お客様のご希望でチェコ共和国から空輸したペトロフP194Storm黒艶モデル、旅立ちが明日に迫りました!
東戸塚Sala MASAKAでも音楽の愉しみを提供している同モデル。到着をご家族で心待ちにされています😊

 

PETROF P194 Storm Black High Polish

Discacciati Piano Bench Mod.105

 

 

弾力性を保ちつつ輪郭のある発音にハンマーを整音、2mクラスのグランドピアノらしい迫力の響き...。この若さ溢れる豊潤なサウンドが今後どう成長するのか楽しみしかない一台です✨

 

それでは出荷調整の模様を公開、展示するだけでなく幾度も精密な調整を重ねることでピアノは製品から表現豊かな「楽器」に成ります。

 

ベッディングスクリューの点検、鍵盤を指先で小突きながら浮きをチェック&調整。

 

弦合わせの確認、各ハンマーが同じ位置に弦跡がつくように。

 

整えられたハンマーは並びも綺麗です👍

 

ハンマーにあわせて各アクションパーツも適切な位置に調整。

 

ジャックと擦れるローラースキンにテフロン処理、上質な弾き心地が生まれます。

 

ジャック前後位置の調整をしていきます。

 

続いてジャックの上下、高さを微調整します。

 

繊細な弱音やトリル・連打に関わる接近調整。

 

ハンマードロップ(戻り)も再度チェックを。

 

白鍵&黒鍵の高さを改めて精密に均しました。

 

.0.2mmほど深く変化した白鍵にパンチング紙を補充。ピアノは生きもの、常に状態は変化します。

 

ハンマーストローク(打弦距離)を再設定。

 

黒鍵の深さをアフタータッチで点検、パンチング紙を補充しました。

 

ハンマー打弦時のストップ位置を15mmでリセット。

 

連打に関わるスプリングを調整して整調完了!

 

image
A=443Hzで出荷調律、拾う程度でOKでした👌
 
image

針を刺してハンマーの弾力性、音質を調整。

 
image
3弦とハンマー先端が同時に接するよう微調整、微弱音にも輪郭が宿ります✨
 
image
ハンマーフェルトの表面を綺麗に処理、艶やかな音質に。

 

最後にダンパーの動作、掛かり、ストップレール、ソステヌートを点検して出荷調整が完了です👍

 

均整のとれたアクション&鍵盤、新品こそ変な癖がつかないように入念な精密調整が必要。何事も最初は肝心です。

 

蝶番のネジを一本ずつ増し締め、スイス製ポジドライバーを使用します。

 

入念に調整したアクションが運搬中に狂わないよう固定。

 

内部はクリーニング済、PETROFの美しいフレーム!

 

外装もクリーニング、PETROFの重厚感ある黒艶✨

 

大きな天屋根をワックスで艶々に磨きました♪

 

右側面に「PETROF」ロゴが映えます✨

 

PETROF社推奨、イタリア製ピアノベンチMod.105を開梱しました。

 

浜松の職人が製作した特注木製インシュレーターをご用意。

 

プレップアップ作業完了報告書とメーカー保証書をご用意、専門店として納品後も技術サポートに努めてまいります。

 

チェコの名器&それに相応しい付属品の準備完了!

 

あとは運送会社の引取を待つばかり🚚どうかオーダーされたお客様に喜んで頂けますように...🙏

今回も納品現場に立ち会いますので後日レポートをお楽しみに😌

 

ペトロフピアノ専門店&輸入元

株式会社ピアノプレップ公式HP

納品事例はこちらから!

お客様のペトロフご紹介