「向こうはマイナス15度だったんです」と教えてくれる生徒さんは、

 

たった2時間前に、学校のスキー合宿から帰ってきたばかりなのです。

 

 

雪もすごくて、帰りのバスは所々徐行運転だったのだとか。

 

 

雪国から帰還してすぐにレッスンに来るのですから、

 

素晴らしい意欲だなぁと感心してしまいますね。

 

 

 

さすがにお母さまに車で送っていただいたということで、

 

自転車を飛ばしてくる普段より手も冷たくなっていないし、

 

いつも通りに始めるレッスンは、合宿中のブランクを全く感じさせません。

 

 

前回教えた外声の出し方に気を配って弾いているので、

 

聞かせたい旋律がよく響いているし、

 

装飾音の入れ方もきれいです。

 

 

 

素敵だなと思うのは、

 

ディミニッシュのアルペジオをいかにもそれらしく、

 

不安定でちょっと不気味さも感じさせる色合いで表現している所。

 

 

音楽のとらえ方にどんどん深みが出てきているのを感じます。

 

 

 

大抵のことでは休むという選択肢を持たずに、

 

レッスンの日には当たり前にやってくるこの子にとって、

 

ピアノはもはや人生の一部なのではないかな。

 

 

ピアノのある人生は、楽しいですね。

 

 

 

 

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