「クリスマスと来年の夏の発表会の曲が決まった」
と生徒さんが言いました。
わ、すごい！
「何の曲か教えて教えて」、と言ってみると、
これがなかなか難しい曲で、
特に次の夏にと言っている曲は、長さのある大曲でもあります。
「難しいから、ちゃんと練習しないと弾けないよ～」
と言ってみると、
「うん、わかってる」、と。
テキストの進度から考えれば、
無謀なチャレンジではあると思うのですが、
でも、ピアノ大好き少女に大進化を遂げた今のこの子にとって、
大切なのはこの意欲を育てることですね。
「じゃあ、がんばろう」ということで、曲名をメモして、
まずは今年の夏の曲を、
がんばることにしました。
来年になれば、また他の曲に気持ちが移るかもしれないし、
実際どうなるかはわかりませんが、
大変でもがんばって弾きたいという気持ちが出てくるのは、
すごいことです。
実際、指使いを見ながら丁寧に弾くようになったこの子は、
2年前くらいとは比べ物にならない位のスピード感で、
１曲を弾けるようにしていくようになっていますから、
がんばる、という言葉にも現実感がありますね。
この子の心に響いた曲たちは、
この子のピアノをぐんぐん育てて、
この子の毎日に、さらに自信と明るさをもたらしてくれるのでしょう。
楽しみですね。
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