「この曲上手に弾けそうだから、もう1曲弾いてみる?」
ときいてみると、
すぐにうなずいています。
あまり感情を表に出す子ではないのですが、
ちょっと嬉しそうな様子を見て、
提案してみて良かったなと思いました。
実は先週の面談の時に、
お母さまが教えてくださったことがあるのです。
発表会の曲選びで、
候補の中から気に入って選んだ曲ですが、
いざ楽譜を見てみたら2ページしかなくて、
ちょっと気落ちした様子だったのだとか。
長く弾くのが良いわけではないけれど、
提案された曲のページ数に、
自分の実力はこの位だと思われているのだなと感じてしまう気持ちも、
分かりますね。
そこで気持ちが下を向いてしまったら、
それはかわいそうです。
それですぐに今回の提案になったのですが、
「帰ってくるなり、もう1曲弾くことになったと教えてくれました」
と、お母さまがすぐに報告してくださいました。
やはり嬉しかったみたいで、良かったです。
今練習している曲に加えてもう1曲やるとなれば、
もちろん今より大変になるし、
それぞれの曲の完成度は、
1曲だけの時ほどは高くならないかもしれません。
でも、もう1曲挑戦することで自信や意欲が増すのであれば、
それは何より大事なことなのではないかなと思います。
危うく気づかずにスルーしてしまう所だったこの子の気持ちを、
伝えてくださったお母さまに、感謝です。
レッスンで分かることは限られていて、
保護者の方のご協力あってこそ成り立つものなのですよね。
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