今日は弾き合い会に参加しました。
参加した建物は
戦災、震災を乗り越えてきた二葉小学校は、昭和4年の学校建設に際して、地域の子ども達のためを想った近隣住民の方々から、寄付や住居移転など多くの協力を得た経緯があります。校舎にはその並々ならぬ地元の熱い想いが残っています。
HPから引用
この新長田は阪神淡路大震災で火災でなかなか火が消えず街が炎に包まれた地域です。
私はその頃新長田は行ったことがない地域で、今回当時を知る参加者さんはこの地域も震災で随分と変わったとおっしゃってました。
地域の人が避難された場所で
木や人の温もりのあるそんな建物でした。
アーチの丸みが温もりを感じます
震災が起きた時はまだ独身で、住んでた家も半壊で、それもあり実家は転居しました。
余震が怖くて、家が潰れるんじゃないかと、兄と手を繋いで一緒に寝た記憶があります。
私は建築系の仕事で被害の応対など大変で、会社に泊り込み、人手が足りず全国各地からお手伝いにきて下さり、その頃は今思うとあっと言う間に時間が過ぎてたように思います。
兄は神戸市の行政に携わっていたので、自転車で神戸まで行きしばらく帰ってきませんでした。
当時は水のいらないシャンプーなんかありましたね
会社でもバイク乗れる人は、身動きの取れない社員に物資を届けたりと助け合いの精神でした。
命を失った人、家族を失った人、友を失った人、家を失った人…
誰も罪はないのに自然災害は気持ちの持っていきようもなく恐ろしいです。
今日はここに足を踏み入れた時、亡くした友を思い出してました。
神戸出身の方が出演者さんの自然を題材にした素晴らしい演奏を聴き涙ぐみ、弾く前に震災のお話をされたり
主催者様がここでずっと開催されたかった夢が叶い、参加者さんの一体感を感じる雰囲気で
それこそ学校の音楽の授業という感じでした。
私も今日は、少しでも上手く弾けたらいいな、間違えたらどうしよう!緊張するなど余計なことを考えず、亡くした友に聴いてもらう気持で演奏しました。
そうするといつもより穏やかに演奏できた気がします
ヘンデルのシャコンヌとシューマンのアレグロ再現部の手前まで弾きました。
終わった後、
ヘンデルのシャコンヌ凄くよかったです、いい曲ですね!と声を掛けていただき、
友に言ってもらえた気がして天国で喜んでくれたかな?とちょっと嬉しかったです
KAWAIの温かみのある音色のピアノ、程よく響いて凄く気持ちよかったです
ピアノ弾き終わったら何故かお腹減りますよね!
一度行ってみたかったお好み焼き屋さんへ
長田といえばぼっかけですよね(牛すじのことです)
美味しいけど、お友達とこれ足らないよね?と(笑)クレープより生地が薄いかも
焼きそばも食べればよかった
ビールはストピ弾くので諦めました
ストピで何回かピアノを交代で弾き
満たされないお腹は飲食に2時間程度と大きく書かれたカフェでワッフルを食べました。
2時間超すだろうというおばちゃん?おばあちゃん集団が何組かいたので、この張り紙に納得
実は三連休で
弾き合い会→レッスン→弾き合い会とピアノの日々です。
明日は、発表会以来初めてのレッスン💦
シューマンのアレグロを初めて見てもらいます。
自分がどれだけ楽譜しっかり読めてたか楽しみ半分怖いです