているようにも見えます。
お米の粒が立ったような犬牙状の結晶はきらきらと輝き、そのうちの幾つかのものは中にきれいな虹を携えています。
石のことを心から愛する心優しいバイヤーさまより、ツインハート用にセレクトしていただいた美結晶です。
クォリティーは非常に高く、慈愛に満ちた素晴らしいアポフィライトですよ。
ピンクに見えるのはスティルバイトと呼ばれる鉱物で、アポフィライトと共生してひとつのクラスターになっています。
そのスティルバイトの色がアポフィライトに映り込み、クラスターがやさしいピンク色に染まっているように見えます。
アポフィライトの結晶は比較的大きなものは乳白色で、小さなものはどれもが透き通り瑞々しい透明感に溢れています。
小さな結晶たちは内面反射を起こし、水面の如くきらきらとした光のハーモニーを映し出しています。
その姿は何とも言えないくらいに美しく、眺めているだけで心が満たされ、とても幸せな気持ちになってくるほどです。
徳島の聖地で天の光をたくさん入れていただきましたので、真に光の通った石がどのようなものか、その目でぜひ確かめてくださいね。
この石を眺めていると、自らの心の中から水面の煌めきのように細やかな愛の感覚が、全身に広がっていくのを感じます。
でもなぜ私たちは、日常のあらゆる場面で苦しみばかりを感じ、なかなか愛を感じることが出来ないのでしょうか。
その理由はただひとつです。
傷つくことへの恐れから、本当の自分の素のままの心を知らず知らずのうちに閉ざしてしまっているからです。
しかし、真に美しいもの、愛らしいものを目にしたとき、心の扉は開こうとします。
喜び、希望、ときめきなどの抑えようのない気持ちが、内からあふれてくるからなのですね。
ですから、感じているその愛は自分以外の何ものかに与えられたものではなく、元々あなたの内側に在り続けたものなのです。
愛は誰かから与えてもらわなければ感じることが出来ないものであると、私たちはそのように考えがちですが、胸に広がる愛の感覚のもっと深くを感じてみると、実際はそうではないことが分かってくると思います。
誰かに与えてもらわなければ…という考えは実は幻想であり、本当は心を開いて愛した分だけ感じられるものなのだという真実を、この石から滲み出る慈しみの光を通して知っていただきたいと思います。
人は誰かの心のやさしさやあたたかさに触れたなら、自らの愛でそれに応えようとするものです。
しかし、そうして相手の愛に応えることが出来るのは、初めからそれだけのものを持っているからに他なりません。
でも、自分から愛を率先して発するのは皆苦手なのですね。
ですから、あなたがそう望んでいるように、誰もが先に誰かの愛を感じてから心を開こうとして、周囲の様子を伺っているのですよ。
愛に満ちた世界の創造は、あなたから始めることが出来ます。
それにはまず自分から真っ先に心を開いて、内なる愛を光り輝かせて惜しみなく発していくことです。
そうすれば周りの人々もそれに応えてくれることでしょう。
でも過度な期待はしないようにしてください。
期待という名の条件は、叶わなければ愛そのものの純粋さを曇らせてしまいます。
もしあなたの愛に十分に応えられない人が居たとしても、過去に何か辛い出来事があって、まだ心を上手に開くことが出来ないだけなのかも知れません。
そういう時はその人の心の傷が消えゆくときを、心静かに待っていてあげてください。
物事には時間をかけてゆっくりと変わっていかなければならないこともあるものですからね。
このアポフィライトも気の遠くなるような年月を経て、ゆっくりと成長し、ここまで美しくなりました。
その慈しみに満ちた光の美しさは、見る人すべての心の奥へと届けられることでしょう。
それをどれくらい感じ取ることが出来るかは人それぞれですが、感じているその感覚は紛れもなくその人自身の心の愛のぬくもりなのです。
その愛のぬくもりを無条件に解き放つことができれば、それはこの宇宙に調和してすべてのなかに溶け込んでいきます。
このアポフィライトはいつも愛に満ちた表情で、静かにそう教えてくれますよ。
高さ 28mm 幅 48mm 奥行き 46mm
重さ 43g
インド産
※台座は撮影用のため付属しません。