合唱コンの伴奏、燃えますよね。
今年も真剣に取り組んでいる中3の生徒さんは、
弾きにくいところなどを、いつも自分から言ってくるのです。
「ここはもっと滑らかに弾きたいんですけど、
どうしたらいいですか?」、みたいに。
手の動かし方や、意識の向け方を変えると、
弾きやすくなることは多いですから、
そんなことを話してからやってもらって、納得すると、
ああ、なるほど、と。
もっときれいに弾きたい気持ちを、
自分自身の意欲として意識しているのですね。
今回のレッスンで、
左手の16分音符が荒くなっている気がしたので、
「ここ、いつもより大きく弾いてる?」ときいてみると、
「そうなんです。
学校の音楽の先生がここは大きくって言うんです」
と教えてくれました。
「でも私は、その先生の言うこと、
あんまり信頼してないんですけど」、とも。
とはいえ、盛り上げ気味にいくのも一つの解釈だし、
何といっても合唱コンは学校の行事ですから、
そこは先生の意見に従うのが良い判断というものでしょう。
でもそれで荒っぽく聞こえてしまっては元も子もないので、
音量を上げた上で丁寧に弾いていくのが良さそうですね。
別の角度から音楽を見たら、
今までとはまた違った美しさが、
立ち現れるかもしれません。
中3で受験勉強も大変になっている中で、
ピアノにも全力のこの子には、
音楽の神様がたくさんの課題をくださいますね。
それはもちろん私への課題でもあって、
一緒に考えてさらに進んでいけるのが、楽しいです。
ふるつかピアノ教室 ホームページはこちらです。
http://www.furutsukapiano.com/
ポチッと応援していただけたら、すごく嬉しいです。
↓