昨年12月からレッスンを始めた生徒さんは、
まだ小さいですが、やる気満々でレッスンにやってきます。
自分のやり方のある子なので、
レッスンでも自分のペースを崩しません。
ちょっと弾いては休憩して、
それからまたちょっと弾いて。
自由で天真爛漫でかわいいのです、笑。
とはいえそればかりでは何も伝えられませんから、
いわゆるレッスンのペースに少しずつ持っていくのは、
私の課題ですね。
「〇〇ちゃんは上手になってきたから、
これもできるんじゃない？」
みたいにその気にさせながら、
少しずつ、少しずつ。
レッスンの時間がもったいないといえばその通りなのですが、
でもこの子にはこの子の学び方があって、
いつも通りの自分のペースで、
気に入ったものを学ぼうとしているのですよね。
ならば気に入ったものを増やしながら、
「言われた通りにやってみるのもいいかも」
みたいな気持ちを育てていくのも、
良いのではないかと。
とにかく読譜力をつけることだけは、
意識していなければいけませんけれども。
小さい身体いっぱいに溢れさせているのは、
自分を成長させようとしている気持ちです。
その気持ちのピアノへの向け方を、
少しずつ伝えていけたらいいですね。
意欲があって好奇心いっぱいで、
自分の意志をしっかりと持っているこの子が、
納得しながら成長して、
ピアノを楽しめるお姉さんになっていく様子が、
楽しみです。
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