毎月教室で発行しているニュースレターに掲載しているコラムを、

 

こちらにも転載いたします。

 

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練習する子の育て方

 

 「たとえスムーズに弾けていなくても、がんばっているのだと思う。」

 

 


発表会が目前に迫って、

 

慌てている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

なかなかスムーズに弾けない様子を見ていれば、

 

練習不足を叱責したくなることもあるだろうと思います。

 

 

けれどもそこでひと呼吸して、

 

まずは今出来ている所を、

 

認めてあげていただけたらと思います。

 

 


今の仕上がり具合がまだまだであったとしても、

 

とにかく何とか弾けているのは、

 

その子が練習をしたからです。

 

 

練習量は足りていないかもしれないのですが、

 

本人としては「練習した」という気持ちでいるのかもしれません。

 

 

ならば、

 

「もうちょっとたくさん練習すれば、

 

もっと上手に弾けるようになる」、というのが、

 

その子にとっては納得感のある言い方に、

 

なるのでではないかという気がします。

 


自分でももっと練習しなければと思っているのに、

 

なかなか出来ない場合もありますから、

 

そういう時は声掛けをしてあげたり、

 

練習に付き添ってあげたりするのも、

 

とても良いことだと思います。

 

 

そんな対応が、

 

真剣であるのと同時に明るいものであれば、

 

子どもにとっても、

 

ちょっと特別な楽しい時間になるかもしれません。

 

 

発表会に向けての親子での特訓が、

 

良い思い出のひとつになったら素晴らしいですよね。

 

 


練習出来ても出来ていなくても、

 

ピアノを続けていて、

 

まして発表会にも参加するというのは、

 

十分にがんばっているということなのだと思います。

 

 

大人の思う、

 

「練習している」という基準とは違うかもしれませんが、

 

まずはその子なりにがんばっていることを認めて、

 

その上でもっと練習できるように対応していきたいですね。

 

 


究極的なことを言ってしまえば、

 

私たちはプロの演奏家ではないのですから、

 

間違えたって良いのだと思います。

 

 

音楽を楽しんで人生をより豊かにするために、

 

ピアノを学んでいるのなら、

 

間違えないことより、

 

楽しむことを考えましょう。

 

 

 

ピアノは間違えないために弾くのではなく、

 

楽しむために弾くものです。

 

 

この教室の発表会は、

 

生徒さんたちを励まして育てる場だと考えています。

 

 


練習を通して、ピアノが弾ける喜びと自信をさらに大きく育てましょう!(^^)!
 

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