先日保育園で劇をやったという、年中さんの生徒さん。
その中で歌った歌を、発表会でも弾きたいと言っていて、
それはいいかもと思っていました。
ところがいざ楽譜を作り始めてみたら、
指くぐりをしてポジションの移動をするか、
伴奏を入れることを諦めて、
左右の手でメロディーを弾くことになることに、気づきました。
全くメロディーだけというのは、
テキストも２巻に進んでいる今の進度から考えて、
ちょっと寂しいです。
指くぐりはすぐに覚えるでしょうから、
やってみても良いのですが、
５指のポジションで弾ける素敵な曲は他にもたくさんあるし。
それで、一応これも聞いてみてね、という感じで、
５指で弾けるちょっとかっこいい曲を弾いてみたら、
すぐに気に入ったようです。
わりと有名な曲ですから、
聞き覚えがあったのかもしれません。
知っている曲だとテンションが上がるというのは、
小さい子どものあるあるですね。
今すぐこの曲に決めることもないのですが、
とりあえず少しやってみたら、
すぐに最初の４小節くらい弾けてしまって、
さすがの読譜力に、超感心。
ピアノの先生目線から言えば、
発表会でかっこよく決められるこの曲は、
なかなかお勧めでもあるので、
やる気満々の様子に嬉しくなってしまいます。
いつもよく練習してぐんぐん伸びているこの子が、
舞台の上で初めてのソロの曲をかっこよく演奏して、
さらに自信を深めてくれるのが、今からとても楽しみです。
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