16分音符のオクターブの連続を、
当たり前みたいに弾いている生徒さん。
さすが中学生男子だと、
感心してしまいます。
上手になったなぁと感慨深く思うのと同時に、
こんなに弾けるなら、
弾き切れる曲を選んで丁寧に弾くことに、
目覚めてくれないだろうかと、
思ってもしまったりもします。
(・・・なんて、
これは大人の勝手な気持ちなのでしょうね。)
何しろ今弾いているのは、
難しいポピュラーの曲の上級の楽譜で、
本人いわく、「これじゃなきゃダメ」なのだそうです。
せめて中級のアレンジにして、
完璧を目指す方が良いのではないかと、
ピアノの先生としては思ってしまうのですが、
中学生男子の「かっこいい」の基準からすると、
中級はあり得ないらしいのですね。
実際まだ途中からはたどたどしくて、
本番が迫っているので、
「半分までにしとく?」、ときいてみると、
「ダメ」。
「後半は前半と同じ伴奏にする?」、ときくと、
それも、「ダメ」。
それで、「間に合いそう?」ときくと、
「わかんない!」
と答えるのですから、
もう笑ってしまいます。
うん、そういう〇〇くん、好きかも、笑。
本番でどんな演奏になるかは、
まだ想像がつきませんが、
この子のことですから、
残り少ない時間で、
全部かっこよくしてくるかもしれません。
発表会はこの子自身の舞台ですから、
この子の意志で思った通りにやってみるのが、
良いですね。
ピアノが上手なことを自信にして、
この子の中学生活が、
より良いものになってくれたらいいですね。
小さい頃から見ているこの子が、
より楽しく歩んでくれたら、
本当に嬉しいなと思います。
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