いつも本当にがんばっているなぁと、
感心してしまいます。
ものすごく綺麗な曲を練習している生徒さんです。
綺麗な分難しくて、
楽譜の通りに弾くのはちょっと大変なので、
少し簡単にアレンジしているのですが、
それにしたって、
音域は広いし、16分音符も３２分音符もあるし。
けれどもがんばり屋さんのこの子は、
３２分音符の部分を、
かなりスムーズに弾くようになってきました。
もちろんこれだけの曲を完璧に弾くのは、
それは大変すぎるというもので、
出来る限りがんばってくれればそれで良いと思っているのですが、
練習している間に身についているものは、
きっと大きいのだろうとも思っています。
この子には、
この子なりの審美眼みたいなものがある気がします。
たとえ弾きやすくても、
そこに引っかからない曲は、
この子にとって弾きたい曲にはならないのではないかな、と。
ならば綺麗な曲を綺麗だと感じるこの子自身の感覚を、
やはり大切にしていきたいですね。
この子にとって幸せなピアノとの関わりを、
ゆっくりと作っていきたいし、
そのための挑戦を一緒にしていけるのが嬉しいです。
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