毎月教室で発行しているニュースレターに掲載しているコラムを、

 

こちらにも転載いたします。

 

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練習する子の育て方 

 

「意欲を持続させるための仕組みや刺激はやはり必要。」

 

 

何事もそうだと思いますが、

 

ピアノを上達させる力となるものは、本人の意欲なのだと思います。

 

 

「上手に弾きたい」「きれいに弾きたい」「上手になりたい」という気持ちがあるから、

 

毎日の練習を続けられるのですよね。

 

 


ピアノを始めた最初の頃は、

 

新しいことへの興味と、すぐに上手になれるのではないかという期待とで、

 

意欲満々です。

 

 

でもしばらく経つと、そんなに簡単ではないことも分かってくるし、

 

毎日練習することの大変さも分かってきて、

 

意欲が落ちてくるというのもありがちなことですね。

 

 

読譜力やある程度のテクニックがついて、

 

弾きたいと思った曲に手が届くようになってくれば、

 

ピアノへの取り組み方も安定してきますが、

 

それまでは意欲を持続させるための仕組みや刺激が、

 

やはり必要なのだろうと思います。

 

 


レッスンノートを使って毎日の練習の記録をつけたり、

 

certificateを貼ったりすることは、

 

それぞれ意欲を持続させるための仕組みで、

 

上手く機能すればそれなりに力になるのではないかと思います。

 

 

とはいえやはり毎日のことというのは、

 

惰性に走りがちでもありますね。

 

 


そういう意味で分かりやすく意欲を上げるものは、

 

やはり発表会ではないかと思います。

 

 

目に見える目標を作って、がんばろうという気持ちになってもらうことは、

 

発表会の大切なねらいのひとつなのですね。

 

 

もちろんそれが負担になって、ピアノが嫌になっては元も子もないので、

 

全ての生徒さんにとって良いとは言い切れないと思いますが、

 

意欲を維持してさらに高めていくためにも、

 

積極的に活用していただけたらと思います。

 

 


それ以外にも、

 

ピアノを習っているお友達と今練習している曲の話をしたり、

 

お友達同士で弾き合い会をしたりするのも良い刺激になると思いますし、

 

親戚のお家に行った時などに弾いて褒めて頂く経験も、

 

意欲のもとになるのではないかと思います。

 

 


子どもの意欲、やる気というものには、

 

波もあるし場合によってはしぼんでしまうこともありますが、

 

仕組みを作ったり意識して刺激を与えたりすることを通して、

 

育てることが出来るものだとも思います。

 

 

意欲を育てるために、出来ることを色々やっていきたいですね。

 

 


練習を通して、ピアノが弾ける喜びと自信をさらに大きく育てましょう!(^^)!

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